長かった復路5日目の旅は、国道1号東海道から
歩道橋を渡って旧東海道に外れ、京阪京津線の大谷駅で
ようやく中断となりました。
外観は復路6日目も撮りましたので、
明るくて奥までよく見える6日目の撮影写真を掲載しておきます。
5日目は、この旅始まって初となる
山間部での中断となりましたが、それほど不安がなかったのは
やはり駅の存在によるところが大きいでしょうね。
特に、滋賀入りして以降はいつ中断になっても
おかしくない状況下にあったので、駅の多い区間で
日没に合わせて中断できたのは幸いでした。
これが日の短い真冬なら、五条バイパスの途中で
日没を迎える事態も十分に有り得たでしょうから、
今回の区間を歩いた時期も割と良かった方だったと思います。
さて、大谷駅は無人駅です。
駅員は不在なので、御用の方はインターホンで通話可能です。
ひっそりとたたずむ小さな駅舎には、
必要最低限の設備が並びます。
券売機はありませんが、かわりにICカードの
金額チャージができるこのような専用の機械がありました。
備え付けられた運賃表。
京津線のほか、連絡する石山坂本線や京都市営地下鉄の
運賃が分かります。
復路5日目は昨年5月の実施のため、
こちらは駅名が変更される以前の情報です。
京津線大谷駅の時刻表です。
同じく昨年5月時点での情報です。
1時間に4~5本程度の運行でした。
時刻は19時15分となり、辺り一面すっかり暗くなりました。
本当にギリギリまでの撮影でした。
大谷駅では、地下道や跨線橋の類はなく、
京都三条方面へは駅構内の踏切を渡ります。
大谷駅の駅名標です。
西隣りの追分駅とは1.6km、
東隣りの上栄町駅とは1.7km離れています。
というわけで、長かった復路5日目の歩き旅は
19時半に三条方面への電車に乗り、無事終了。
撮影漏れがなければ復路6日目の再開地点は大谷駅からと
なるはずでしたが、国道1号ルート上にあった追分駅などを
スルーしたミスもあり、結局6日目は追加撮影も兼ね、
少し戻って山科駅からの再開となったのでした。
▽ 国道1号線徒歩の旅・復路5日目終了
[歩いた区間]
堀川塩小路交差点(498.8km/京都府京都市下京区)
~ 大谷駅前(486.9km/滋賀県大津市)
[通過した自治体]
≪京都府≫<京都市>下京区→東山区→山科区
≪滋賀県≫<大津市>
[歩いた距離]
13km(進捗区間外を含めると22.4km)
[かかった時間]
12時間20分(6:50~19:10)
復路5日目は、ひたすら北上を続けた4日目から一転、
堀川五条交差点からは東へ進む区間が長くなりました。
ビル街に始まり山奥で終わるといった、見える景色が
変化に富んでいたのも特徴的でした。
というわけで、ここで復路5日目との重複区間は終了。
ここからは、山科駅から再開している
復路6日目の旅路が続いていきます。
つづく