観戦記2782 世界前哨戦! 武居由樹vsマリオ・ディアス | 人生マイペンライ

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《本日のDVD鑑賞》

 

いよいよ本日(5月4日)西田凌佑選手が、IBFバンタム級王者のエマヌエル・ロドリゲスに大阪で挑戦する!WBSSバンタム級トーナメントでは井上尚弥選手の最大のライバルになるだろうと言われたロドリゲスだが、井上選手にイギリスで完膚無きにKO敗け 『観戦記1723』 サウスポーでテクニシャンの西田選手が、持ち前のいやらしさで判定勝ちするのか!?大阪なので観にいけないが、3150FIGHTで生配信されるので楽しみ鑑賞したい。

西田選手はデビュー9戦目での世界王座挑戦だが、デビュー3戦目で世界王座挑戦経験のある 『観戦記1300』 大森将平選手に判定勝ち~4戦目で、元WBCフライ級王者の比嘉大吾選手に判定勝ちした 『観戦記2251』 キャリアの濃さ。特に、比嘉大吾選手には計量失敗し王座を陥落した 『観戦記1441』 クリスファー・ロサレス戦以来の黒星を付けた。西田選手との前戦で、ストロング小林佑樹選手を5RにKOして 『観戦記2082』 かつての15連続KO勝ちの勢いを取り戻すか!?と思われた後の敗けだった。

日本人で唯一全勝全KOで世界王者になった比嘉大吾選手だが、同じく全勝全KOで世界王座を狙うのが‘壊しのベビーフェイス‘武居由樹選手!

 

1996年7月に東京都足立区生まれた武居選手は、母子家庭に育ったらしく素行の悪さからわずか10歳の時に住み込みで子供を預かりキックボクシングを教える「パワーオブドリーム」の古川会長の家で育つ~高校時代にはボクシングの主将をするなど格闘技により更生する~2014年11月のKrush.47に18歳でデビューし、たすく選手を1RでKOする~しかし、2015年1月のKrush.49で佐野天馬選手、4月のK-1で西京春馬選手にいずれも0-2の判定負け~8月のWindy Fightで萩原秀斗選手に1RでKOしてWINDY KICKスーパーフライ級王座を獲得~10月のKrush.59で亀本勇翔選手に判定勝ち、12月のKrush.61で勝大選手を1RでKO、2016年2月のKrush.63で軍司泰斗選手に判定勝ち~4月、Krush.65からの53kg初代王座決定トーナメントで隆聖選手を2RにKO~6月のKrush.66で上羽優希選手と決勝戦で闘い1RにKOして王座獲得 『観戦記1147』 10月のGRACHAN&BFCで伊藤佑一郎選手に大差判定勝ち~12月のKrush.71で、隆聖選手を3RにKOして53kg王座の初防衛に成功~2017年4月のK-1 第二代スーパーバンタム級王座決定トーナメントに参戦し、1回戦でアントニオ・オルデンを3RにKO~準決勝で石田圭祐選手を1RでKO~決勝では久保賢司選手に判定勝ちし王座栄冠。

9月のK-1でも英雄伝説57kg級王者の伊澤波人選手を3RでKO~11月のK-1でビクトー・サラビアを1RでKO~2018年4月のKS‘FESTA.1で久保賢司選手との再戦を1Rに豪快にKOしてK-1スーパーバンタム級王座の初防衛に成功 『観戦記1594』 8月のK-1でも、アクラム・ハミディを1RでKOする~12月のK-1では、タイのヨーブアデーン・フェアテックスのミドル&ヒザに大苦戦も延長で判定勝ち~2019年3月のKS‘FESTA.2ではサンドロ・マーティンを1RでKOする~そして、スーパーバンタム級王座(55kg)を保持したまま!6月のK-1スーパーバンタム級トーナメントに参戦!1回戦では、村越優汰選手から勝利しているアレックス・リーバスを1RにKOする~準決勝でも、元NJKFバンタム級王者の玖村修平選手を1RでKOする~決勝戦では、Krushスーパーバンタム級王者の玖村将史選手も2RにKOする 『観戦記2017』 12月のK-1でも、スリヤンレック・オーボート・ガムビーに判定勝ち~2022年3月のK-1では、デンサヤーム・アユタヤファイトジムに判定勝ち 『観戦記2728』

 

そして、蹴れないほどの深刻な怪我をしたらしく欠場が続く~K―1退団が発表されてボクシングに転向。

2021年3月に、2016年12月のKrush.71以来の後楽園ホールでデビューして2017年中日本新人王の高井一憲選手を1RにKO 『観戦記2386』 9月には、5戦負け無し全KOの竹田梓選手も1RでKOする

