国道1号の草津駅口交差点からサンサン通りを
北西方向に進むこと約750m。
街区が大路2丁目から1丁目へと変わる中、
「草津市立草津第二小学校」や「くさつ平和堂」の前を通り、
徒歩10分程度で草津駅東口前に到着します。
草津駅前に到着したのは、朝9時すぎ。
東口の駅前には、1989(平成元)年に開業した
再開発ビルの「Lty932(エルティきゅうさんに)」をはじめ、
「近鉄百貨店」草津店など、
ロータリー沿いに大きなビルが目立ちます。
1つ前の写真、サンサン通り沿いに建つ「くさつ平和堂」は
1957年に創業した平和堂の第2号店です。
草津駅は、JR西日本の
東海道本線(琵琶湖線)と草津線の2路線が乗り入れる駅です。
駅の開業は1889(明治22)年と古く、平成に入って
南草津駅が開業するまでは、草津市唯一の駅でした。
本駅は、滋賀県内では長らく最も乗降者数の多い駅でしたが、
2014年度に隣の南草津駅を下回ってからは第2位となっています。
なお、ここから山陽本線(神戸線)の西明石駅までは、
日本最長となる約120kmにも及ぶ複々線区間が続いています。
現在の橋上駅舎は1967(昭和42)年に完成し、
駅前再開発の際、東口ロータリーの上には
歩行者が安全に駅と駅前の各方面とを行き来できるよう、
大規模なペデストリアンデッキが設けられました。
デッキ下には、各種バスが退避したりタクシーが停泊できる
待ち合いスペースが設けられ、有効活用されています。
東口に停車するバスは、
近江鉄道・帝産湖南交通などの路線バス、
「まめバス」「くりちゃんバス」といったコミュニティバス、
さらには名古屋や首都圏へ直結する高速バス「ドリーム号」など
多岐にわたります。
また、ここから東には、かつての東海道にあった53の宿場町のうち
52番目に当たる「草津宿」の本陣がありました。
ひとつ先、大津宿からの距離は
3里24丁(約14km)とされています。
駅に直結するデッキの上には、
「草津宿本陣」をモチーフとした和風の門がこしらえてあります。
門の前には、「草津宿」と刻まれた石碑も置かれています。
草津宿は、これより南を通る東海道と北を通る中山道が
合流・分岐する宿場町であり、石碑には
「右 東海道 いせみち」「左 中仙道 美のぢ」の文字が見られます。
(東海道と中山道の実際の分岐地点はやや南にあります)
国道1号は東海道を踏襲している道路なので、草津宿以降の進路は
これより北東から南東の伊勢方面へと変わっていくことになります。
さて、駅舎内を経由して、西口へも行ってみました。
草津駅は西口にも駅前ロータリーがあり、
こちらにもバス乗り場があります。
西口からは、近江鉄道による路線バスや「まめバス」、
また横浜や新宿、池袋や東京ディズニーランドへ向かう
高速バスの「オリオンバス」が運行しています。
こちらもロータリー沿いには
大きなビルやいくつかのお店が並び、賑わいを感じます。
さらに300mほど進んだ先には、「アル・プラザ草津」をはじめとする
大型ショッピングモールの「エイスクエア」(1996年開業)もあり、
駅周辺の規模としては東口に引けを取っておらず、
東西エリアのバランスがとれた大きな駅と言えそうです。
さて、草津駅は東海道本線(琵琶湖線)の新快速が停車し、
京都駅からは7つ目(新快速で5つ目)となる駅です。
また、三重県の柘植(つげ)駅を起点とする
草津線の終点駅でもあります。
琵琶湖線のラインカラーは青色、草津線はごらんの通り緑色です。
となりの手原駅は、この日のちほど訪れることになります。
同線で使われる車両は何種類かありますが、
こちらはそのうちのひとつである117系。
目にやさしいグリーン一色のシンプルなデザインが特徴です。
運行は通常、柘植~草津間を全駅停車で往復するのみですが、
一部列車は琵琶湖線に乗り入れて京都・大阪方面と直通します。
ここからの国道1号の旅は、琵琶湖線沿いからはそれていき
この草津線に沿ったルートへと変わっていきます。
この電車にもしばらくの間、お世話になりそうです。
つづく









