2024年5月15日はシンガポールの歴史に
残る一日となりました。
実に20年ぶり、歴代4代目となる新首相
が誕生したのです。
このために数年がかりの準備が
行われてきました。
それを国民も見守ってきました。
そして、ついに就任式が執り行われたのが昨日。
首相が短期間でコロコロ
代わる国の出身の身からすると、
これまでの道筋、そして就任のセレモニーと
あまりに美しい光景で
こういう政権交代の在り方もあるのだと
ただただ感心するばかり。
就任式が行われたのはイスタナ(大統領官邸)。
シンガポールでも最も古い歴史遺産の1つです。
宮殿様式の美しい建築に広大なお庭が特徴の官邸。
その屋外のお庭で式は執り行われました。
その模様はライブで中継され、
ほとんどのシンガポール人がその様子を
見守っていたのではないかと思われます。
チェリーも半ば強制的にライブを見ることになった
わけですが、第一印象は。。。
「めっちゃ暑そうなんですが。。」
そう、最近のシンガポールは体感40度近い
異常気象が1か月以上続いています。
そんな中、たとえ夜とは言え、
スーツを着て正装した人々が屋外に集うのは
あまりに暑そうで。。
見ているだけで失神しそうでした(←大げさ)
大統領の進行で式は進み、いよいよ新首相のお披露目
となったところで、チェリーは絶句。
この場面でそんなことに注目するのはチェリーだけ
なのかもしれません。
不謹慎なのかもしれません。
文化の違いなのだろうかとも思いました。
でも、でもでも!
「なんで首相夫人はお葬式みたいな装いなのーーー!」
この新首相夫人は、歴代最も美しい首相夫人と
呼ばれる美女。
チェリーもはじめはとてもシンガポールの方には
見えなくて、中国の方なのかな?と思って
しまったほど(←シンガポール人に失礼)
そしてシンガポールらしく、夫人もバリキャリ。
バンカーからウェルスマネジメントに転身して
成功を収めていらっしゃる方だそう。
地位のある方の奥様で専業主婦はあり得ないのが
シンガポール流。
で、話を戻しますと。
夫人は首相とご一緒に登場されたのですが、
ただでさえあっつい屋外の空気がテレビから伝わってくる中、
喪服のようにまーーーーくろなワンピースに
パールのネックレス。
まさに日本の喪服スタイルー!
お顔が美しいから、目立たないようにしたのか。
アメリカ大統領夫人のようなトロフィー感は
封じたかったのか。
理由はわかりませんが、とりあえずチェリー的には
アウトでした。
せめて、グレーとか紺とか、品を保ってドレスアップは
いくらでも出来たのではないかと。
今すぐスタイリストをつけて!と
心の中で叫んでいたお節介なBBAです。