【試合結果】2012年9月22日(土)市ヶ谷南海記念診療所 | 我闘雲舞(ガトームーブ)公式ブログ 

我闘雲舞(ガトームーブ)公式ブログ 

我闘雲舞の公式ブログです。

『Gatoh-meet.16』


☆2012年9月22日(土)
市ヶ谷南海記念診療所
観衆36人



◆オープニング


    わふーでよよよ  


 本日のメインに出場予定だった松本浩代が、昼におこなわれた他団体の試合で腰を負傷したため大事をとって欠場。対戦カードが急きょ変更となり、困ったときはこの人しかいないと3時間前オファーでスケジュールがあいていた高梨が緊急参戦となったことが、さくらから発表される。


 入場式には、浩代も登場して欠場のあいさつ。一日安静にして明日には復帰したいと希望し、今日はリングアナ、およびツイキャス配信担当になると発表され、iPadを手に本部席に陣取った。その浩代の「リャオサーイ?」「メシャーイ!」「リャオクァー?」「メシャーイ!」「トンパーイ?」「シャーイ!」「レッツゴー!」「ガトームーブ!」の掛け声で、大会開始!



◆第1試合シングルマッチ10分一本勝負
○南野タケシ(5分17秒、回転エビ固め)山田太郎×


    わふーでよよよ  


 カードを発表したとき、なぜか会場からどよめきがおこったマニア向け好カード。


 レスリングの攻防から、激しいエルボーとチョップの打ち合いとなるが、これは南野が打ち勝つ。フロント・ネックロックからチキンウイング・アームロックと攻め込む南野。一発の攻撃が重く、押し気味に試合をすすめる。


 山田は飛びつきながらのスタナーで反撃。エルボー合戦も、今度は山田が鈍い音を立てての頭突きで南野からダウンを奪う。


 山田は窓からのダイビング・ダブルニーを狙ったが自爆。フォール技の応酬となったが、最後は南野のエビ固めを山田が返せず、カウント3が入った。



◆第2試合タッグマッチ15分一本勝負
○ベアー福田&マサ高梨(10分3秒、体固め)さくらえみ&Kouzy×
※さくらをKouzyの上に投げ捨て二人まとめて押さえ込む


    わふーでよよよ  


    わふーでよよよ  


 Kouzyがリングアナにコールされると、さっそくKouzy大好きさくらが声援をとばす。さくらは「今日はちょっとあがってるよ~」と言いながら、満面の笑顔。


 高梨とKouzyが先発。客席が静かな攻防を見守るシーンでも、さくらは「こーじー、がんばれっ」と黄色い声援をとばして場の雰囲気をぶち壊す。


 高梨が弓矢固めなどで攻め込むが、Kouzyが反撃すると、すかさずさくらが「すてきよー」と声援を飛ばし、高梨を怒らせた。


 ベアーが出てくると「調子乗ってるなーっ」とKouzyに重い水平チョップ3連発。Kouzyがかわいそうとエキサイトするさくら。Kouzyがつかまる展開のまま5分経過。


 さくらの「自分で返せ」の声を受け、Kouzyは高梨を壁にぶつけてのドロップキックで反撃して、ようやくさくらにタッチ。さくらは高梨をタックルでふっとばすと、高梨とベアーの二人に両手で水平チョップを乱れ打ち。ベアーのチョップをかわすと巨体をコルバタで投げ飛ばし、高梨には「さくらえみ70キロ」を3連発と、Kouzy効果か、いつになく絶好調の動きを見せる。


 そんなさくらにKouzyがコーナーから「さくらー」と声をとばすと、さくらは「えみって呼んで」と要求。Kouzyが「えみーっ」と声援を送ると、客席からも“えみコール”がおこる。調子に乗るさくらはダブルアーム式バックブリーカー。


 Kouzyにタッチすると、高梨にミドルキック連射から飛び膝蹴り。さらに得意とするジャンプしての縦蹴りで高梨を攻め込む。


 ここで、Kouzyがさくらをかかえてダブル攻撃を狙うが、さくらの体重でKouzyがよろよろしてしまい、思わず「重い…」とつぶやいてしまうKouzy。高梨にはなんとかそのまま攻撃するが、ベアーには通じず。


 満を持して入ってきたベアーは、Kouzyに壁へのラリアット、フルネルソンバスター、払い腰。続くラリアットはかわしたKouzyがスクールボーイをきめるが、つっこんでくるKouzyにベアーはすぐさまカウンターのラリアット。


