【試合結果】2014年8月7日(木)市ヶ谷チョコレート広場 | 我闘雲舞(ガトームーブ)公式ブログ 

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『さくらの7日間戦争1日目 ~Gatoh-Move Japan Tour.119~』
☆2014年8月7日(木)
市ヶ谷チョコレート広場
観衆50人(満員)



◆オープニング


 いよいよ市ヶ谷チョコレート広場7連戦「さくらの7日間戦争」開幕戦。入口には暑さ対策の大型扇風機が導入されている。


 19時30分、Whiteberryの「夏祭り」が場内にかかると、ハッピを着た選手たちが登場。オープニングダンスを披露した。

 続いて我闘雲舞のセンター、帯広さやかが入り選手宣誓。「宣誓。我々選手一同は、ガトムー精神にのっとり、連戦、連勝、連敗、連敗、連敗、連敗、そして炎上。正々堂々、7日間戦争を戦い抜くことを誓います。選手代表、帯広さやか」


 7連戦、開幕!


◆第1試合 シングルマッチ 60分一本勝負
○里歩&「ことり」(9分30秒、エビ固め)SAKI&MIZUKI×
※そうまとう


 ここまで1勝1敗1分けという両チーム。完全決着のため、里歩のアピールにより60分一本勝負でおこなわれることになった。レフリーとリングアナは、聖菜がつとめる。

 4人、爽やかに握手をかわしてゴング。先発の里歩とSAKIは手四つから力比べ。替わった「ことり」とMIZUKIは、互いにヘア投げを側転でかわしてみせる。


 里歩と「ことり」の“ニコニコ印”はSAKIがカットに入りきめさせず、逆に“ブリバトポーズ”をきめた。

 里歩が弓矢固め、「ことり」が強引な一本背負いとMIZUKIを攻める。MIZUKIがスクールボーイで返してSAKIにタッチすると、SAKIは「ことり」にボディスラムを連発して見舞い、パワーを見せる。


 「ことり」は、なんとSAKIに掟破りの逆カンパーナを狙う。客席も手拍子で「ことり」を後押ししたが、やはり持ち上げることができず。

 今度はSAKIが、ダイヤル固めで「ことり」を壁にぶつけてから、本家カンパーナ。SAKIのリバーススプラッシュはかわした「ことり」が、回転エビ固め、バードリッジと攻め込むが、MIZUKIのカットが間に合い、カウント2。


 里歩が入り、SAKIとエルボー合戦。SAKIが里歩をブレンバスターで豪快に投げれば、里歩はカウンターのドロップキックを見舞うなど、互いに負けていない。


 MIZUKIがチェンジして入ると、里歩と「ことり」を2人まとめて“窓からみずぴょん”で倒す。さらにカニ挟みで里歩をフォールするが、里歩が肩をあげて返す。

 ノーザンライト・スープレックスで反撃した里歩が窓に上るも、SAKIが入りデッドリードライブで里歩を投げる。ブリバトが連係攻撃で里歩にダメージを与え、MIZUKIが回転十字固め、逆さ押さえ込み、前方回転エビ固めと次々と里歩をフォールにいく。里歩がいずれもギリギリで返していく。


 MIZUKIがさらに里歩に向かって走りこむところ、「ことり」が体落としでMIZUKIを投げる好フォロー。すかさず里歩がジャックナイフ式エビ固めでフォールに行くが、SAKIのカットが間に合い、カウント2。

 里歩はMIZUKIの背後から走りこんで延髄ニーを放つと、次は前から、短い距離のそうまとう。


 そのままエビ固めでMIZUKIを押さえ込み、フォール勝ち。里歩と「ことり」が勝利して、ブリバトとの対戦成績を2勝1敗とした。


◆第2試合 タッグマッチ 10分一本勝負
▲北沢ふきん(5分17秒、無効試合)DJニラ▲
※レフリーが乱闘に巻き込まれる


 初勝利を狙うふきん。最初に入場して挨拶していると、ニラが背後の窓から忍び寄り、奇襲のダイブ。しかし、ふきんにかわされ、ニラは自分が持参していた傘が腹に刺さり、ダウン。


