国道1号線徒歩の旅は復路9日目、13時を回ったところで
松尾交差点から近江鉄道の2つの駅への寄り道を終え、
松尾ランプからの迂回路を探しているところです。
松尾交差点の南の角には、一見ただの草むらがありますが、
よく見ると左の方に何か柵らしきものが見えます。
ここには、国道1号上り歩道につながる階段が設けられており、
草木の枯れた冬場などは通行できるようなのですが、
この旅の実施は昨年7月で、草木が最も生い茂る時期のため
階段は緑に覆い尽くされており、とても通れたものではありません。
本来ならこの階段をのぼって国道1号に復帰するところですが、
周囲には他に側道などの迂回路がなさそうということで、
ここはやむを得ず松尾ランプ手前の分岐点に戻り、
歩道のない右側の車道に進んでいくしか手がなさそうです。
幸いこの道路は、バイパス道路ではあるものの
自動車専用道路ではなく、歩行者通行止めの指定はありません。
指定があれば大きく迂回するルートを選ばざるをえなかったですが、
やや危険ながら車の動向に注意を払いつつ、車道のラインの
左隅に張り付いて先に進んでいきます。
451.3km地点を通過します。
国道水口松尾台交差点から東は交差点のない区間が続くため、
しばらく途切れることのなくなった中央分離帯に
距離標が設置されます。
先程の階段を利用していたらこの距離標を好位置で
確認できなかったことでしょうから、
このルートも悪いことばかりではなかったです。
でも、往路で再びここを通る際は、やはりできれば
階段を利用しやすい時季を選びたいところですね。
さて、国道1号はまもなく国道307号と立体交差します。
立体交差も含めれば、他の国道との交差は
重複区間からの分岐となった国道8号を除けば
大津市の瀬田川大橋西詰交差点(Part429)で
国道422号と直接交差して以来ということになります。
ここからだと、松尾交差点の様子がよく分かります。
右手奥に住宅が集中して見えるのが、松尾団地です。
また、松尾交差点の南東には、先ほども見かけた
セブンイレブン水口町松尾店が見えました。
ここからは、周辺に店舗の無い区間がしばらく続いていきます。
まもなく、上り側に歩道が復活しました。
先ほど見た松尾交差点南の角からの階段をのぼると
この場所に出て、そのまま歩道に移ることができます。
が、この日はごらんの有り様です。
もはや道があるのかどうかさえさっぱり分かりません。
道路事情を把握できていれば、秋か冬に来ていたのですが。
今にしてみれば、時期を急いで進む必要もなかった局面でしたし。
上り歩道が復活してまもなく、451.2km地点を通過します。
なお、下りにはまだ歩道が復活しておりません。
当面は、上りのみの片側歩道が続きそうです。
ここで、「松尾跨線橋」を渡ります。
印字がすっかり落ちてしまっていますが、
側壁には「松尾跨線橋上り」と記されています。
松尾跨線橋の橋名板も見られました。
1975年11月に造られたもののようですね。
先へ進むと、セブンイレブンの裏に
近江鉄道本線の路線が見えました。
国道1号現道と鉄道の路線が立体交差するのは、
栗東市手原地区の栗東跨線橋でJR草津線と交差して以来です。
これ以降、鉄道路線からは大きく離れていくことになるため、
しばらくの区間、旅を中断する際は路線バスを利用して
接続駅との移動をした上で、一時帰還または再開となります。
名坂交差点から東へと進んでいた国道1号水口道路は、
これより南東へと進路を変えていきます。
つづく









