【国道1号線徒歩の旅】Part589:土山町頓宮(前野交差点以東) | きまぐれの国道1号徒歩の旅

国道1号東海道上りは、土山町頓宮地区の南東にある

前野交差点を通過したところです。

 

 

同交差点を過ぎて少々進むと、左手から道が交差します。

 

ここで左折すると、交差点手前の案内にあった

「頓宮大茶園」や「垂水斎王頓宮跡」につながります。

 

 

 

ここで、442.3km地点を通過します。

 

 

442.4km地点の距離標が見当たりませんでしたが、

前野交差点付近かと思われるので設置できなかったのでしょう。

 

 

 

下りでは、前野交差点を左折して行ける

新名神・甲賀土山インターへの案内が示されます。

 

 

各種施設への距離案内もありましたが、

上りで案内されていたものと同じものが示されていました。

 

 

 

さて、長く続いてきた土山町頓宮の区間でしたが、

終わりが近づいてきました。

 

 

ここからは再び、追い越し禁止指定区間が始まります。

 

 

 

まもなく、土山町頓宮地区を抜けていきます。

 

 

下りでは、街区がこれより土山町頓宮に変わったことを示す

道路標識が置かれています。

 

 

 

このあと上りでは、土山町前野地区に入っていきます。

 

 

主に国道1号の南側に広がる地区で、土山町頓宮との境界が

国道1号付近にある関係で、下りでは前野交差点の手前で

すでに一旦入っている街区ですが、ここから先は

国道1号の北側にも広がるため、上りの始まりと同じ地点から

下りでも再び同地区の区間が再開されます。

 

 

 

その前に、土山町頓宮地区の最後で442.2km地点を通過します。

 

 

 

 

昨年11月の旅実施でしたが、時刻はまもなく13時ということで

この日最も暖かい時間帯は20度を超え、天気も快晴ということで

前9日目の過酷さから一転、快適な環境の中歩くことができました。

 

 

少し道路のようすが分かりにくいですが、

まもなく左右から細い道路が交差します。

 

この道路を境に、土山町頓宮から土山町前野に移ります。

 

 

 

この細い道路には、「伊勢大路(阿須汲道)」の名がついていて

下り側に建てられた石碑にその名が刻まれます。

 

 

伊勢大路とは、先述の「垂水斎王頓宮跡」(宿泊所)での滞在を経た

斎王(齋宮(いつきのみや・さいぐう))が

伊勢神宮への参宮のために通ったとされる大路です。

 

明治期に道路整備が進んでルート変更されるまでは、

国道1号と斜めに交差するこの道が東海道とされていたようです。

 

 

 

ということで、土山町前野に入るこれより東の区間では、

旧東海道は国道1号の北側を通ることになります。

 

 

と、ここでまたガソリンスタンド跡です。

土山地域だけで、これでもう4店目です。

 

かつてはそれだけ車の往来が盛んだったのでしょうか。

栄枯盛衰ですね…。

 

 

 

つづく