映画『レイ / Ray』(2004) | はるのブログ

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映画「ブルース・ブラザース」で
楽器店のおじさん役で、おもしろかった
ソウルの神様、レイ・チャールズ
の伝記映画!ということで、


映画「Ray /レイ」を観てみたよ。




世界に感動を与えたレイ・チャールズ。彼は、生きることの素晴らしさを教えてくれた。7歳で両目の光を失ったレイは、ピアノの音色に魅せられ盲学校を卒業するとためらうことなく音楽家の道を進む。(Huluより)




さて、感想は...
正直びっくりの連続でした。


何が?って、
20代から30代にかけて、
ドラッグとか、女性関係とか、
さわやかでない色々があったのですね。


いや、レイ・チャールズといえば、
いつもニコニコしながら歌っている人
という印象しかなかったので...
かなり意外に感じたのでした。


でもこの頃、時は1950年代
黒人ミュージシャンの間で
ドラッグがまん延していた時代。
レイもその中にいたということですね。


黒人に対する差別も描かれていますが、
その昔、奴隷として人格を奪われ、
文化や教育を奪われた時代から


何とか這い上がって、
人権を取り戻していこうという、
その途中の時代であった
ということが、よくわかります。


そんな苦しい中、
何よりさわやかだったのは
アトランティック・レコードの
アーメット社長でした。


それまで、だまされては
搾取され続けていたレイを引き抜き
売上に応じた報酬を約束したこととか


すぐれたセンスで、レイの音楽を
商業的な成功に導いたところ
などなど。
私にとっては、その辺りが
一番の見どころでした。


あ、もちろんレイの音楽が
素晴らしかったことは
いうまでもありません!!


そして、ボロボロになったとき
最後には、音楽がレイにとっての
救いであったということ。
それこそ、R&Bそのもの
という気がしました。


動画は、
「ジョージア・オン・マイ・マインド」
俳優ジェイミー・フォックスが
レイを演じています。