国道1号五条通上りは続いて、五条室町交差点に入ります。
なお下りでは、上柳町からこちらも東錺屋町を経たのち、
五条室町交差点周辺で大黒町(だいこくちょう)に移っています。
交差点名の案内は、中央分離帯内に各方向ともあります。
ここで交差する室町通は、平安京の「室町小路」に当たります。
五条通から南北の両方向に進入可能な一方通行路だった
新町通とは対照的に、室町通は
南北いずれも五条通へ出る進入禁止の一方通行路であり、
この交差点では五条通からは、Uターンか直進しかできません。
室町通を渡るところで、道路上に見慣れないものを発見。
この三角形の道路標示は、「前方優先道路」を示すものです。
矢印の向いていない方角の道路を優先するというもので、
この場合はこの道路よりも五条通を示す左右方の道路の通行が
それぞれ優先されることを意味しています。
五条室町交差点より先は、醍醐町に入ります。
次の烏丸通との交差では、京都駅烏丸口へ行く道で
右折車が多くなるため、右折レーンがやや右に寄っており、
「右折車 右へ」の標識で注意を促します。
下りでは、まもなく大黒町から
上諏訪町(かみすわんちょう)に移るところです。
497.2km地点を通過します。
五条通での距離標撮影にも大分慣れてきました。
つづく