 

12月の3戦目では、前戦で辰吉寿以輝選手と引き分けた今村和寛選手に3戦連続の1RKO勝ち 『観戦記2435』

 

2022年4月の4戦目は、日本スーパーバンタム級16位の河村真吾選手を2Rに凄まじいKOをする 『観戦記2607』

 

8月に、東洋太平洋スーパーバンタム級王者のペテ・アポリナルに挑戦し5RにTKO勝ちで王座栄冠 『観戦記2695』

 

2022年12月にも、東洋太平洋10位のブルーノ・タリモを11RにTKOで降し初防衛に成功 『観戦記2751』

 

2023年7月に54kg契約で、フィリピンバンタム級王者のロニー・バルドナドを3RにKOする 『観戦記2765』

 

そして、世界戦を見据え初のメキシカンとの対戦!対戦するのは、元WBC米大陸コンチネンタルバンタム級王座のマリオ・ディアス!

 

メキシコのアグアスカリエンテス州で生まれた‘El Trituradar(クラッシャー)‘マリオ・アルベルト・ディアス・マルドナドは、2014年9月に地元アグアスカリエンテス州でデビューしてファン・サスティタに判定勝ち~3戦目に判定敗けをするも15勝6KO1敗で、2017年10月にレヨンタ・ウィットフィールドを7RにTKOで降しWBC米大陸コンチネンタルバンタム級王座を獲得。

1勝1敗後の2019年5月に、カルロス・カストロのWBC米大陸コンチネンタルスーパーバンタム級王座に挑戦も判定敗け~その後もメキシコで闘い、3勝2KO3敗で初来日。

 

スーパーバンタム級(55.338kg)から54kg契約、そして東洋太平洋スーパーバンタム級王座を返上してバンタム級(53.524kg)に近い54kgでの試合に挑む武居選手!この試合の興行のメインは井上尚弥選手vsマーロン・タパレスの 『観戦記2714』 4団体統一スーパーバンタム級戦だけに、井上尚弥選手が返上した後のバンタム級戦線を睨んでの1戦!

 

2023年12月26日 世界前哨戦! 武居由樹vsマリオ・ディアス

 

武居由樹 7勝7KO無敗 前東洋太平洋スーパーバンタム級王者

 

マリオ・ディアス 21勝9KO6敗 元WBC米大陸バンタム級王者

 

1R、武居選手が前手を下げながらもリズムを取り、飛び込んでいこうかとタイミングを計る

 

ディアスは警戒しつつも、左アッパーで飛び込んでくる

 

武居選手は、ボディーに左を伸ばす~廻りながら、さらにボディーに左を伸ばす!

 

2R、またも、ディアスがアッパーから入り右を伸ばしてくる!

 

武居選手も、右フックを合わせようとする~軽快に廻り、距離があるところから右を出すフェイントから左ボディー!

 

なんと!レバーに貰ったディアスは悶絶して立てない!

 

見事に武居由樹選手が、2RにKO勝ちで9戦9勝9KOを飾り世界戦へ進む!武居選手は初の54.5kg契約に 『体重調整は全然いけたので、後はもっともっと技術を強化して世界にいけるようにしたい!ここから先もっともっと経験したことのない相手と戦っていくと思う。皆さん僕にパワーを送ってください。絶対夢をつかみます!早い回で倒すのが目標。2回で倒せたのはよかった。バンタム級でいけます』 と、早い回でのKO劇。初のメキシカンに対しても 『思っていたよりリズムがつかみにくいかなとは思いました。でも特別やりにくいとかは感じなかったです。まだまだ自分の満足している〝完成形の武居由樹〟ではないので。来年すぐ来ると思うので、それに備えて精進しようと思います』 と、バンタム級リミットで闘ったことは無いが2024年に来るべく世界戦へ気を引き締める。

そして、メインで井上尚弥選手がスーパーバンタム級4団体を制覇。1ヶ月後の2024年1月に、WBOバンタム級王者ジェイソン・モロニーがWBO10位のサウル・サンチェスを2-0の判定で降す。5月6日東京ドームでの井上尚弥vsルイス・ネリの4団体統一スーパーバンタム級王座戦のアンダーカードで、武居選手がわずか9戦目全勝全KOで世界王座に挑む!

 

★武居選手はThe Mutchを生観戦し東京ドーム開催に悔しかったらしい 格闘技blogランキングをクリック⇒格闘技 ブログランキングへにほんブログ村 格闘技ブログへにほんブログ村