湖南市では大半の区間が旧道との分岐となった国道1号でしたが、
最終的にはひとつの東海道へと戻りました。
復路8日目、野洲川北沿いの現道ルートをたどった
歩き旅は午後5時を回り、終盤に突入しています。
ここで、次の泉西交差点の分岐案内が見えてきました。
県道535号との分岐がある交差点ですが、更新が乏しいのか
案内には右折先の地名表示がなく、左折先においては
道の表示すらない中途半端な内容になっています。
まもなく、泉西交差点です。
県道535号 泉水口(いずみみなくち)線は、
この泉西交差点を起点に水口税務署前交差点までの約4.4kmを
結んでおり、交差道路標識でその方角が示されます。
同交差点へは、この県道535号への右折レーンが増えて
3車線で進入します。
滋賀県南部の要所を結ぶ2方面からの道が合流したため、
車線と共に交通量もかなり増えています。
水口道路バイパス事業の未完了区間となっている3工区は、
ここから岩根交差点(Part530)までの1.7kmに相当するようです。
この交差点では、時差式信号機を使用しています。
案内になかった左折先には、森や田畑を抜けた先
水口町下山北西部に広野台の住宅地が広がっています。
広野台方面へ向かうバスは、この交差点で左折します。
交差点を渡ります。
交差点を渡った直後、北東部(カインズ側)からの撮影です。
湖南市は泉西交差点の直前で終了しており、
下り側には湖南市を示すカントリーサインが表示されています。
徒歩での湖南市の現道区間は9.8kmで、現道自体は
草津市(4.2km)や栗東市(7km)よりはやや長い程度でしたが、
旧道(8km)や石部ランプまでのバイパス区間(3.4km)も
歩いた関係で、大津市(12.8km)より長い旅となりました。
さて、滋賀県では5つ目、最後に通過する都市は
滋賀県の最南に位置する甲賀(こうか)市です。
2004(平成16)年、それまでの旧甲賀郡にあった7町のうち
水口(みなくち)町・土山町・甲賀町・甲南町・信楽(しがらき)町の
5町が合併して発足した都市であり、
残りの甲西町・石部町は、同じく合併して湖南市となっています。
合併した影響で、滋賀県南部の大半を占める都市となったため
離接する自治体は多く、県内外合わせて14にものぼります。
県外では、京都府や三重県に隣接する自治体があります。
国道1号の通る自治体としては、県内ではここまでに歩いた
大津市・栗東市・湖南市があるほか、この先通ることになる
三重県では、亀山市・鈴鹿市・四日市市に隣接しています。
甲賀市は、忍者の里で知られる甲賀、土山茶で知られる土山、
狸の置き物が有名な「信楽焼」で知られる信楽など、
全国的に知られているものが意外にも多い都市です。
甲賀は「こうが」「こうか」と二通りの読みがありますが、
都市名においては「こうか」と読んでいます。
甲賀市で最初に通過するのは、旧水口町に当たる地域です。
交差点名の左上にも、合併前の「水口町」が記されています。
これからしばらくは「水口町~」といった地区が数多く登場しますが、
それらは合併前の自治体である「町」としての水口町とは異なり
甲賀市内の地区名の一部として名が残っているものです。
このブログにおいては、現存していない前者の水口町の場合
「旧水口町」と表記し、これと区別することにします。
泉西交差点から先の水口道路は、片側2車線が継続されます。
水口道路バイパス事業の「2工区」に相当する
水口町名坂~水口町泉間はすでに整備が完了しており、
2016年3月より完成4車線で供用開始しています。
同じく3車線で進入する下り側では、上りとは異なり
車線ごとに方面が分けて案内されています。
左折先には「泉」と案内され、右折の道の表示がある
(行先の方面表示はなし)といった上りとの違いは見られるものの、
県道535号の表示がなく、こちらもまた不十分な内容となっています。
ここから国道1号は、野洲川をしばらく離れることになりますが、
15kmほど先の土山町で再び交差することになります。
鈴鹿峠から滋賀県を出るまで、
甲賀市の長い区間は続いていきます。
つづく









