【試合結果】2013年10月12日(土)市ヶ谷チョコレート広場 | 我闘雲舞(ガトームーブ)公式ブログ 

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『Gatoh-Move Japan Tour.68』


☆2013年10月12日(土)
市ヶ谷チョコレート広場
観衆40人



◆オープニング


 ブルー・ロータスの市ヶ谷初登場となるこの日。さくらは、ロータスについて「WWEが好きでプロレスを始めたので、実は日本のプロレスのことも、もちろんさくらのこともよく知らない。だからタイから呼ぶ時も両親の反対にあうなどした。そこを、我闘雲舞は決して怪しい団体ではないとなんとか説明して来日させたが、新木場はそれでも花道とか照明とかあったけど、市ヶ谷はまずい。あれなにここ?とか、やっぱり怪しいと思われたらまずいので、ロータスが入ってきたら大声援で迎えてあげて下さい」とお願い。


 そんなこんなで大きな声援の中、ロータス登場。まず「ことり」が「今日は先輩の里歩さんの言うことをきいて、後輩のロータスを自分が引っ張って頑張りたい」と挨拶すると、ロータスが恒例の掛け声を担当。


 「みなさん元気ですかー。がんばりましょー」とカタコトの日本語のあと、本場のタイ語による「リャオサーイ?」「メシャーイ!」「リャオクアー?」「メシャーイ!」「トンパーイ?」「シャーイ!」「レッツゴー、ガトームーブ!!」
    わふーでよよよ  


◆第1試合 シングルマッチ 10分一本勝負
○杉浦透(8分53秒、ドラゴンスリーパー式キャメルクラッチ)E.K.バギー×


 今回の来日でバギーとロータスが出場できるのは3大会。さくらいわく「バギーはそのうちひとつをニラさんに使ってしまった」ということで、ここはバチバチと熱い試合をさせたいという理由で呼ばれた相手は、フリーダムスの熱い男、杉浦透。


 ガッチリとした握手をかわし、ロックアップからスタート。序盤から両者とも力の入った攻防となるが、まずはバギーがボディスラムで先制。振り子式のバックブリーカーもきめる。
    わふーでよよよ  
 エルボー合戦は杉浦が打ち勝ち、DDTを放つと、ネックロックから後頭部へのドロップキックと、攻撃をバギーの首のあたりに集中させる。


 ストンピングも首を狙って打つ杉浦は、スインギング・ネックブリーカーをきめ、バギーの背中にセントーンを落とし、カウント2。


 5分経過。バギーはハーフハッチで杉浦を投げ、反撃の糸口をつかみ、ジャンピング・ショルダータックル、逆水平チョップ連打、シュミット式バックブリーカーと攻勢に。
    わふーでよよよ  
 しかし予告して放ったローリング・セントーンは杉浦にかわされる。杉浦はエルボー連打から、壁を利用したブルドッキング・ヘッドロック。さらにドラゴンスリーパーでバギーを絞め上げる。


 なんとか逃げだしたバギーは延髄斬り。そして今度はローリング・セントーンをきめると「フィニッシュ」と予告して、フォーリング・サンチュアリを狙ってのネックハンギングに。しかし、これを杉浦は頭突き連打で脱出。この際、杉浦は額から流血。


 この流血でさらに闘志に火が付いた感じの杉浦は、左右のエルボー乱れ打ちから、オーバー・ヘッドキック。
    わふーでよよよ  
 杉浦のノーザンライト・スープレックスはバギーがカウント2で返したが、ならばと杉浦は再びドラゴンスリーパー。そのままバギーの体をひねり、キャメルクラッチとの複合技に持ち込むと、バギーは身動きがとれず、タップアウト。
    わふーでよよよ  
 杉浦が勝利をおさめたが、バギーと抱き合い、その健闘をたたえた。
    わふーでよよよ  


◆第2試合 シングルマッチ 10分一本勝負
○山田太郎(6分14秒、首固め)サワディー仮面×
※スクンビットソイ33/1を切り返す


 我闘雲舞にはびこる悪を倒すために登場、新木場大会でデビューを果たしたサワディー仮面。デビュー2戦目で市ヶ谷に参戦。


 デビュー戦では、見事なサワディカー・プレスで勝利をおさめたが、さくらが今日の前説で「もうひとつの得意技であるスクンビットソイ33/1(サンシップサン・タップヌーン)というのは、とにかくプロレスの歴史が変わるような凄い技らしいので、サワディー仮面が予告したら、お客さんもざわざわしてください」と煽っていた。


