東京都中央区月島。江戸時代より400年以上の歴史を刻む『高耳神社』。祀られたるそのご神体は、異世界から召喚され、すっかりひきこもったエルフでした。
その巫女としての役割を引き継いだ女子高生による日常コメディが描かれる。
アニメ化もしてましたね。
実はマンガの方を読んだ時になんかピンと来なくて放置してたんですよね。(;^_^A
でもアマプラでアニメを見てハマりました。
エルフのエルダ役の声優の人の声がむちゃくちゃマッチしてると言うか、表現力が凄いと言うか、流石声優さんって感じでした!(←語彙力
漫画を読んだ時には、600年以上生きていて、ひきこもりで人見知りなエルフってのがイメージ出来なかったのでハマらなかったのかな?
エルダの声を担当しているのは声優の小清水亜美さん。ふにゃふにゃしたエルダの話し方が最高。
アニメ一話での巫女の小糸とのケンカするシーンで引き込まれました。
先代の巫女であったお母さん(すでに死去)と比べられて怒っちゃった小糸の支離滅裂なセリフとエルダの泣き怒りの演技が凄い
「先代の巫女はもっと優しかったのに!小糸なんか私の巫女じゃない!」
「…ッどうせ先代とは全然違うし私だってニートエルフの巫女なんかやりたくないもん…!もっとオシャレになってあの人みたいになるんだもん…!住みたい街は代官山だし、好きなお菓子はマカロンだもん!」
凄く怒って大声になりそうなものだけれども、普段ひきこもって人と話さないから声が全然はれない演技がゲイコマ
オタクで引きこもってゲームやプラモ好きなエルダだが、時々憂いのある表情を見せる事も・・・
もっと外に出て氏子のみんなにあったほうが良いという小糸にエルダが黙ってしまうシーン。
「だって…どうせ…」
エルダが不老不死で、みんな先に逝ってしまう、という言葉を飲み込んでいると思われる。
人間と違い不死のエルフであるが故にこれまでに沢山の出会いと別れを経験しており、時折見せる悲しみの混じった様な表情が小糸を心配させることも有る。
そんな物語の全てが詰まってるようなアニメの第一話でした。
そうなのだ、
下町コメディなだけでは無く、何時かは自分を置いて逝ってしまう人との関わりに臆病な一面を描いた秀逸な作品であるのです!!
ん?こんな構造どっかで見たような??(蛇足
お は り !