Squier Stratocaster / 基本調整 ジャック交換 | ギター工房による、修理・調整ノート

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Squier Stratocaster

基本調整とジャック交換です。


Squierでも極初期の、まだ日本で製造していたストラトキャスターです。

長年の使用の中で様々な部品が交換されています。


4年ほど前に交換したジャック(左)と新品(右)

ライブなど現役で使用されているため、摩耗で接点が削れガリや音切れなど、接触不良が出始めていました。


調整の際にはネジの緩みも確認します。

ナットで締め込むタイプのペグ、大体の場合、緩んでいますので、弦交換の時に締め込むと良いです。


ストラトの調整で特に大事な部分、トレモロ調整です。

今回はアームを使わない設定です。

ブリッジプレートがボディに隙間なくついているか確認しています。

チョーキングをすると浮く事もあるので、念入りに確認する必要があります。


トレモロスプリングを2本追加し、5本にしました。

スプリングの種類により取り付ける本数は変わってきます。

また、取り付ける本数が増えることで音に及ぼす影響も変わってくるので、この辺は好みの問題もでてきます。


オーナーが代わりながらも長く愛され、そして、これからも沢山の音楽を奏でてくれるであろう、そんな素敵なギターでした。