パチンコ・パチスロ裏情報 -30ページ目

CRぱちんこ仮面ライダーショッカー全滅大作戦

新ミドルスペック機ということで、発売前から大いに注目を集めた本機ですが、ふたを開けて見れば、厳しく意見が分かれているようですね。

最近は爆発力はあるけど、大当り率が厳しい機種が多くハイリスクハイリターンのため、打ち手が精神的にも金銭的にも疲労しているのを見て、京楽さんがこの局面を打開すべく、世に送り出された期待の一台でした。

スペックは申し分ないです。大当り確率は1/221.5。確変継続率がなんと85%のバトルタイプ。もちろん一回一回の出玉は少なく押さえられているのですが、スペックだけを見るととんでもなく甘いです。

1/221ということは200回回せば当たる確率がかなりあるしかもその上継続率85%だから連荘も期待できる

とかなりの方がそう思ったに違い有りません。


しかしいざ実際に打ってみると多くの方に酷評されているのは、出玉なしの2R確変(突然時短)が付いているからではないでしょうか。

出玉なしの大当りを大当りとしてカウントして、85%にしてごまかし?ています。

更に出玉のある大当りも15R(1200個)7R(550個)と出玉も少なめです。

出玉なしの大当りは京楽のバトルタイプであることを考えれば納得?ですし、出玉が少ないのも継続率を考えれば当然です。

15R大当り15%、7R大当り59%、2R確変15%で合計85%です。

こうやってみると実際出玉ありの大当りは74%ですから、出玉なしの大当りを除外すれば、実際の大当り確率は約1/298.64です。

大当りの出玉も15Rと7Rで合算すると平均一回当たり682個です。

つまりこの台は

大当り確率 1/300 継続率 74% 一回の平均出玉 682個の台です。

(正確に言うと74%とはちょっと違うのですが、ややこしいので74としておきます)


こうやって見ると、うーん、スペック的に微妙ですね。決して悪くはないのですが、激甘台とは言い難いです。

スペックは甘くないと言いましたが、バランスはなかなか良いと思います。低めの大当り率に連荘性も高い。出玉を押さえることによって上手にバランスをとった台だと思っています。

まあホールや雑誌などは極力こういうことは書かないと思います。初当り1/221で継続率85%とだけ書いていれば誰でも飛びつくと思います。

実際打ってみたら、あれ?当たってないの大当りカウントが増えてる、当たったのに玉が出ない、本当に85%で連荘してるの?という疑問がわーっと沸いてきます。

古いパチンコユーザーであれば(連荘=大量出玉)というイメージしかありませんので、どうしてもこういうタイプのバトル機で混乱しやすいのです。出玉なしの大当りを入れて連荘率?を上げていますので、結局はほかの台と同じです。

同じ規格の中でさまざまなタイプの台がある。この台は連荘を味わいたい心を十二分に満たしてくれる台であって、大量獲得の夢を見させてくれる台ではありません。

さて、前置きが長くなりましたが・・・

この台では、いや、むしろバトルタイプの台であればすべて同じことが言えますが、スルーの調節はとてつもなく大切です。

ライダーバトル中に玉がどんどん減るという経験がお持ちの方ならばそれはスルー調節のチェック不足です。

よく考えてみてください。この台は85%の継続率ですから、85%もの間ずっと確変状態にあるということです。

その確変中にスルーがもしプラス調節になっていなければ、当然玉は減って行きます。

そうなると当然(ほとんど確変状態にいることが多いことを考えて)ボーダーそのものもかなり変わります。

スルー周りの釘と電チュサポートの周りが良ければ、出玉が増えることだってありえますので非常に重要な部分です。

スルーってなに?電チューサポートって何という方は絶対に絶対にネットで検索して知っておいてください。

基本中の基本ですが、上皿を空っぽにして、電チュサポートの時の玉の減り(もしく増加)をよくチェックしてみてください。あと4回開放時の最後の4回目は打ち止めをして、すでに放たれた球だけで電動チューリップを狙う努力をするべきです。

更にスルーの通りをよくするために、いろんな打ち方でさまざまなポイントを探り、一番スルーに通りやすい場所を見つけて下さい。

再三言いますが、ほとんど確変状態なので、これをやらないと負ける可能性がぐーんと上がると言っても過言ではありません。

別にヘソは大事じゃないと言っているわけではありません。こういうバトルタイプの台はヘソだけではなく、スルーや電チューサポートもよく確認しない痛い目に遭いますよ。

例えばこの台のボーダーは17~18回ですが(等価交換の場合)、仮に千円辺り25回の台があったとしても安易に喜んではいけません。

そういう極端に回る台は(イベントなどの特殊な状況を除いて)だいたいスルーがかなり渋い場合が多いです。そうなると実際のボーダーは上がってしまいますので、よく回っても意味がないです。

極端な話をすれば、バトル中に明らかに玉の減りを体感できるような台は捨てるぐらいの覚悟があっても良いと思います。勝率はかなり悪いです。

 
よく打ち込んでいる方ならほとんど知っているようなことばっかりなのでさぞかし退屈なお話だったでしょう。

私の印象と致しましては「まあホールが喜びそうな台」というのが率直な感想です。
 
表向きのスペックがとても甘いので、何も調べずにそれを信用して打つ人のほうが多いため、ホールにとってウハウハの毎日でしょう。

新台でスペックが良さそうと来れば、釘をきつく締めても稼働率は下がらないので、この台を評価できるのはまだまだ先になりそうです。しかももうすぐお盆なので、もしかするとこの台の真価が見られるのは秋以降?

