【トップガンマーヴェリック】
前回紹介した(?)
トップガンの補足と言うか蛇足
映画冒頭の件は
『ライトスタッフ』
のオマージュだと思うのよね。
有人宇宙飛行に予算を削減されて、飛行機乗りの時代は終わったと告げられる。
これからは宇宙の時代だと――
音速を初めて超えた実績のあるテストパイロットのチャック・イェーガーはソ連が作った最高硬度記に挑み、最新鋭機NF-104を駆って上空へ飛び立つ。
あたかも宇宙飛行士に一矢報いてやるかのように―
青空を飛び越えて星々を目の前にしたところで制御不能になり墜落。
負傷しながらも脱出に成功し、生きて同僚らの元に帰る。
チャック・イェーガーは実在の人物であるが、エピソードは多少脚色されているそうである
最近のチャック爺さん
後ろの機体はYF-23
アメリカの次期主力戦闘機を掛けてYF-22と競合した機体
マーヴェリックが乗っていた試作機にちょっとだけ似ているよネ。
競合に勝ったのはF-22(デキレースの噂もあり)
だけど、実際に今主力と呼ばれるのはF-35・・・
現代は戦闘機同士のドッグファイトの時代ですら無くなってしまった。
劇中のアイスマンのセリフ
「Not today」
だが、今じゃない・・
今になりつつありますね。
パロットの技術うんぬんよりも電子機器がどれだけ優れているかの方が重要視されてしまう時代になってしまいました。
(ロシアは考えが時代遅れなのでSu-27が空戦では最強とされている)
哀しいけど、コレ戦争なのよね?
『トップガンマーヴェリック』とは、そんなもろもろの事を踏まえて作られた映画ではないでしょうか?
あ、
そうそう
最後にマーヴェリックがP-51マスタングで空をゆうゆうと飛ぶシーンがありますよね?
あれは
『ビックマグナム黒岩先生』
で黒岩先生役の横山やすしが自前のセスナで飛ぶエンディングのオマージュだと思います。
ハリウッドのスタッフが『ビックマグナム黒岩先生』と『邦キチ! 映子さん』を見て、
こんな映画を増やそうと考えたのではないでしょうか?
ま ち が い な い
お は り !!