【試合結果】2015年4月26日(日)市ヶ谷チョコレート広場(17時30分) | 我闘雲舞(ガトームーブ)公式ブログ 

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『Gatoh-Move Japan Tour・164』
☆2015年4月26日(日)
市ヶ谷チョコレート広場
観衆75人(超満員札止め)


◆第1試合 シングルマッチ 10分一本勝負
○里歩(4分57秒、片エビ固め)初日の出仮面×
※そうまとう


 まず初日の出が、里歩の目の前でいつものように初日の出ポーズ。冷たい目でそれを受け流した里歩が、初日の出のボディにパンチをみまう。

 初日の出は正拳突きからフェースクラッシャー。そして「ニコニコ日の出」とポーズをきめるが、場内は静まり返る。里歩が「ニコニコ印」をやり返すと、大きな拍手につつまれた。


 里歩は初日の出に弓矢固め。続いて「回すぞ」とジャイアントスイングを狙ったが、これは重くて失敗。


 初日の出がスティンクフェイスからコブラツイスト、そして初日の出ポーズをきめるが、またも場内はしーーんとする。ならばと初日の出は、無理やり、里歩に初日の出ポーズをとらせる。

 初日の出バスターを首固めで切り返した里歩が、スクールボーイ、雁之助クラッチとフォールにいくが、いずれもカウント2。


 里歩のスープレックス狙いは、初日の出がこらえ、逆にカナディアンバックブリーカーにかかえる。里歩がフットスタンプで逆転も、そうまとうはかわされる。

 ここで初日の出が、初日の出アタック、初日の出バスター、初日の出エルボーと成功。いつもは失敗する攻撃が命中して、初日の出本人も驚いた表情を見せる。


 しかし、調子に乗っての窓からの初日の出エルボーは、里歩にかさわれ自爆。里歩はオクラホマロールから、そうまとうでカウント3。


 里歩が一発でキッチリと初日の出を仕留めた。


◆第2試合 シングルマッチ 10分一本勝負
○円華(8分17秒、エビ固め)兼平大介×
※丸め込む


 我闘雲舞初参戦となるHEAT-UPの兼平。師匠の田村がレフリーとして見守る中、東京デビュー戦の相手だったという円華と一騎打ちに臨む。


 まずはグランドの攻防。両選手の流れるようなテクニック合戦に、客席から拍手がおこる。

 先にエルボー、ストンピングで仕掛けたのは兼平。しかし円華もすぐに反撃し、兼平の足に狙いを絞ってレッグロックをきめる。これをスリーパーで切り返した兼平だったが、円華はさらにダブルレッグロックで鮮やかに切り返し、兼平が必死にエスケープする。


 5分経過。兼平のエルボーと、円華の水平チョップの激しい打ち合いに。兼平がエルボーを連打するも、円華は兼平の足をすくい、ドラゴンスクリューへ。そして足4の字固めを極める。

 兼平がなんとかエスケープすると、円華はニークラッシャーと、ヒザ集中攻撃の手を緩めない。


 兼平は強烈なローリングエルボーで逆転。さらに正面とびドロップキックで円華をふっとばし、客席のどよめきをさそう。

 兼平がチキンウイングからのブリッジで羽根折り固め。そしてランニングしてのニーを狙ったが、円華が防ぎ、首固め、逆さ押さえ込み。


 一気に目まぐるしい展開となり、兼平のヒザが円華のボディに入る。さらに走りこんでヒザをくらわした兼平がフォールに入ろうとしたところ、下から円華が兼平を挟み込むように丸め、そのまま固めてフォールに入ると、カウント3。


 最後は円華の試合巧者ぶりが発揮され、キャリアの差を見せつけた。


◆第3試合 6人タッグマッチ 15分一本勝負
○趙雲子龍&真琴&チェリー(14分8秒、カンガルークラッチ)マサ高梨&「ことり」&帯広さやか×


 5月2日のタッグトーナメントを控え、趙雲&真琴と高梨&帯広の両チームが激突する前哨戦。そこに昼の座談会で舌戦を繰り広げたチェリーと「ことり」が加わる。


 いつものハイテンションの帯広に、相手チームはみんな出るのを嫌がるが、帯広が真琴を指名したため、真琴が先発でゴング。帯広には味方から「おちつけ」、真琴には味方から「いいよ、いいよ。落ち着いてるよ」と声が飛ぶ。

