【国道1号線徒歩の旅】Part531:朝国(朝国北交差点以西) | きまぐれの国道1号徒歩の旅

国道1号上りは、岩根交差点を境に

栗東水口道路から水口道路へと移り、まもなく

湖南市では最後に通過する地区、朝国地区へと入りました。

 

 

同地区に入ってすぐ、まずは457.8kmを通過していきます。

 

歩道の中央に何やら舗装された跡が見られますが、

岩根西交差点から東が県道27号と重複していることを考えると、

水口道路が敷かれる以前から、ここには

県道27号の道路が通っていたのだろうと推測されます。

 

 

 

栗東水口道路と同様に現在も事業が進められている

水口道路は、次の3つの工区に分けられています。

1工区:甲賀市土山町大野(起点)~同市水口町名坂(5.7km)

2工区:甲賀市水口町名坂~湖南市朝国(3.6km)

3工区:湖南市朝国~岩根(終点)(1.7km)

この付近は、3工区に当たるようですね。

 

このうち、1976年に暫定2車線で供用開始した1工区が

当初の「水口バイパス」の事業区間でしたが、その後

大津方面へと整備する地域が拡大し、2001年には3工区、

2007年には2工区が暫定供用開始となり、

最終的に栗東水口道路と接続する「水口道路」となりました。

 

 

457.7km地点を通過。

 

暫定2車線の3工区は、ごらんの通り

歩道を含めた大部分が未整備になった状態が続いています。

 

 

 

再三書いた通り、この旅の実施は昨年6月24日のことでした。

 

15時半を過ぎて暑さのピークの時間帯は過ぎたものの、

梅雨から本格的な夏に入ろうとするこの時期ならではの

蒸し暑さがじわじわと体力を奪っていきます。

 

 

ここまでの経路を見れば分かる通り、補給できるポイントの少ない

地域なので、先ほどのイオンタウンで購入したドリンクで

こまめに水分を補給し、ときには適度な休憩もとりながら

熱中症対策をしていくことも大事ですね。

 

 

 

次の信号が見えてきました。

 

 

上りでは石部北交差点(Part509)前のガソリンスタンド以来

実に7.8kmぶりの施設となる「新協化成工業」の建物が見える中、

次の信号が案内標識と共に見えてきました。

 

 

 

次の交差点では、左右への分かれ道の他、

その先で近江八幡市や竜王インター方面への分岐もあります。

 

 

直進先の方面である「甲賀」は、よく見ると更新された跡があります。

 

甲賀市は2004年に旧甲賀郡の5町が合併して発足したもので

あるため、以前は合併前の主な中継点である旧土山町(土山)

あたりが表示されていたものと思われます。

 

 

 

この案内標識の付近、交差点の手前で

457.6km地点を通過しています。

 

 

 

 

ところどころに草木が茂って道が荒れる中、

再び歩車道の間隔が詰まると、まもなく信号交差点に入ります。

 

 

交差点名の表示は、無いようです。

 

 

 

交差する道路側には、感応式信号機を設置。

 

 

交差点を渡ります。

 

 

 

交差点の先では、高架区間に入っていくため

ここから追い越し禁止の標識が安全上示されます。

 

 

肝心の歩道は…大きく左へそれているのですが。

とても嫌な予感がします…。

 

 

 

交差点のすぐ先で、457.5km地点を通過します。

 

 

朝国地区もまた、そう簡単に抜けられる地区ではないです。

 

湖南市のバイパス歩きは、もう少し続きそうです。

 

 

 

つづく