 まずは素早い攻防から、鋭い巻き投げと打点の高いドロップキックで沸かせるサワディー仮面。しかし、いきなり「サワディーカー・プレスっ」と言いながらランニングしてのボディプレスを放ち、かわされて自爆。山田に「いくらなんでも仕掛けが早すぎ。さすがまだデビュー2戦目の男。」とダメだしされる。
    わふーでよよよ  
 山田がダブルニーを落とす。サワディー仮面が「悪者め」と言い放つと、「お前、日本人か」と山田につっこまれる。


 サワディー仮面はウラカンラナで反撃すると、「サワ」「ディー」「カー」と言いながらのダブルチョップ。お客さんにも唱和させながら「サワ」「ディー」「カー」とダブルチョップ。「みんなが言うまで終わりませんっ」と繰り返し、4発目のダブルチョップで山田を倒した。
    わふーでよよよ  
 5分経過。サワディー仮面は窓に上り、サワディーカー・プレスを放つが、山田の剣山で自爆。山田が素早く丸め込むが、カウント2。


 山田はランニング・ネックブリーカーから、サワディー仮面の顔面をマットに叩きつける。そして左右のエルボー連打。しかし、ローリングしてのエルボーをサワディー仮面がかわし、ニールキックを山田にぶち込む。
    わふーでよよよ  
 ここでサワディー仮面は、壁際でスタンドのドラゴンスリーパーの形になると、さくらが前説で言っていた大技をついに予告。「スクンビット、ソイ、サンシップサン、タップ、ヌ・・・」と最後まで言いかけたところで、山田が首固めで切り返して、あっさりカウント3。


 予告するには技の名前が長すぎるという残念な結果で、サワディー仮面のスクンビットソイ・サンシップサン・タップヌーンは不発に終わり、山田が勝利を飾った。
    わふーでよよよ  


◆第3試合 6人タッグマッチ 15分一本勝負
○さくらえみ&帯広さやか&米山香織(12分52秒、片エビ固め)里歩&「ことり」&ブルー・ロータス×
※ローリングセントーン


 我闘雲舞では初の女子選手だけによる6人タッグマッチは、米山が入っての“準・純血”。


 里歩&「ことり」&ブルー・ロータスの10代トリオは、入場の時から相手の前に立ちはだかる。一方のさくらえみ&帯広さやか&米山香織の3人は、リセットのコスチュームにあわせたように、帯広がタイ風の青いコスチュームを初披露して観客の目を引いた。
    わふーでよよよ  
 まずは帯広と「ことり」、米山と里歩が、それぞれ意地をむき出しにした攻防を見せると、注目のロータスがさくらと対峙するが、ここはさくらが優勢。チェンジした「ことり」がさくらにドロップキック3連発、さらに里歩もドロップキック3連発で続くが、ロータスのドロップキックは、さくらがすかす。


 さくらがロータスにさくらえみ70キロを狙おうとすると、「ことり」がロータスを突き飛ばし「私が先輩だっ」と自分が受けてやるとアピール。すると里歩も「ことり」を突き飛ばし「私が先輩だっ」と自分が受けてやるとアピール。ならばとさくらは里歩にさくらえみ70キロを放ったが、里歩があっさり逃げて壁に自爆した。


 10代トリオはガトムートレインから、ニコニコ印をきめて拍手をあびる。
    わふーでよよよ  
 米山が入ると、里歩に「このエロカワーっ」と言いながらエルボーを放っていったが、里歩が「このブタカワ」とエルボーを打ち返すと、ブタカワと言われた米山は精神的ショックでうずくまってしまう。帯広が「米山さん、かわいいです」、さくらが「よねはゴムかわよ」と必死にフォロー。


 さくらが里歩をつかまえ「お前がエロカワなら、こっちは…週刊ポストだ」と全く意味不明なことを言いながら熟女式グラビア固め。米山と帯広もセクシーポーズをきめ、「よね、自信持つのよ」とブタカワのダメージを引きずる米山をなぐさめる。
    わふーでよよよ  
 ロータスが米山をリバース・インディアン・デスロックにとると、そのままジャベのような固め技に移行。すると、「ことり」が卍固め、里歩がパロ・スペシャルをきめて、10代トリオが競演。さらに米山に3人がかりのジャックナイフ固めをきめてみせる。
    わふーでよよよ  
 帯広が中に入ると、「ことり」に地獄突き。一度は「ことり」にネックロックをきめられるが、ハーフハッチで「ことり」を投げると、10代トリオに地獄突きを乱打して米山にタッチ。
    わふーでよよよ  
 「ことり」が米山に巴投げ、大外刈りからのジャックナイフ固め、ボディスラムを切り返しての回転エビ固めと得意技をきめて攻勢に。しかし、里歩にチェンジすると、米山は「なにがブタカワだっ」と、まださっきのことを根に持って怒りをあらわにする。


