イマージンシーメデイカルテクニシャンの授業その③ | アメリカおばさんのブログ

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アメリカの学校の先生と日本語学校の補習校の先生をしています。教育のこと、習慣の違いに驚いたこと日々感じたこと、起こったことなど独り言を書いてみたいと思っています。趣味は料理です。

朝9時20分にメールを開けると、『本日の大学の授業は午後一時から』というメールが大学から来ていた。このメールは息子のところにもきているけど(たぶん朝はメールなんて見ていないかも)と思って息子に確認の電話をしてみた。
電話は息子から絶対来ない。久しぶりの電話だ。
やっぱり。10時10分からの授業に行くつもりだったようだ。

大学は「宿題は高校のときと比べたらずいぶん大学の方が楽だ」といっていた。確かに大変だそうだけど、高校のときは朝の7時30分に始まっていた。(今は授業の時間が変わって8時からになったけど、当時は7時30分に始まっていた)スクールバスは6時45分頃に来るので朝6時には起きなくてはいけない。高校のときはぎっしり7科目そして宿題がそれぞれ出た。
だから宿題の為に明け方まで起きて宿題とか、寝ないで勉強ということがあった。
今は娘の話だと、セミスター制が変わって、一日に授業の時間が長くなった代わりに一日の科目も一日ごとの順番になり少なくなったそうだ。

でも大学は寮から授業の教室まで歩いても行けるし、バスも無料で出ている。バスを一台ミスしてもどんどん次から次へとバスは来る。
大学の授業は一番早い授業は9時30分からだ。だから明け方まで勉強していても寝る時間があるんだそうだ。
それに一日に授業数は多いときで3科目、少ないときは1科目しか無い。
けれども、水曜日だけは夜の9時まで授業がある。ほら、例のイマージンシーメディカルテクニシャンの授業。この授業は6時から9時まで。そして金曜日は3時から5時まで。

でも、
この間の日曜日は午後3時から夜中の11時までの授業だった。なんと休み無しの8時間授業!
この授業は実際に病院に行って実体験。それも息子たったひとりの授業。救急病院だからのろのろしていられない。どうやら個人授業だそうだ。この実体験をしないと単位が貰えないんだそうだ。

大学の寮からこの大きな病院は少し離れているし、日曜日の夜はバスもこの病院までのは出ていないので、旦那が息子を8時間。病院の待合室で待って、帰りは寮まで車で送って行った。

夏だったら運動になるので歩かせるけど、この病院から歩いていくとしたら40分は寮までかかるそうだ。雪道、零下10度、ときには零下18度を歩かせるのはね。

息子は8時間ぶっ通しの授業。夕食を食べていなかったので腹減ったとのことで、息子にご飯を食べさせて、旦那が家に帰って来たのは夜の1時30分だった。

もし車を持っていない息子のような子はどうするんだろう?タクシー利用かな?

この実習がもう一度2月にあるそうだ。たまたま旦那が出張から帰っていたので今回はよかったけど今度は私が8時間待たなくてはいけないのかな。