きまぐれの国道1号徒歩の旅 -26ページ目

国道1号東海道上りは、土山町北土山に入って最初の信号、

また旧東海道と再び分岐する南土山交差点まで進んだところです。

 

 

交差側の道路は感応式のため、車は所定の位置に停止しないと

信号が反応しない旨の案内があります。

 

甲賀市合併前に設置されたものなのか、更新されたように見える

「甲賀市」の部分は、以前は「土山町」と記されていたのでしょうね。

 

 

 

さて、現東海道の国道1号に戻り、さらに東の

鈴鹿峠方面へと進んでいきます。

 

 

南土山交差点を過ぎると、下りでも土山町北土山に入り、

約2.2kmに及ぶ同地区の長い道のりが続いていきます。

 

 

 

まもなく、441km地点を通過します。

 

 

 

 

ここで周囲の景色が大きく開けると、

国道番号と土山町北土山を知らせる標識が出てきました。

 

 

 

 

同じく案内されている道の駅「あいの土山」までは、

残り2kmに迫ってきました。

 

 

車では3分あれば着ける距離ですが、

撮影しながらの徒歩なので、あと1~2時間ほどかかるかな。

 

完全に初見の道の駅なので、どのような所なのか

期待で胸がふくらみます。

 

 

 

国道1号沿いでありながら荒れ地が目立ち始める中、

左手には「ローソン」北土山店が見えてきました。

 

 

下りの土山垂水頓宮店(Part588)以来1.5kmぶりのコンビニで、

上りのローソンは水口松尾店(Part552)以来10.8kmぶりとなりました。

 

 

 

なおこちらの店舗は、

滋賀県の国道1号沿いでは最後に見かけるローソンであり、

滋賀県の上り区間では最後に見かけるコンビニです。

 

 

時刻は13時半を過ぎ、土山町での歩きこそまだ3km程度ですが

午前中の補完撮影でも甲西~三雲駅間(約4km)を歩いたため、

ここでも軽く休憩をとっていくことにしました。

 

以前からあった店舗のようですが、近年になって

全面リニューアルがあったらしく、店内はトイレや休憩スペースなど

充実していたので、快適に休むことができました。

 

 

 

ローソンの店内からは、440.9kmの距離標が見えました。

 

30分弱ほどでしょうか、土山の景色をゆったり眺めながら

コーヒーを片手にぼんやりした時間を過ごします。

 

 

最初に滋賀県入りしたのは、復路5日目のことでした。

 

寄り道や旧道もあったけど、

滋賀県だけでもう5日近くを費やしてきたことになります。

ここまで長い道のりだったけど、もう少しで終わっちゃうのかなぁ…。

滋賀県とこんなに向き合った旅は

生まれて初めてのことなので、愛着もわいてきましたね。

 

 

 

さて、14時を回ったところで、再び歩き旅再開です。

 

今回の目的地ですが、

道の駅「あいの土山」までは余すことなく堪能し、

できればその先へも少し進んで、いよいよ次回11日目に控える

鈴鹿峠越えの負担を少しでも減らしておきたいところです。

 

 

ローソンを出るとすぐに見えてきたのは、

次の信号がある土山支所前交差点の分岐案内です。

 

 

 

同交差点は、2つの県道と交差する

この付近では重要な分岐です。

 

 

左折先は青土(おおづち)方面へ向かう県道9号に、

右折先は大沢(おおざわ)方面へ向かう県道539号に入ります。

 

県道9号は青土の先、起点の土山町大河原で

国道477号に指定された「鈴鹿スカイライン」と交差し、

鈴鹿山脈を越えて三重県菰野町(こものちょう)へとつながります。

 

 

 

日本橋まで、あと441km。

 

 

 

つづく