 里歩と米山は、激しいダブルリスト・アームサルトの仕掛けあいになるが、どちらもきまらず。しかし、米山が窓に上ってミサイルキックを狙ったところ、里歩がダブルリスト・アームサルトで投げることに成功。続く里歩のフットスタンプは米山がかわし、セントーンを一発落としてから、さくらにタッチ。
    わふーでよよよ  
 10分経過。さくらえみ70キロを里歩に放つさくら。水平チョップで里歩を打ち倒すが、里歩はドロップキックを打ち込んでから、ロータスにタッチ。


 ロータスは、今度こそと再びドロップキックを打っていくが、またもさくらにすかされる。さくらはダブルアーム式背骨折り。ロータスがカウント2で返すと、さくらは逆エビ固めへ。がっちりときまったが、これはロータスが必死にエスケープした。
    わふーでよよよ  
 さくらは窓に上り「冷蔵庫爆弾っ」と飛んだが、ロータスがかわして自爆。そこに里歩がニーアタック、「ことり」がクロスボディでフォローをいれると、里歩とロータスが窓から同時に飛び降りるフットスタンプをさくらに落としていく。ダメージの大きいさくらだが、なんとかカウント2で肩をあげる。
    わふーでよよよ  
 さくらがロータスにローキックを放つと、蹴り足をキャッチしたロータスが、そのまま丸め込み、あわやのカウント2.9。
    わふーでよよよ  
 さくら逆転のマヒストラルも里歩のカットがまにあい、カウント2。


 しかし、最後はさくらが窓からローリング・セントーンを落としていくと、ロータスは返すことができず、カウント3が入った。


 試合後も、米山はむきになって里歩に襲い掛かり、ブタカワと言われた恨みを増幅させていた。
    わふーでよよよ  


◆エンディング


 ロータスは初の座談会。タイ語しか話せないということで、ロータスのタイ語をバギーが英語にして伝える形だった。


 そして「ことり」と里歩がそろって「ベテランたちに負けてしまったけど、次、やったら勝つ。お客さんも若い人たちが勝つところを見たいと思う」とコメントすると、さくらが怒る。
    わふーでよよよ  
 「そんなに若い力が勝つというなら、次の10月20日の市ヶ谷で世代闘争をやってやるよ。重鎮vs若手の8vs8勝ち抜き戦だ」と、どこかで聞いたことのあるような試合形式を提案して客席がどよめく。


 しかし、さくらは「でもよく考えたら、8vs8で16人を呼ぶ予算もないし、市ヶ谷の控室に16人も入らないから、半分の4vs4にする」と下方修正。若手軍は、里歩と「ことり」のほか、デビューしたばかりということでサワディー仮面が加入。重鎮はさくら、米山、他2名となる。「たぶん高梨さんとか、そのへん」とさくら。


 ここで帯広が「帯広はどちらなのでしょうか。若手と言うにはピチピチしていなくて、重鎮というには、んー、難しいところなのです」と質問すると「お前がベテランのわけないだろ」とさくらに一喝されて、帯広も若手軍に編入された。


 また「4vs4勝ち抜き戦ということで、最高7試合を一人で裁けるのは一人しかいない」とレフリーは山田に決定。「20日の世代闘争は血で血を洗う抗争だ」と言い放ったさくらだったが、それはそれとして、いつもの4人で『ガンバレ! 2013』を歌った。
    わふーでよよよ  
 そして最後のしめは、バギー。「アー、ユー、レディ?」と煽って、恒例の掛け声。


「リャオサーイ?」(右に行くのか)


「メシャーイ!」(ちがうよ)


「リャオクアー?」(左に行くのか)


「メシャーイ!」(ちがうよ)


「トンパーイ?」(まっすぐ行くのか)


「シャーイ!」(そうだ)


「レッツゴー、ガトームーブ!!」
    わふーでよよよ