前置き

世界に名だたるメーカーたちがその威信をかけ、毎年様々なニューモデルを送り出す自転車業界。
そのモデルの多さから、自分が気になる自転車のインプレをネットで探すのもうまくいくときばかりでなく、
結局実車が見られる店舗で店員さんと話すのが一番早い!というのはせっかちな自分に合ったメソッドだったりします。
 
そうはいっても新車についてはメーカーリリース含めて一定の情報は手に入るものですが、
一方で最近ふと思い出したことがあります。
 
「この自転車、どれぐらい長く乗れるんだろう?」
 
それはまだ財力のない学生時代、初めてロードバイクを買ったときの心配事でした。
せっかく買う、安くない自転車なんだから大事に乗りたい。すぐに壊れないでほしい。
でもこの繊細そうな自転車、そんなに長く持つのだろうか?という疑問を当時の自分は持っていました。
 
しかしこれだけ色々あるネットの中でも、なかなか長く乗った話を目にはしないな、
とも感じたので、10年という節目に過去の自分の疑問に答えようというのが今回の話です。
 
 

いきなりですが結論です

  • 10年乗ってもフレームは全然平気!
  • 駆動系の傷みは確実に進んでいる
  • 数年に一度、何かしら部品が壊れる
  • 長く乗るためにはマメに自転車屋さんに診てもらいましょう
ざっくりこんな感じですかね。
ここからは現状と、過去経験した修理についてお話しします。
 
 

自転車の現状

乗っているのはこちら
SCOTT SPEEDSTER 35 JAPAN LIMITED
アルミのエントリーモデル
購入当時出たばかりのシマノ・4700系ティアグラを搭載したモデルで、
いわゆる触角という、ワイヤーがブラケットの横から生えているデザインから脱却して、
ちょっと上位モデル感あるデザインになったのがうれしかったですね。
 
走行距離:おおむね12,000kmほど
 
ずっと室内保管なのもあって、遠目に見る分には割と綺麗っぽそうですが、
近寄るとこんな感じで子傷が目立ちます。
この辺りは年数相応ですね。
 
ただ傷こそ目立ちますが、カーボン製のフロントフォーク含めて今も問題なく使えています。
 
(ちなみに柵などに立てかけるときに当たる部分には保護のためステッカーを貼っています。
 土地柄が出てますね……)
 
駆動系については、チェーンやギヤに痛みが目立ち始めています。
最近オーバーホールの相談を自転車屋さんに相談しましたが、
思ったよりもお金がかかりそうな予感……
完全に尻込みしています。
 
また、ヘッドの中のベアリングも傷んでいると思われる、ゴリゴリしたフィールが出てきています。
長く頑張ってくれている相棒なので、諸々綺麗にしてあげたいところです。。。
 
 
文字数が多くなってしまったので、
これまでの修理歴については次の記事に書きますね。