日曜日の夜
長女が部屋から出てきて。
「かばちゃん!ごめんなさい!!」と、顔面がガチガチになりながら何かを後ろに隠してめっちゃ謝ってきた。
…これは、すげーやばいことしやがったな。と思い。
「やだ!なんだか知らんけど、許したくない!!」と言うと。
「…ほんと。ごめんなさい!ごめんなさい!!」と言いながら。。
給食の白衣を出してきた。
「えええーーー?これ、明日学校に持っていかなきゃいけないやつじゃん!これから洗うの?アイロンかけるの?絶対間に合わないし!!」とプンスカすると。
「はい。そうです。…間に合わないです…。ごめんなさい」と、ペコペコしまくる長女。
くそーーー!
めっちゃ、めんどくせーーー!!
今すぐ洗って、除湿機で集中的に風当てて乾かせばどーにか乾く。
半乾きの状態でもアイロンかけちゃえばどーにかなる。
けど、すげーめんどくせーー!
つーことで。
お母さんのプンスカスイッチオン!
「あんたがこの白衣を出し忘れたことで、この白衣だけのために洗濯して乾かして、この一着のためだけにアイロンがけするんだよ!?あんたは、最近だらしなすぎる!!」とお母さんバズーカを浴びせてやった。
長女はとにかく。
「はい。そうです。ごめんなさい。」を繰り返し呟くばかり。
その後、
「間に合わないで、明日この白衣を持って行けなくても、あたしのせいで持ってこれませんでしたって先生に言えよ?!わかったな!!」と意地悪を言ってやった。
ま。
お母さんは、絶対に間に合わせます。
でも、悔しいから意地悪を言いたいんです。
しょんぼりしながら部屋に戻り、明日の準備をして眠りについた長女。
母は、そっから必死に白衣を洗って干して乾かして。
夜な夜なアイロンがけをいたしました。
ちゃんと畳んで、長女の机の上に置いておきました。
悔しいけど、やってやりますよ。
やっぱ、娘がしょんぼりしてるのは切ないので。
めっちゃむかつきますけどね。
でも、また次同じことしたらもうやってあげないけどね!
…たぶん。