国道1号枚方バイパスは、まもなく京滋バイパス下にある
京滋バイパス森交差点に差し掛かるところです。
よく見ると、508.7kmの距離標がガードレールについていますね。
京滋バイパスは、
大山崎(京都府乙訓郡)~瀬田(滋賀県草津市)間を結ぶ
有料の高速道路です。
ここから5km先の大山崎からは、
名神高速道路や京都縦貫自動車道に接続します。
名神高速では吹田、豊中、西宮などの大阪・兵庫方面へ、
京都縦貫自動車道では長岡京、亀岡、京丹波の山間を経て
福知山、京丹後、舞鶴といった京都府北部にアクセスします。
京滋バイパス森交差点では、上り・下りともに
交差点内に進入する側は5車線、交差点から出る側は2車線の
計7車線という変則的な道路状況のため、
交差点の前後で中央分離帯の位置が大きくずれています。
上りにおいては、左から
左折 or 直進可、直進可、右折可×3の計5車線という構成です。
左折先は、国道478号で大山崎へ。
久御山インターがありますが、上りは大阪方面から来ているため
5車線中の左端のみとその割り当ては少ないです。
一方、右折先には滋賀方面へ向かう巨椋インターのほか、
山科へ続く阪神高速京都線、京都市内を縦断する国道24号、
宇治方面と多くの行先があるため、3車線と割り当ては多いです。
なお、この交差点は
国道478号の終点に指定されているようです。
国道478号の起点は京都府宮津市にある宮津天橋立インターで、
大半の区間が有料の自動車専用道路に指定されています。
左折先、国道478号方面を撮影。
すぐ先には、京滋バイパス久御山インターが待っています。
一般国道の国道478号は、京滋バイパス下を通る形で並走。
宇治川や桂川を渡った後、大山崎の国道五条本交差点で
国道171号に接続します。
京滋BPから先の京都縦貫自動車道はR478に指定されており、
起点の宮津天橋立I.C.まで歩行者は立ち入ることができません。
国道1号と交差する通りは
京滋バイパスの支柱の両側に道路を構えているため、
交差点はかなりの広さがあります。
これより京滋バイパス森交差点を渡り、
京滋バイパス下を通っていきます。
森川端の国道1号区間は、ここまでとなります。
なお、八幡市の八幡中代交差点(Part186)から続いていた
府道736号 交野久御山(かたのくみやま)線との重複区間は、
同路線がこの交差点で終点となったため、終了となります。
交差する国道478号側は右折レーンを独立させており、
他レーンとの間に設けたスペースに
508.6kmの距離標を設置しています。
うっかり見落としそうな位置なので、気づけてよかったです。
さて、京滋バイパス森交差点を渡ると
5車線だった車道は再び2車線に戻ります。
そしてここからは、上り・下りともに
森地区最後の区域である森中内に入っていきます。
つづく









