突然ですが、コオロギを食べたことはありますか?
世界の予想するところでは、
人間は今後10年ほどで深刻な食糧問題に直面します。
その時にあなたが食べているものは、
牛や豚、鶏、ましてやカエルでもなく、
コオロギなどの昆虫になっている
可能性が高いです。
そんな未来を担うフードテックなどが集う
The international food and beverage trade show
がシンガポールで開催されています。
(More Singapore F&B businesses expanding overseas
、StraitsTimes)
Expoという空港近くのコンベンションセンター
では一年を通して様々な催しがされていますが、
今週はこのフードショー。
なぜ食用としてコオロギなど昆虫が注目されている
かというと、畜産や水産にくらべて
1)効率よく生産できる
2)環境負荷が低い
3)タンパク質を多く含む
ことが理由に挙げられます。
1)牛や豚を育てて出荷するまでには何年もかかります。
でも、コオロギは1か月という効率の良さ。
2)畜産では世界の15%の温室効果ガスを排出しますが、
コオロギの生産は牛の生産の100分の1の二酸化炭素排出
で済みます。
3)それでいて、タンパク質含有量は牛の2倍以上もあります。
といっても、コオロギは今新たに発見された食べ物では
なく、すでに食用として一部地域には根付いてますね。
タイでは屋台などでも見かけます。
チェリーは実はまだ未体験。
コオロギを喜んで食べるには、その見た目の改良が
必要なのではないかと思うのは私だけでしょうか
どうしてもゴキさんに似ていて、
挙げたコオロギなどはカリカリで美味しそうとは
思うものの、正直食卓に挙げることには
まだ抵抗があります。
コオロギを食べた将来の自分はゴキさんも
食べられるようになるのではないかと、
そんな自分を想像するとちょっと頼もしい。