 ここでゴングが鳴らされ、いきなりチャンスのふきんがストンピングを連打していく。フォールは弱々しく返すものの、防戦一方のニラ。

 ふきんがスリーパーホールドに入ったところ、ニラがポケットからライターを取り出し、着火してふきんを威嚇して脱出。ようやく蘇生したニラがDJタイムを狙うが、ふきんが先にヒップアタックを放ち、きめさせない。


 ふきんがボディシザースでニラを絞めあげる。ニラは「エスケープはあるのか?」とレフリーにきく。レフリーの聖菜が「ある」と答えるのをかき消すように、大声でふきんが「ないっ」「ないっ」と叫ぶ。


 「ならば策を講じるとするか」とニラは、一休さんばりに考え始める。「ぽくぽくぽくぽくぽく…ちーん」とひらめいたかに見えたニラだが「何も思いつかないっ」。

 結局、ニラはレッグロックをきめ攻守逆転。ふきんがなんとかエスケープする。そして激しいエルボー合戦へ。

 しかし、エルボーを打ち込みながら「何かが足りない…」「何かを忘れている気がする…」とつぶやくニラ。ニラは突然、ふきんの手を取り「思い出した、換気扇だ」と、換気扇に向かって歩き出す。


 「マニラへゴー」と言いながらふきんの指を換気扇に押し込もうとするニラ。ふきんが必死に逃げる。するとニラは「別にお前の指なんか必要じゃない」と、なぜか自らの指を換気扇に突っ込み、ダメージを受ける。

 ニラは「鞏家兜指愧破(きょうけとうしきは) 」と叫び、指を突き立て、ふきんに突進。しかし、ふきんがかわし、レフリーの聖菜の目に直撃する。

 目をおさえダウンする聖菜。ニラが「大丈夫だ、かすり傷だ」と聖菜を介抱し起こす。そこにふきんがヒップアタックをあびせたため、聖菜とニラが重なり合うようにダウンしてしまう。


 ふきんが馬乗りになり、パンチ乱打。ニラはもちろん、聖菜にもダメージ。

 ようやく逃げ出した聖菜は、ゴングを要請すると「ノーコンテスト」と無効試合を宣言した。


 なおもニラを蹴り続けるふきん。聖菜に止められると、深呼吸をして落ち着いた。


◆第3試合 タッグマッチ 15分一本勝負
○さくらえみ&マサ高梨(11分1秒、片エビ固め)大鷲透&帯広さやか×
※スーパーフライ


 市ヶ谷で2回目となるイエスロープマッチ。まずはリングの入場。里歩、「ことり」、ブリバトが鉄柱(?)を持って中に入り、広げると市ヶ谷にリングが出現した。


 まず最初に入場の高梨&さくらだが、なぜか入場曲に『勇士の叫び』がかかり、テリー・ゴディ&スティーブ・ウィリアムスばりの縦横無尽のロープワークでデモンストレーションをみせる。

 続いて入場の大鷲も、戸惑いながらいつもの入場パフォーマンスを見せた。


 大鷲が「ハバア出てこいっ」とさくらを執拗に挑発するが、さくらは高笑いしてコーナーへ。「人の話、きいてんのかっ」と突っ込む大鷲。さくらは高梨に「高梨ナンバーワンっ」と声援を飛ばすが、高梨は「やりずれー」と嘆く。


 先発は高梨と大鷲。ロックアップから大鷲がロープに押し込むが大鷲はクリーンブレイクで客席は拍手。

 高梨が大鷲の手をとると、大鷲はルチャふうのムープを見せて脱出。客席からT2Pコールもおこる。


 さくらvs帯広になると、さくらはロープの反動を利用して帯広を投げる。帯広がつかまり、高梨にコブラツイストを掛けられるが、大鷲は冷静に「おびちゃん、ロープ近いよ」と突っ込む。

