今の日本のサッカーを牽引し,イングランドリーグ,セルティックで活躍する中村俊輔選手が著者である。
これまでのサッカー人生の中で,学んできたもの,生き方,考え方について綴られている。
察知力という言葉は,ちょっと無理があるかなという感はあったけど,中村選手の考え方には,共感がもてた。
常に現状に満足せず,自分にとって壁(課題)は,何かを探し求め,それを突破する方法を考え,行動にうつす。これらは,当たり前のようなことながら,人間は弱い存在であるので,なかなかできていかない。
それができるからこそ,超トップレベルの選手になることができたのである。
もう一つ言えることは,今の立場でどう動いていくことが自分の役割になのか・・を常に考えていること。自分が思った仕事と違う・・・とか,やりたいことがやれない・・・と嘆く若者たちが多いが,自分のやりたいことをするためには,まず,自分に与えられた役割をしっかりと果たしていくこと,そして,自分に与えられた役割をやりたいことに変えていくことが大切なのだと思う。