なぜ打ち手のことを考えずにホールが喜ぶような台を作るのか!と怒るのもわかりますが、パチンコメーカーにとってお客さんは我々打ち手ではなくホールですからね。

攻略法について

攻略法はいったいというモノのなのか?そんな問いかけに対してきちんと答えられる人はほとんどいないと思います。
というのは、攻略法にもいろんな種類があって、乱数や周期、ロムの解析、いろんなアプローチによって生まれます。
最近の主な手段はやはり解析しかありません。特定の部分だけを解析する、いわゆるピンポイントの解析はほとんど不可能に近いので、とにかく全体をすべて解析しつづけるしかありません。
1通り解析を終わらせても何も出てこないことのほうが圧倒的に多いです。
そうしたらもう一度解析をするのです。なぜならば攻略法というのはほとんど偶然の産物です。何回も繰り返し解析を行って行くうちに、特定の現象が少しずつわかってきて、更にそれを証明するために解析して、ある一定の手順を得ることもあります。もちろん何もない時のほうが圧倒的に多いです。
現在では結局どれだけの解析量をこなせるのかが最大のポイントになります。
偶然でしか発見できないのであれば、その偶然に出会えるチャンスをできるだけ増やさないといけないというわけです。
これが所謂解析ネタです。
一方で、より多くの人に知られているのはキズネタです。
古くはサミーや春一番など、最近は湘南暴走族やアストロ球団がありましたよね。
これらのキズネタの特徴は通常時、つまり普通に打っている時に発見され、誰でもできるもののです。
だから流れるのも早く、あっという間に使えなくなります。
それに対して解析ネタはある程度の技術力を持った人間がたくさんの作業をして見つけなければいけないので、ごく一部の人にしか知られず、しかも流出することはめったにないのです。
よくなぜキズネタが生まれるのですか?という質問をいただきますが、それは100%バグがあるからです。
パチンコやパチスロは100%確率で動くから攻略法は存在しえないと主張する方がいますが、確率は数字でも、台はアナログです。
湘南暴走族は回転体の速度に癖があり、それを狙われました。
アストロ球団はART未消化の状態で電源のONOFFにより、無限ARTループになるというおそらく電源周りの問題でキズネタとなりました。
でも、これらのネタって果たして使えるのでしょうか?2,3日で駄目になるようなネタがキズであっても、ほとんど意味がないのです。

解析ネタはルートがないと手に入らないので、手にしたことのないモノの存在を信じないというのはわかります。
でも、一般のキズネタのように広く知られているものがあるので、必死になって攻略法の存在を否定する人っていったいどうしてでしょうね。
確かにいま、というか昔からですが、本物のネタが流れることはほとんどありません。ほとんどがガセか不確定な攻略法ばっかりです。
そういうモノとしか出会ったことがないから、「絶対にない」と信じ込んでいるのでしょうね。
その姿勢が間違っていると言っているわけでありません。これだけ不確かな情報が世に出回っている今、むしろそのぐらいの姿勢のほうがいいと思います。
使える攻略法に出会ったことのある人だけが信じればいいと思っています。私は幸いたくさんの攻略法と出会えたから信じていますが。
くどくなりますが、本当に効果のあるモノは容易に手に入らないものです。またキズネタのようなすぐ一般的に知られ、だめになってしまうようなネタも本当の意味で攻略法とは言えないのです。
本当の攻略法に出会った人だけがその存在を知り、そして攻略法で効果的な打ち方でできれば、不思議と攻略法を使わなくてもうまくなる方が多いです。
人間は勝つと興味が沸きます。いろいろと調べるようになります。台の情報や攻略方法など、たくさん知ろうとして、知らない間にいろんな知識が身について、うまくなっていきます。
逆に負けてばっかりの人はやる気もなかなか起こりませんよね?悪循環になりがちです。
決してみんなに攻略法を信じてくれと言っているわけではありませんよ。なかなか知り得るようなモノではない故、その存在を確信できないのも当然ということを言いたかっただけです。
そんなモノはない!と思うのもある意味正しいことだと思いますよ。


≪追伸≫

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確率のカラクリ

今回は確率のお話は、普段書かれている確率論よりも更に具体的で、イメージしやすいように書いているつもりですので、よかったら最後までお読み下さい。
 
今日はパチンコやパチスロ台の確率表記についてです。

いきなりですが、例えば1/100で当たる台があったとします。この1/100というのはどういう意味だと思いますか?

