【国道1号線徒歩の旅】番外編:大津駅周辺 | きまぐれの国道1号徒歩の旅

国道1号線の旅は復路6日目、音羽台交差点から一時

国道1号を離れ、朝9時、JR大津駅に到着しました。

 

京都駅からは10km、隣の山科駅からは4.5kmの距離にある

大津市を代表する主要駅であり、この旅でも

この日立ち寄った重要な名所のひとつとなりました。

 

 

この駅に乗り入れているのは、JR西日本の東海道本線のみです。

 

同線は、関西地区では「琵琶湖線」の愛称で案内されており、

一部の駅を通過して速達する「新快速」が設定されています。

大津駅は、琵琶湖線新快速の停車駅のひとつです。

 

ここから草津駅までの間、国道1号はしばらく

この琵琶湖線の南側を通っていくことになります。

 

 

 

大津駅の改札口は、南北に2か所あります。

 

国道1号が通る南側には、簡素な駅前ロータリーと

ホテルテトラ大津のビルがあり、ビル下からは

こちらの南口改札に通じています。

 

 

駅のメイン施設は主に北側に集中しているため、

南口の自動改札機の数は少なく、きっぷうりばも1台のみと

必要最低限の設備となっています。

 

 

 

駅の中では改札内以外で南北間の移動をすることができませんが、

駅外の東西には歩行者が通行可能な自由通路があります。

(自転車やバイクも降りて押せば通行可能)

 

 

こちらの東側の通路から、JR線の北側に出てみます。

 

 

 

ガード下を進んだ先、県道103号に出て左に折れると

大津駅北口前に出てきました。

 

 

南口と違い、北口前には大きめの駅前ロータリーに

バス・タクシー乗り場などもあって盛況しています。

 

 

 

大津駅が開業したのは、隣の山科駅と同じ1921(大正10)年。

共に3年後には開業100周年という、大きな節目を迎えます。

 

 

2016年10月には、カプセルホテルも完備の駅ナカ商業施設

「ビエラ大津」が新たにオープンし、外観の見栄えも改善されました。

 

 

 

駅前広場では、「大津浦周辺の歴史と変遷」と称した

大津界隈の歴史が一覧できます。

 

 

大津は、かつての東海道にあった53ある宿場町の最後に通る、

53番目の宿場町でした。

滋賀県の6分の1を占める琵琶湖の周辺の町と京都とを結び、

東海道と北陸街道との合流点に当たる重要な港町だったようです。

 

この旅でも復路5~6日目にまたがって実施した「逢坂越え」は、

長年の交通の難所とされてきたものであり、

ここでも絵付きで大きくとりあげられています。

 

東海道の終着点である京(三条大橋)から大津宿までの距離は、

3里程度とのことです。

1里=約3.9kmなので、12km弱といったところでしょうか。

 

 

 

一方こちらは、大津駅周辺の案内図です。

 

国道1号や国道161号といった主要道路を含め、

大津市街地のある北の琵琶湖方面がここでは案内されています。

 

 

駅周辺には官公庁が多く集中しており、1km北には琵琶湖が

広がるため、琵琶湖を一望できるホテルも充実しています。

 

 

 

大津駅北口改札のようす。

 

 

こちらは設置されている自動改札機やきっぷうりばの台数も多く、

みどりの窓口もあります。

 

 

 

当初、北のびわ湖浜大津駅(京阪京津線)の位置に開業した

大津駅でしたが、東海道本線のルート変更と事業の進捗により

南東、さらには西へと移設を重ね、現在の大津駅は3代目です。

 

 

なお、先代2代目の大津駅は、東隣りの膳所(ぜぜ)駅として

現在も機能しており、国道1号も後ほど付近を通ることになります。

 

 

 

駅北口前にある大津駅前交差点は、

滋賀県道103号 大津停車場本宮線の起点であり、

同道は後ほど通ることになる国道1号・本宮二丁目交差点までの

およそ1.1kmの区間が指定されています。

 

交差点はスクランブル式の横断歩道が設置されており、

歩車分離式信号を採用しているため、歩行者は車両を気にせず

各方面から自由、安全に往来することができます。

 

 

さて、大津駅前の雰囲気を堪能したあとは、大津駅前交差点より

県道103号で東へ進み、この界隈のもうひとつの重要スポットである

滋賀県庁方面へと向かいたいと思います。

 

 

 

つづく