国道1号徒歩の旅は復路2日目も後半に入り、
枚方市内で最初に通過する出口6丁目の区間に入っています。
休憩を終えたのは、13時ごろ。
この日の目標地点まではまだ4kmほどあるので、
気合いを入れ直して旅を再開です。
まずは、ミニストップを出てすぐのところに526km地点がありました。
所在地の表記は、「枚方市 出口」です。
また「+9.4m」の表示も見られることから、正確には
526km地点はこの9.4m先にある橋の上ということになります。
その橋である「酉新田橋」を渡ります。
植え込みで隠れていますが、525.9km地点を通過します。
国道からは少し離れましたが、左手の少し先には
変わらず淀川が流れ、川沿いには淀川河川公園も続いています。
それらと並行してきたこの国道1号でしたが、
枚方市内ではこれより少しずつ淀川から離れていきます。
この先、分岐ありです。
直進先も左折先も曲がるので、こんなちょっと変わった標識に。
ぼちぼち上り側にも、ちらほらとお店が出てくるようになりましたね。
525.8km地点を通過するところで、分岐が見えてきました。
右の道が国道1号です。
左の道は、府道13号 京都守口線です。
府道13号の終点は、
この旅でも経由した大日交差点(Part77)です。
寝屋川バイパスと枚方バイパス、2つのバイパス道路の開通
ならびに新国道1号への指定を受け、それまでの京都~大阪間の
旧国道1号のルートを府道化したのが今の府道13号です。
府道13号は国道170号外環状線と重複する
石津元町交差点以北の区間では国道側の表示が優先されるため、
重複が解除される枚方大橋付近までは案内が見られませんが、
この道路はその重複区間内にある伊加賀緑町交差点へと
つながっているため、府道13号の支線に当たるものと思われます。
少し標識が錆びついてて読みにくくなっていますが、
府道13号の下には「京都守口線」と書いてあります。
木屋元町で案内のあった「京守」は、この線のことです。
樟葉方面へ向かいます。
このあとに控えている国道1号・170号との重複区間は交通量が
非常に多いため、それを避けるための支線かと思われます。
横断歩道を渡り、ここは右の国道1号の方へ進みます。
手前には、丸いオレンジのものが埋め込まれたポールが
見られますが、これは「視線誘導標(デリネーター)」と
呼ばれるもので、反射体の部分に車のライトが当たることで
道路がどの方面に続いているかを示す役割があり、
電灯の設置が乏しい地域だと夜間に大きな効力のあるものです。
渡った先には、足もとを見ると、こんなものが。
防護柵の外、歩車道間の縁石上に置かれているもので、
「道路鋲(どうろびょう)」のような感じのものに見えますが、
何でしょう。
役割も含め、これについてはよく分かりませんでした。
道路上には、いろいろなものが設置されていますね。
日本橋まで、あと526km。
つづく