F1はモータースポーツである。
20年,F1を見続けていて,スーパーアグリF1チームの参戦ほど,喜ばしかったことはない。
アイルトン・セナのホンダでのワールドチャンピオンの獲得,中嶋悟の息子,中嶋一貴が参戦と・・・20年,いろいろなことがあった。
・・・が,日本人オーナーによるチーム,ホンダ製のエンジン,日本人ドライバーとなれば,熱くなる。
日本にこだわっているわけではないが,バブル時期に金に群がって,バブルがはじけた途端,離れていった様々な日本企業,モータースポーツが育たない日本文化にも変化が見えるという期待があったのだ。
しかし,2年半で,スーパーアグリF1は撤退。
本書を読むとその詳細が分かる。
確かに,弱肉強食のF1の世界。世界中には,得体の知れない人たちもたくさん群がる。その中で,チーム運営をしていくことも大変であろう。
ただ,このチームに決定的なダメージを与えたのは,日本人。 信じられない・・・
最後に,ホンダチームには,もう一度,佐藤琢磨を乗せてほしいと思う。
彼が,そして,中嶋一貴が,これから将来に日本のモータースポーツ文化を担っていくのだから・・・