 さくらのストンピングに「こえー」とびっくりする大鷲。ようやく帯広がキャメルクラッチで反撃すると、大鷲が入り、さくらと、なぜか帯広にロープを引っ張って放つ。高梨は帯広に「お前、あいつも敵だぞ。からかわれてるぞ」。

 帯広が高梨に地獄突きを見舞い、大鷲にタッチ。大鷲はビックブーツ連発。さらに高梨とさくらをまとめてホイップして場外に落とす。大鷲と帯広がダブルトペで飛ぶと見せかけて、後転してポーズをきめる。


 大鷲は高梨に強烈な水平チョップ。さくらも思わず悲鳴。さらに場外乱闘となり、エプロンでチョップ合戦に。


 リング内に戻り、大鷲が喉輪落としを狙うが、高梨がアームホイップで切り返し、トラースキック。両者、同時にパートナーにチェンジ。

 さくらは帯広に攻撃しようとコーナーに上ろうとするも、無理と見るや、高梨に「台になれっ」と指示。四つん這いの高梨の上に乗って飛ぶが、帯広にかわされ自爆。


 すると大鷲が、さくらと同じようにコーナーに上ろうとし、無理と見るや、帯広に「台になれっ」と指示。四つん這いの帯広の上に大鷲が乗ろうとするが、もちろん帯広が耐えられず崩れる。「わかってやってるだろ」と高梨が突っ込み。

 さくらが、帯広にさくらえみ70キロから、ダブルアーム式背骨折り。すると突然「ああああーあー」とさくらが叫びだし、ゴディばりの魚雷ラリアットを狙うも、帯広がかわして帯広マジックへ。


 そこに大鷲が入ると、なんと四方のロープでさくらを絞めるという、ザ・ニンジャの“忍法クモ糸しばり”を本当にやってみせる。

 瀕死のさくら。完全に死に掛けるが、蘇生してロープを外すと今度は狂い出し、鉄柱をおさえていた里歩、「ことり」、ブリバトを襲う。リングが崩壊。


 さらにさくらは敵味方関係なく、ラリアットをぶち込んでいく。さくらは窓に上り、「リングを作れ」と指示。今、自分が壊したので、客席「えーー」と非難の声。

 それでもリングがすぐに立て直されると、さくらは窓からトップロープを超えて「スーパーフライ」と叫んで、帯広にボディプレス。


 カウント3が入り、さくら&高梨がイエスロープマッチで勝利を飾った。


◆エンディング


 SAKIが次の試合が10日の我闘雲舞vsYMZの対抗戦だと意気込みを語ると、MIZUKIは「さくらさん、なんで自分は10日に試合が組まれてないのですか」と訴える。


 さくらはMIZUKIには10日はレフリーをやってほしいと要請。MIZUKIは「ルールとかよくわからないし」と不安を口にしていたが、これにより10日のレフリーはMIZUKIに決定した。


 大鷲が案の定、「イエスロープマッチとはなんなんですか」と突っ込みを入れる。さくらは「プロレスの本質をみつめなおすもの」と説き「大鷲さんも勉強になったと思います」と上から目線で諭した。

 帯広が「我闘雲舞に入って、マットの試合、リングの試合、さらにイエスロープという試合を経験できて、本当に良かった」と嬉しそうにコメントするが、大鷲が「おびちゃん、それは本来は経験しないでいいものなんだよ」と突っ込み。


 帯広は「なにをおっしゃるのですか、経験しないでいいものなどないのです」と主張したが、大鷲は「おびちゃん、だいぶ洗脳されてるね」とさらに突っ込んでいた。


 最後はさくらが「それにしても暑いですね」とつぶやくと、帯広が「さくらさん、そんな暑いときにピッタリな曲があるのです」と、みんなで『スイミー!』を歌う。大鷲も無理やりタオルを振らされていた。