【試合結果】2014年3月8日(土)市ヶ谷チョコレート広場 | 我闘雲舞(ガトームーブ)公式ブログ 

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『Gatoh-Move Japan Tour.93』
☆2014年3月8日(土)
市ヶ谷チョコレート広場
観衆51人(満員)



◆第1試合シングルマッチ 10分一本勝負
○米山香織(5分46秒、タイ式後方回転エビ固め)MIZUKI×


 先週の大塚大会ではSAKIとシングルマッチをおこなった米山が、この日はMIZUKIと一騎打ち。


 ブリリアントバトルガールとコールされるMIZUKIに対して、米山はブリリアントバトルポークとさくらにコールされる。ブヒーっとポーズをとる米山に、さくらは「いいね、高く売れるよ」と声をかける。

 腕の取り合いから、いきなり得意のカニ挟みを狙ったMIZUKIだったが、これは米山がかわす。しかし、米山のヘア投げを側転で防いだMIZUKIは、すかさずカニ挟みに成功。おてんばダッシュから「みずぴょん」とかわいく飛び降りた。

 米山も負けじとカニ挟みを狙うが、何度もジャンプしてかわすMIZUKI。ようやく米山が倒すと、米山もおてんばダッシュから「よねぴょん」ととびおりるが客席ブーイング。


 米山のボディシザースをしつこくフォールで返すMIZUKI。米山は「しつこいんだよー」とキャメルクラッチに移行すると、MIZUKIのポニーテールを利用してチョーク攻撃。

 エルボー合戦から米山がMIZUKIを壁にぶつけ、突進するが、ここでMIZUKIがカニ挟みで米山が壁に激突。MIZUKIはドロップキックから、窓に上って「窓からみずぴょん」(ボディアタック)で飛ぶ。


 MIZUKIのボディスラムをこらえた米山が逆エビ固めへ。エスケープ寸前のMIZUKIを一度中央に引きづり戻して絞め上げたが、MIZUKIがなんとかエスケープ。

 5分経過。MIZUKIが飛びつき十字固め、回転エビ固め、そしてカニ挟みと次々とフォールにいくが、米山を追い込むに至らず、いずれもカウント2。


 米山は後方回転エビ固めから、しっかりと体重を乗せると、MIZUKIは返せずカウント3が入った。


 負けたMIZUKIだが「ありがとうございました」と殊勝に握手を求める様に、米山は「かわいいぃぃぃ」と参っていた。


◆第2試合 タッグマッチ 15分一本勝負
○田村和宏&中森華子(10分57秒、HEAT-UPクラッチ)アントーニオ本多&趙雲子龍×


 普段は激しい蹴りあいを見せる田村と華子が、タッグ初結成。一方、アントンと趙雲は、実は10年以上の付き合いらしい。

 先発は華子と趙雲。華子が趙雲の髪の毛をつかんで投げようとするが、短髪のためつかめず。趙雲が華子の長い髪の毛をつかんで投げる。しかし、2発目は華子が逆に髪の毛で趙雲を投げつける。それを見た控えのアントンは思わず「ちくしょー、なんて毛根なんだ。見習いたいものだな」とつぶやく。


 田村とアントンにタッチ。田村がアントンの髪の毛をつかもうとするのをアントンは過剰に警戒。基本的なレスリングの攻防から趙雲にチェンジすると、田村vs趙雲も久々となる顔合わせにじっくりとした試合となる。

 アントンは試合中、突然、窓をあけ、なにごとかと思いきや「酸素不足のため換気しました」と言ってなごませる。アントンと趙雲は、田村の左手に狙いをしぼると、趙雲はお客さんのプッシュ付きで田村の腕を踏んで走る。


 ミドルキック連発でアントンを倒した田村が、ようやく華子にタッチ。とびこんだ華子もアントンにミドルキックを連射する。

 華子のフィッシャーマンをこらえたアントンが、逆にショルダーブロック。替わった趙雲もトリッキーな動きで華子を攻め込むが、田村が入ると、田村と華子のサンドイッチ・ミドルキックが炸裂。華子はシャイニング・ウイザードから、田村にタッチ。


 田村はニー連打からエースクラッシャー狙い。一度は趙雲がアトミックドロップに切り返すが、再度飛びついてエースクラッシャーをきめる。

 田村と華子は、同時にディスティニーハンマーを狙うが、どちらも失敗。逆に趙雲が飛び蹴りから、チャイニーズ・ボムズアウェイを田村にきめるが、カウント2。


 10分経過。趙雲が田村を羽交い絞めにすると、アントンが「市ヶ谷のみなさん、お待たせしました」とナックル。エルボーは田村にかわされるが、ギリギリ同士討ちにならずセーフ。

