梶原一騎と言えば、『愛と誠』、『空手バカ一代』、『巨人の星』等の伝説級のポケモン原作者です。
なかでも、ちばてつや×梶原一騎のコンビによる『あしたのジョー』などは知らない人いる?
位の知名度ですよね。
そんな『あしたのジョー』での深イイ話(?)を紹介したいと思います。
いちおうですが、
あくまで噂話なので真偽のほどは定かでは無いと前置きさせて頂きます。
梶原一騎は時たま新聞や週刊誌をザワつかす武闘派で有名な方でした。
『あしたのジョー』連載中のちばてつやは次の回の原作の原稿がなかなか届かないのでいつも焦っていました。
編集部に行くと、酔っぱらって寝ていた梶原一騎が差し出した原稿には、数行でライバルとなる力石徹が登場する旨の話が簡略されて書かれていたそうです。
それでも話を膨らませてなんとか原稿を描き終え連載に間に合わせたのですが、
力石徹のビジョンが全く説明が無かったので、
ライバルとなるんだからジョーより背が高い大男なんだろうな。
と自分なりにキャラクタ設定をして登場させました。
ところが、
出版された「週刊少年マガジン」を見た梶原一騎から怒りの電話があり、
「バカヤロー!力石はその後ボクシングでジョーと戦うんだから、この体格じゃあ階級が変わってきちゃうじゃないか!!」
と、どなられたそうです。
真っ青になったちばてつやですが、
いまさらどうしようもないので、力石徹の血をにじむような減量が始まり、無理な減量とジョーのこめかみへの一撃が原因で力石徹は試合後に命を落とす事になりました。
その後ジョーはこめかみにパンチが打てなくなったり
成長期により身長が伸びる事により階級があがりそうになるが、力石が降りてきてくれた階級にこだわる為に死に物狂いの減量をする事になります。
設定のミスがなければ話の内容は大きく変わっていたのではないでしょうか?
つまり最初の設定のミスにより、『あしたのジョー』と言う話はとんでもない名作になったと断言しても良いでしょう。
ちなみに私はアニメ版の「力石徹のテーマ」が大好きなんです。
でんででで、でんでで~ん♪
このテーマで力石が歩いて来るだけで何故かカコイイ!
私はいつもカラオケで歌って、まわりをドン引きさせるZEEEEE!
♪今夜一人のボクサーがぁ、鎖うぉ噛み切ったぁ!うおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!
お は り !