「海のトリトン」の闇 | お小遣い2.5マソだけどリッターバイク買っちゃった

お小遣い2.5マソだけどリッターバイク買っちゃった

ヨメさんに事後承諾で買ったリッターバイク
維持費はお小遣いで賄う事になりました。本当にやっていけるのかしらん?


ゴーゴー トリトン!

ゴーゴーゴーゴーゴー トリ~~ト~~ン!!



でお馴染みの「海のトリトン」ですが、(笑)

内容をしっかり覚えてるって人は意外と少ないんじゃないかな?





アトランティス人の子孫、緑の髪のトリトンが、海の平和を取り戻すために、イルカのルカーと共に、広大な七つの海を舞台に活躍する海洋ロマンアニメーション。
5000年前に平和に暮らしていたアトランティス大陸を、ポセイドン族によって滅ぼされたトリトン族、その末裔であるトリトンは海で支配するポセイドン族を倒すため海を舞台に大冒険を繰り広げるといった内容。


海の平和を取り戻すために戦うというのを子供の頃は信じていたのだが・・
実はかなり複雑で善と悪がどちらとも言えない様なとんでもないクライシスが最終回に用意されていたのだった。



以下ネタバレになるのでご注意!




ポセイドン族の正体とは





アトランティス人の生き残りであるトリトン族を執拗につけ狙うサメや毒クラゲなど異形の姿をしたポセイドン族の目的や正体は一体なんであったのであろうか?

彼らは元々ムー大陸やアトランティス大陸にすむ人類(!)だったが、アトランティス人による改造手術で海洋生物の遺伝子を取り込み、異形の姿にされていた。
そして、特殊な金属、オリハルコンで作られた巨大なポセイドンの神像の人身御供にされて居たのだった。
ポセイドン族をその生け贄にして海底に封印されたポセイドンの神像であるが、どのような目的で作られ、封印する事になった理由も定かにされて居ない。
だが皮肉にも、そのポセイドンの神像の力を使いポセイドン族が反乱を起こし、アトランティス人は壊滅の危機に追いやられる。(インガオーホー?

オリハルコンの短剣とは



キーアイテムであり、トリトンの武器として登場するオリハルコンの短剣であるが、
急に赤く光ったり、謎の物質で出来ている様である。

だが、あの小ささで恐ろしい程のパワーがある事が推測される。

その正体とはポセンドン族の反逆にあい滅ぼされかけたアトランティス人(後のトリトン族)がポセイドン族に復讐するために作ったアイテムであった。
遠い昔、アトランティス人は特殊な金属、オリハルコンで巨大なポセイドンの神像を作り、ポセイドン族をその生け贄にして海底に封印した。ポセイドン族の一部の人びとは、逆にオリハルコンのエネルギーのおかげで生きのび、海底都市を作る。

オリハルコンの短剣はポセイドンの神像のオリハルコンの巨大なエネルギーに対してマイナスのエネルギーを持っているという。
つまり、オリハルコンの短剣によってポセイドンの神像を破壊する事が出来る唯一のアイテムなのだ。

(反物質?)

いわば、ポセイドン族がトリトン族を殺戮してきたのは、あくまでも自らの身を護るためだったのである。

ところでっ!!!

チューホフの銃と言う言葉を御存知であろうか!?



「物語に出て来た銃は必ず発砲されなければならない」

物語最終章にてオリハルコンの剣の真価が発揮される時が来た!
ポセイドン像のおかげで現代まで生き延びていたポセイドン族だが、トリトンが持ってきたオリハルコンの短剣の力でポセイドン像が動き、エネルギーが供給されなくなり、都市で暮らしていた1万人のポセイドン族は全滅してしまう。

つまり、トリトンがポセイドン族を滅ぼしたのである。

13歳の少年が1万人を大虐殺するクライマックス!!

 




真実を知ってしまったトリトンは何も言わず、一人何処ともなく立ち去って行く・・・。

 




後に知る事になるのだが、

富野由悠季初監督作品であった!


さもありんなん
色々と合点がいく

監督は自身が考えた最終回の事は周りに反対されるだろうと、

しばらくは誰にも相談しなかったそうです。

流石すぎるゼw


お は り !