エルメスで個室に呼ばれる理由 2023年12月11日 | ミセス・チェリーの毎日。

ミセス・チェリーの毎日。

投資家ミセス・チェリーのメモノート。アメリカ生まれ、東京育ち、現在はシンガポールでセミリタイア。

毎年恒例の手帳のレフィルを購入しにエルメスへ。

本当は東急ハンズのがいいのだけど笑、こちらでは売っていないので。

 

店内で待っていると、右のお客さんも左のお客さんもケリーバッグを見せてもらってました。

しかも、ネット上で検索しても出てこないスペシャルなケリー。

 

日本は希少なバッグを案内される際、個室や奥に案内されます。

でも、日本外ではそんなことないんですよね。

 

今も現に目の前で紹介されてる。

それを特別気に留めてる人もいない。もちろんクレームなんてありません。

では日本はなぜ個室なのか。

それは、不平等を訴える人がいるから。つまりクレームにつながるのでしょう。

 

日本は平等が美徳とされていますが、もちろんそんなことは無理なのです。

個室の方が人の承認欲求を満たすための施策で厭らしいなと思ってしまいますね。

 

 

 

<円は対ドルで145円台半ばに下落、雇用統計後の米金利高・ドル高継続>(Bloomberg)

年末になると、翌年の為替予測はじまりますね。

ある記事での予測が面白かったです。

日系証券会社は120円前半を予測、対して外資系証券会社は150円より。

国内からの見方と世界からの見え方の違いを如実に表しているなと。

 

<Singapore Narrows the Gap With Hong Kong on Real Estate Deals>(Bloomberg)

シンガポール、不動産取引で香港との差詰める-富裕層の避難先の利点

 

記事内で、「シンガポールには独自のセールスポイントがある」とコメントされていますが、

国として、独自セールスポイントはこれから益々大事になります。

なぜなら、このセールスポイント1つあるからといって魅力的と思われるものではないのです。

そんな強力なセールスポイントなかなかない。

例えば、海がエメラルドブルーでとてもきれいな場所、というセールスポイントも世界で見ればそんな場所は多くあります。

魅力的なセールスポイントを幾つか掛け合わせて、他国に真似できない価値を作り出す、これが大事。

例えばシンガポールは税制×治安×教育×金融ハブ×公用語英語×空港×政権の安定×通貨の強さ=富裕層を引き付ける独自セールスポイントとなっているのでしょう。