 カットに入ろうとさくらが窓にのぼるが、それをキャッチしたベアーは、そのままさくらをKouzyの上に投げ捨て、二人まとめて押さえ込む。高梨も上に乗り、身動きの取れないままKouzyがフォール負けとなった。



◆第3試合タッグマッチ15分一本勝負
○モーリー&中森華子(10分8秒、片エビ固め)米山香織&NOZOMI×
※セントーン


    わふーでよよよ  


 先発のNOZOMIと華子に対して客席はコール合戦。華子がキック連打で先行するが、NOZOMIもチョップで打ち返す。米山が入るとNOZOMIとダブルで、華子の長い髪の毛をつかんで投げ飛ばす。


 米山が華子にエルボーを打ち込むが、華子はローキックで米山からダウンを奪いサッカーボールキック。華子は米山とNOZOMIを二人まとめてのジャンピング・ネックブリーカーで倒す。華子が米山にDDTを見舞いモーリーにタッチすると、モーリーはフェースクラッシャーで、米山の顔面を華子が剣山に突き立てた膝の上に叩きつけた。


 モーリーと米山のぶつかり合いは、米山がフロントキックで制し、後ろから前からのランニング・ニー。NOZOMIにタッチすると、NOZOMIと米山は、両側の窓からミサイルキックを続けて放つ。


 モーリーは、NOZOMIにためを作ってのボディスラム。エルボーの打ち合いも貫録で打ち勝ったモーリーは、NOZOMIを壁にぶつけて体当たりを狙うが、これはNOZOMIがかわしてスクールボーイ。米山がローリングソバットでアシストすると、NOZOMIは飛びつきながらの首固めでモーリーからあわや金星という場面を作り客席をわかせる。


 しかし、つっこんでくるNOZOMIにカウンターのエルボーをヒットさせたモーリーがプレンバスター・ホールド。NOZOMIが2.9で返すと、モーリーはランニングしながらのフットスタンプを連発してからの、セントーン。


 かつての師匠ふうに押さえ込んだモーリーが、NOZOMIを撃破した。



◆エンディング


 座談会で、さくらがKouzyに向かって「私はプロレスをしたかったんじゃないの。プロレスはもう飽きた。プロレスの先にあるもの、それは恋。私はロマンスのある試合をしたかった」など暴言をはきまくり、高梨にたしなめられる。


 モーリーは「今日勝った、この勢いで明日は松本浩代を倒して、明日、自分が市ヶ谷のエースになるっ」と叫ぶが、さくらに「経験値がちがいすぎる。浩代に勝てないでしょ」とダメ出し。


 モーリー「自分は松本にないものを持ってる。それは、心だ、心っ」


 さくら「心だけじゃ勝てない。その心を技術に変えないと、技術に差がありすぎる。じゃあ、モーリーは何の技で勝とうとしているの。勝つイメージがまるでわかない。あなたの必殺技はなに?」


 言い返せないモーリー。高梨が「タックルとかいいものがあると思います」とフォローしても、さくらが「タックルで浩代に勝てると思う?」とさらにダメ出し。モーリーが「心がある」と繰り返すと、さくらは「心を具現化しないと。もっと太るとか…」とやばめの発言。


 結局、心っぽい技、ということでフットスタンプに落ち着き、さくらも「心が乗り移ってのフットスタンプだったら勝てそうかも」と認めた。


 モーリーは「松本。これで必殺技はできたっ。それより、お前の体は大丈夫なのかよ。」と挑発すると、浩代は「私はプロレスラーだ。今日帰って、ご飯食べて、お風呂入って、ご飯食べて、寝て、ご飯食べたらもう元気になるんだよ。お前の初のシングルのメイン。お客さんの選んだメイン。100%以上で受け止めてやる」と言い返す。


 モーリーは「明日、9月23日は自分のデビュー6周年記念日。その素晴らしい日に、松本浩代という素晴らしい選手と素晴らしい試合をする」と宣言するが、ここで華子が割って入り「お前ら二人で盛り上がってるけど、私を忘れるな。」とアピール。浩代が「お前なんて眼中にないんだよ」と怒鳴り、場が険悪なムードに。


 緊張の空気だったが、さくらが「こんな雰囲気ですが、歌っていいでしょうか」と『限界のうた』をいつものようにみんなで歌って大会をしめくくった。