 しかし、ここで華子がフィッシャーマンでアントンを投げ捨て、相手チームを分断。田村は打撃のコンビネーションからミノルスペシャルを狙うが、趙雲がかわす。趙雲がゴリースペシャルを狙うも、これは田村がかわして、ハイキック。


 ここで田村はミノルスペシャルの形で飛びつき、そのままエビ固めでフォールにいき、カウント3。


 終盤の目まぐるしい攻防を制した田村が勝利をおさめ、華子との初タッグを飾った。


◆第3試合 1vs3ハンディキャップマッチ 15分一本勝負
○帯広さやか&里歩&「ことり」(9分35秒、バース)さくらえみ×


 翌日にANNA☆SのSUZUKAとの試合を控えたさくらが“仮想ANNA☆S”ということで組んだハンディキャップマッチ。


 3人の握手を拒否したさくらは「涼夏出てこいっ」と仮想ANNA☆Sの3人を挑発。「誰が涼夏ですか?」という里歩に、さくらは「涼夏だと思っている子が涼夏だよ」と答える。

 前説で、さくらはANNA☆Sについて「リーダーでかわいい杏奈と、その妹できれいな優奈、もうひとりは…そうでないというか、愛嬌のある涼夏」と語っていたため、自動的に該当する形となる帯広が「やってやるよー」と仮想・涼夏となって先発する。


 ハンディキャップマッチのため、フォールにいくと、すかさずカットに入られ滅多蹴りをくらうさくら。3人は「私たち、我闘雲舞!」とポーズをとると、ガトムートレインをきめる。

 帯広が「守備につけー」と指示すると、3人がさくらをボールに見立てて投げ飛ばす。しかし「ことり」だけコントロールが悪く、さくらは壁にぶつかる。帯広は「ピッチャー、ノーコン」とコール。


 怒ったさくらが、3人にまとめてクロスボディを放つが、キャッチされて落とされる。さらに「ことり」が巴投げを連発。


 「ことり」の背負い投げをこらえたさくらが、ロメロスペシャルで反撃。「ことり」は反動をつけて脱出すると、ドロップキックから里歩にタッチ。


 里歩とさくらはエルボー合戦。「ことり」と帯広も里歩の助っ人に入る。不利なさくらは、3人を斜めに並べると、一気に3人に水平チョップを放っていった。

 しかし、さくらはお客さんに反動をつけてもらい突っ込むも、里歩と帯広にかつがれてた「ことり」のキックをくらう。どうにも人数の差でペースはつかめない。帯広はミサイルキックから「2推しでいいのよっ」と地獄突きを打つ。


 帯広がハーフハッチで投げると、里歩と「ことり」が窓にのぼるが、さくらは2人を落として窓のカギを閉める。ようやく分断に成功したさくらは、帯広にダブルアーム式背骨折りから、チョップ連打。


 さくらは「冷蔵庫爆弾」と叫んで窓を開けると、里歩と「ことり」がまだいて、開けた瞬間に1発エルボーをくらう。里歩は窓から飛びつきウラカンラナ。

 そこに帯広が帯広マジックにいくが、さくらがつぶしてフォール。里歩と「ことり」がカットに入りカウント2。


 さくらは3人まとめて、さくらえみ70キロ。帯広に冷蔵庫爆弾をきめるが、これは帯広が自力で返していく。

 里歩と「ことり」がダブル・ドロップキックをさくらに放つと、帯広がスクールボーイ。


 そして里歩と「ことり」は中学生クラッチ(ダブル雁之助クラッチ)の形へ。こらえるさくら。そこに帯広がバースをきめると、3人で固める形となり、カウント3。


 まさに3人の力をひとつにして、帯広たちの勝利。さくらは仮想ANNA☆Sに向けて星を落とした。


◆エンディング


 MIZUKIは、セコンドに来ていたSAKIと一緒に来週のブリリアントリング3の告知。


 趙雲とアントンは、学生プロレス時代の出会いの話。アントンの話は長くなる。

 里歩、帯広、「ことり」が、そろって「明日は一緒に練習をしているSUZUKAに頑張ってもらいたい」と言うと、さくらは「いいのよ。あんたたちが全員SUZUKA推しでも、私には我闘雲舞ファンがついているっ」と叫ぶが、拍手はまばら。「リアルだなー」とアントンがもらす。


 さくらは明日の意気込み、そして4月のサワディーカーツアーに来日するタイ人を発表。


 「でも明日も4月も、お客さんが来てくれるか不安」というさくらに、里歩が「そんなときにぴったりの歌があります」ということで、最後は『ファイト!』が歌われた。