先日のストーリの補足
南米のジャブローからオーストラリアのトリントン基地までアッグがどうやって移動したか？
不思議に感じた貴兄もおられるかと思います。
答えは
「ルッグンで来た！」
です。(*´ω｀)
ザクをぶら下げれるならアッグだって大丈夫でしょう？きっと・・・
それにしてもなんだけど・・・
ルッグンって凄い完成されたデザインだよね。
放送当時はだせえっておもってましたけど・・・(;^_^A
そんなルッグンのちょっとイイ話を紹介します。
初代『機動戦士ガンダム』の何話だか忘れましたが、
「戦場は荒野」
シャアの奸計にはまりジオンの勢力圏に降下してしまったホワイトベース。
避難民の一人が、降ろして欲しいと言う。
どうやら近くに夫の故郷があるらしい。
ブライトは難民を降ろすためにジオンに一時休戦を提案する。
実はブライトはここで悪いたくらみを考えていて、難民を降ろすと見せかけつつ、事故に見せかけガンペリーを不時着させる。
このガンペリーの中にガンダムを隠しておいて、ジオンを騙し撃ちしようとするんですねえ～。
企んで何故悪いか？
まあ、ホワイトベースの位置がばれたらガルマ坊ちゃんに総攻撃を受けちゃいますからね。
「これで木馬を仕留められなければ貴様は本当の無能だ」
とか、仮面の人に影口叩かれちゃってるし・・。
で、
そんなガンペリーを偵察に来たのがルッグン！
気の良さそうな操縦士は難民の子供に手を振り返したりしてます。
突然煙が出て（偽装）不時着したガンペリーから脱出し、ホワイトベースへ向かうフラウ・ボウ達を見届けるルッグンパイロット達。
なんかね、
いままで敵だと思っていたジオン兵の人柄が急になじみ深い感じにシフトしてるんですよね。
悪い人に見えない感じ？
偵察任務の人ってのもあるのかなあ。
シャアのムサイなんて悪者感ばりばりなんですけどね。
フラウ・ボウら、ガンペリーの搭乗員がホワイトベースに引き上げるのを見届け、
ルッグンの偵察任務は完了し、ガルマは兵を進める。
この時点で
ブライトの悪い企む作戦は成功したかに見えたのですが！
ルッグンのパイロットは難民の親子が気になって戻って行くんですね。
命令違反なんですけど、
「偉い人には俺たちの気持ちはわからんのさ」
（最終回に向けての伏線か？）
一方難民の親子は
故郷をめざして歩るきながら、湖を横手に見ながら、
「あら、こんな所に湖なんてあったかしら？」（←フラグ
その時、
ルッグンが急速旋回し親子に近づいて来て爆撃？！
と、思いきや、救援物資を投下してあげるのです。
敬礼して去っていくルッグンのパイロット。ニクイネー
駄菓子菓子！
もう行ったと思っていたアムロはガンペリーに潜ませたガンダムを起動させていて、カメラアイがピカーンと光るのをルッグンのパイロットは見逃さなかったんですね。
引き返してくるルッグンに対して
「見つけなけりゃいいのに・・・」
とか、自分勝手なセリフを言いながら、アムロ撃っちゃうんだなぁ、これが！
墜落するルッグンだが、
人の良いパイロット達は無事なようです。ヨカッター(*´ω｀)
で、
なんやかんやあって（笑）
ホワイトベースは無事ガルマの包囲網を抜け出せるのですが・・
カイ・シデンの初出撃とか見所は多いんですがカッツ・アイ！
「こ、このような失態を姉上になんと言って報告したらいいのか・・・」
頭を抱えるガルマ・・・
「今度は私が出るよ。」
「た、頼むシャア・・・。」
新たなフラグが発生した事を当時誰も気づけなかったでしょう。(;^_^A
その頃・・・
あのルッグンのパイロット達は、先ほどの親子に手当を受けてます。
そして、あの湖のあった場所がその親子の目指していた夫の故郷であり、爆撃で消滅していたことを知らされます。
哀しい現実！
ホワイトベースの艦内から
「あの親子はセント・アンジェに着けたんだろうか？・・・」
とつぶやくアムロ達
なんか色々と感慨深い！
善と悪とが凄くあいまいな感じを出し始めた最初のガンダム回では無かったでしょうか？
ある意味「ククルスドアンの島」より戦争と言うものを考えさせられる話でしたね。
お は り ！