100回回せば1回当たる?Noですね。

たくさん回せばその内平均すれば100回に1回当たっているというデータになる?答えは半分Yesです。

そもそも統計的に100回に1回当たるというのはイメージしにくいのです。

だってパチンコは1回転ごとの独立試行ですから、100回に1回当たるというのはなんとなく変な言い方です。

ここからちょっと難しい話をしますが、わかりやすく説明する(つもり)ので、めげずにお読み下さい。


大当り確率が1/100ということは、外れる確率99/100ですよね。

これはわかりますよね。残りは全部外れで、合計は100/100になります。

では、100回転までずっとハマリ続ける(=大当りが出てない)としましょう

独立試行ですから

外れる確率 (99/100)x(99/100)x......x(99/100)

99/100を100回掛ければ良いですね。

で、その結果は0.366032341 まあ四捨五入して約36.6%です。

つまり1/100の確率の台で100回転まではまる(一度も大当りが来ない)確率は36.6%ということになります。


逆に考えると、計算上では100回転まで当たる確率は63.4%です。(2つ合計で100%になる)

 
だから100回に1回当たるのではなくて、

「1/100の確率の台で100回以内に当たる確率が約60%である」

これならちょっとイメージしやすいでしょう?100回に1回は普通に当たるのではなく、当たる可能性は半々よりちょっとマシな程度です。

ここが確率のカラクリです。

1/100の台なのに、100回回しても1回も来ないなんてと思っても仕方がないのです。100回回しても当たる確率は半分強です。半々です。(笑)

確率上でも半分強です

ちなみに台の大当り確率を1/xとすると(xは任意の数字)x回転以内に大当りを引く確率はおよそ63%です。どんな数字計算しても同じです。

更にちなみに(笑)2x倍の回転(1/100の確率なら200回転)ではまる確率は約13.3%です。

計算方法として

これは単純に当たる確率を1/100だとすると、200回転はまる確率なので、
 
(99/100)x(99/100)x.......x(99/100)

これを200回かけたらいいわけです。

 
つまり海物語も630回転ハマリ確率は14%ということです。

意外と低いですね。。86%で当たるわけですから、当たらないほうが珍しいということになります。

ただ、ここで14%という数字を考えると、決して起こりえない確率ではないので、600回転以上はまってもあまりいらいらしないでくださいね。

ちなみにデータとして掲載しておきましょう。

 1/xの確率の台で         例として海 確率 1/315

 x回転はまる確率     34%      315回転ハマリ

 2x回転はまる確率    13.3%    630回転ハマリ

 3x回転はまる確率    5%       945回転ハマリ

 4x回転はまる確率    1.8%    1260回転ハマリ

 
海で1260回転ハマリを食らうのはわず2%未満。しかしホールではよく見かける回転数ですよね。

ここで注意していただきたいのは、1260回転までハマリ続ける確率が2%だからと言っても、1260回転以降に当たる確率が98%ではありませんよ。

1260回転以内に当たる確率が98%であって、それ以降はまた独立試行で、1260回転以降で100回転以内(つまり1360回転まで)に当たる確率が66%で、200回転以内(つまり1460回転まで)に当たる確率が87%という具合になる。

これがはまっているからと言って当たりやすいわけではないと主張している方々の根拠となります。まあ確率上では間違いないですけどね。今回は確率の話なので、また違う時にお話します。計算上はこれであってます。

話を戻しますね。

結局だれも数十万ゲームをこなすことは不可能、というよりそれを全部記録することが不可能ですから、たくさんのゲームをこなせば1/100に収束するという意味のないことを考えるよりも、100ゲーム以内で大当りを引く確率は6割、200ゲーム以内で大当りを引く確率は8割と考えたほうが先が読みやすいのではないでしょうか?

蛇足ですが、今回は1/100の台で100回までに当たる確率を計算しましが、1/100の台で50回まで当たる確率も同じように計算できます。

50回まで当たらない確率は

(99/100)x(99/100)x.......(99/100)

これを50回掛けるわけですね。

0.605006067 約60.5%です。

つまり当たる確率は約40%です。ぐーんと下がりますね。

 
こちらの計算式でいろいろと計算してみて楽しんでくださいね。

ちなみに(99/100)x(99/100)x(99/100)という風に同じ数字を掛ける場合はべき算になりますので普通の電卓ではなかなかできません。

そういう時はグーグルの検索欄に 数字^掛けたい回数で入力すれば簡単に計算ができます。


では、続いて表示についてもっと突っ込んでみましょう。

パチンコ台やパチスロ台で確率の表記と言えば大体

1/315.500

こういう風に表記されていると思います。

ちなみにこの数字は海物語の大当り確率です。

だれも気にしないと思いますが、この315.500の小数点以下の500の00は要らないのでは?と思ったことはありませんか?

数学的に315.5と315.500は同じです。(厳密に言うと違いますけどね)

でも確率的に315.5と315.500とでは雲泥の差があります。

どんな差があるのか、315.500にすることによってどんなことが起こりうるのか、その辺りを後日書きたいと思います。