読書感想駄文【バイク擬人化菌書 5/鈴木秀吉】 | お小遣い2.5マソだけどリッターバイク買っちゃった

お小遣い2.5マソだけどリッターバイク買っちゃった

ヨメさんに事後承諾で買ったリッターバイク
維持費はお小遣いで賄う事になりました。本当にやっていけるのかしらん?

この前図書館へ行こうとしたら

 

休 館 日 えーん

 

だったので本屋へ寄ってマックで読んでました。

 

 

「犬の張子をもつ怪物」と

 

もう一冊は

『バイク擬人化菌書 5 』

鈴木秀吉 (著)

 

です。にやり

 

結構有名かな?

オートバイ誌で連載されてますからね。

既刊は買ったことなかったんですが、

KATANA特集のため購入。

 

皆さんは自分のバイクをこの著書の様に恋人的なイメージを持ってます?

バイクが恋人みたいな。

 

クルマは子宮的願望であり

誰もが安らぐ母の子宮なのだ

バイクは剥き出しのファルス(男根)的象徴である

 

自分にとってバイクはやっぱりバイク以上でなければバイク以下ではない、と思っています。

(答えになっていないか?)

アイテムであり相棒である。

若しくは戦闘機である。

神林長平著の「戦闘妖精 雪風」って知ってますか?

とか、言い出すと果てしなく脱線しそうなので控えますがw

 

かなり脱線しましたが

この本を否定する訳ではなく楽しく読ませて頂きました。

そんな世界感もまた尊いとw

 

でね、

この本で物凄く共感すると言うか考えさせられるのは

ジャンク漁りが趣味な主人公対して解体屋のオヤジが語るセリフ

「憧れのバイクの免許を取って初めは楽しくても飽きて愛情を失えばこんなモンよ

愛情を失ったなら早く手放してやりゃ良いのに厄介なことにだけは残るんだ・・・

 中略

てめぇのした糞を他人に引き取らせて金まで取ろうとする・・・

アンタも万事に罪悪感をもっとけよ。

それが無くなったら人は簡単に心を無くすぞ。」

 

と・・・

あああ、

やっちゃってんな・・何台か、えーん

 

バイクに萌え要素を詰め込んだ様に見えて所々深いよなあ、

この作者、

感じるのは宇宙規模のバイク愛!

 

自分にはたどり着けない境地を感じる。

 

空 即 是 色 !

 

食わず嫌いせずに一読する事をオススメします!

 

お は り !