 趙雲vs高梨になると、趙雲と真琴が連係プレー。「昔、やってた連係だっ」と趙雲が自慢すると、高梨も「懐かしいぞ、このやろう」と悔しがる。


 替わった「ことり」は、チェリーを挑発して呼び込む。応じたチェリーが入り、柔道の乱取りのような攻防と思いきや、案の定、髪をむしる反則に出るチェリー。ブーイングの中、「ことり」の首を絞めるなど反則三昧のチェリーに「やりすぎだっ」と味方の趙雲も野次る。

 「ことり」は壁を蹴ってのカウンターエルボーをチェリーにみまい、帯広にスイッチ。帯広がチェリーをキャメルクラッチに捕えると、趙雲と真琴は「放せーっ」と帯広を引っ張るが、これではチェリーがさらに絞め上げられてしまう。怒りのチェリーは、趙雲に張り手をみまってのタッチ。


 ここから帯広が3人につかまる展開が続く。趙雲、真琴、チェリーでポーズを作り、特にチェリーは凶器を使うなど反則のやり放題。

 ローンバトルの帯広だったが、真琴にドロップキックをみまい、ようやく「ことり」にタッチ成功。「ことり」は趙雲、真琴、チェリーと立て続けに柔道技で投げ「いっぽーんっ」とアピールする。


 今度は真琴が「ことり」、そして高梨に合体卍固めなどで攻め込まれる。真琴は無気力キックを高梨にみまってチェリーにスイッチし、高梨vsチェリーという珍しいマッチアップに。

 高梨とチェリーが目まぐるしい攻防を見せ、場内をわかせる。替わった趙雲は、真琴との好連係で高梨を追い込んでいく。


 ジャンピングハイキックで反撃した高梨が、帯広にチェンジ。帯広は相手3人に地獄突きを乱れ打ち。趙雲が地獄突きをキャッチして押し合いになると、高梨と「ことり」が帯広を後方支援。これにより帯広の地獄突きが趙雲の喉元に食い込む。

 残り時間3分。高梨のシーソーホイップで勢いをつけての帯広の地獄突きが趙雲に見事にヒットする。さらに帯広が趙雲を押さえ、高梨がトラースキック。さくらなら誤爆率100%のため場内から悲鳴があがるが、これがズバリと趙雲に命中し、歓声に変わる。すかさず帯広マジックが趙雲にきまりカウント2。


 残り時間2分。場外に控えの選手を落とし分断に成功した帯広がミサイルキックを放つが、趙雲にかわされる。趙雲のチャイニーズ・ゴリースペシャルボムが、真琴とチェリーとの連係で帯広にきまる。これは高梨と「ことり」の窓からとびこんでのカットがギリギリ間に合い、カウント2。

 趙雲のチャイニーズ・ボムズアウェイをかわした帯広がバースを狙う。しかし、これを趙雲が切り返し、カンガルークラッチ。


 これに帯広がたまらずギブアップし、残り時間1分を切ったところで、趙雲&真琴&チェリーのトリオに凱歌があがった。


◆エンディング


 まず最初に5月2日の板橋グリーンホールでおこなわれる『ゴーゴー!グリーンカレーコップンカップ2015』の組み合わせ抽選会がおこなわれる。


 カードにより、順番に枠を埋めていく方式で、同時にチーム名も発表。トーナメントのすべての組み合わせが決まり、各自があらためてトーナメントに向けての抱負を語った。

 さらにチェリーが「また焼き鳥にしそこなった」と、あらためて「ことり」に向けて紙コップをつぶして挑発すると、「ことり」も紙コップをつぶしてチェリーをにらみつける。


 険悪なムードの2人だったが、ここでさくらから、5月5日の大塚大会では、「ことり」&チェリーvsブリバトのタッグマッチが発表される。


 あわててつぶした紙コップを元に戻した「ことり」は「チェリーさん。つぶすといったのは一時の気の迷いでした。がんばりましょう」とあっさり和解。チェリーも紙コップを戻し、今度は紙コップをブリバトの2人に見立て、同時に「ハートが見えないっ」と紙コップをつぶして息の合うところを見せた。

 そして昼に続き、あらためてPumiから後楽園ホールにタイの選手が大挙来日することが発表される。


 さくらからは、いよいよスタートする怒涛のゴールデンウイークの予定があらためて告知された。