観戦記2656 UFC Fight Night.158 マルチン・ティブラvsアウグスト・サカイ | 人生マイペンライ

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今週末には(9月24日)さいたまスーパーアリーナでRIZIN.44が開催。さらに11月4日には、初のアゼル倍ジャンでの開催となるRIZIN LANDMARK.7が開催される!ラスト4試合はアゼルバイジャンが誇る4選手が出場し、メインではRIZINフェザー級王者ウガール・ケラモフが鈴木千裕選手と防衛戦など会場の盛り上がりは大変なことになるのか!?これだけ世界的になったMMAだがUFCさえもアゼルバイジャンで大会は開催していないし、意外とUFCはアメリカ、ブラジル、カナダ、アブダビが主で東ヨーロッパや西アジアでの大会は無い。世界のMMAの中心はUFCなんだと、世界中のMMA団体の選手がUFCを目指し育成番組のThe Ultimate Fighter(TUF)に参加してUFCに参戦を果たす。

RPIDEと同じく1997年に発足し、UFCがロシア大会を開催するときには後援をして、日本ではPRIDEが買収された後の2007年大晦日に‘やれんのか大晦日‘をバックアップしてくれた団体が、ロシアのM-1 GLOBAL。そのM-1 GLOBALのフライ級~ヘビー級の各王者も、2016年12月から順次UFCに移籍し王座は空位になった。最初にM-1 GLOBAL王座を返上してUFCに参戦したのは、第4代M-1 GLOBALヘビー級王者のマルチン・ティブラ!

 

1985年11月にポーランドのウッチ県ウニエユフに生まれたマルチン・ティブラは、大学に進むが21歳からMMAを始める~バーや建設作業員をしながら、ポーランドのアマチュア王者に2回なる

2011年11月にPolish MMA Championshipでデビューし、ロベルト・マルコクに1Rで1本勝ち~さらに様々なマイナー団体で5連勝し、2013年2月にM-1 Charenge.37でデニス・コンキンに1R終了時TKO勝ち~8月のM-1 Charenge.41でのヘビー級トーナメント準決勝で、チャバン・カに1RでTKO勝ち~10月のM-1 Charenge.42でのヘビー級トーナメント決勝でも、コンスタンチン・グルホフを1Rに1本で降し優勝。2014年4月のM-1 Charenge.47で、マロ・ペルクを3RにTKOで降す~8月のM-1 Charenge.50ではダミアン・グラボウスキーを1Rに1本勝ちしてM-1Charengeヘビー級王座を獲得~11月のM-1 Charenge.53でも、デニス・スモルバエフを1Rに1本で降しM-1Charengeヘビー級王座初防衛に成功~しかし、2015年5月のM-1 Charenge.57でステファン・ブッツに3RにTKO敗け~9月のM-1 Charenge.61では、アンテ・デリアを1Rに負傷TKO勝ちでM-1Charengeヘビー級王座2度目の防衛に成功。

M-1王座を返上してUFCと契約し、2016年5月のUFC Fight Night.56に参戦もティモシー・ジョンソンに判定敗け~8月のUFC Fight Night.92で、ヴィクトル・ペシュタに2RでKO勝ち~2017年3月のUFC209で、ルイス・エンリケに3RでTKO勝ち~6月のUFC Fight Night.111では、元UFCヘビー級王者のアンドレイ・アルロフスキーに判定勝ち~11月のUFC Fight Night.121では、メインでヘビー級2位のファブリシオ・ヴェウドゥムと対戦も判定敗け~2018年2月のUFC Fight Night.126でも、ヘビー級7位のデリック・ルイスに3RでKO敗け~7月のUFC Fight Night.134では、ヘビー級13位のステファン・ストルーフェに判定勝ち~2019年4月のUFC Fight Night.149で、シャミル・アブドゥラヒモフに2RでTKO敗け。

 

そして、5ヶ月後のUFC Fight Night.158で対戦するのはヘビー級15位のアウグスト・サカイ!

 

1991年5月にブラジルのパラナ州で生まれたアウグスト・ドス・サントス・サカイは、名前の通り日系ブラジル人の家庭で育ちブラジルらしくサッカーをする~14歳からムエタイを始め、21歳からブラジリアン柔術の練習を始めてMMAに転向。

2011年10月にMMAデビューして、Adventure Fighters Tournamentでセザール・アルベルトに1RでTKO勝ち~さらにマイナー団体で3連勝3KO~2013年3月にBellator.94に参戦し、ロブ・ホートンに2RでKO勝ち~12月のGolden Fighters.8で、エジソン・ロペスに判定勝ち~2014年7月のBellator.122で、マット・ブリングに3RでTKO勝ち~2016年6月のBellator.139で、ダニエル・ガレモアに2RでTKO勝ち~11月のBellator.145でも、アレックス・ハドルストンに判定勝ち~2016年5月のBellator.155では、ダン・チャールズとドロー~2017年5月のBellator.179で、シーク・コンゴに1-2の判定敗け~11月のImrtal FC.7で、チアゴ・カルドーゾに1RでTKO勝ち。

2018年8月のDana White Contendar Blazilで、マルコス・コンラードを2RにTKOで降しUFCと契約~9月のUFC Fight Night.137で、チェイス・シャーマンに3RでTKO勝ち~2019年4月のUFC Fight Night.158で元ヘビー級王者のアンドレイ・アルロフスキーに2-1の判定勝ち。

 

UFC参戦後3連勝でヘビー級15位にランクされた、ブラジル出身のアウグスト・サカイが初のランカー対決!最後のM-1ヘビー級王者マルチン・ティブラが、先輩ランカーとして連敗を逃れるか!?ポーランド人のティブラが、開催地カナダ出身のサカイと対戦!

 

2019年9月14日 UFC Fight Night.158 マルチン・ティブラvsアウグスト・サカイ

 

マルチン・ティブラ 17勝5敗 ヘビー級14位

 

アウグスト・サカイ 13勝1敗1分 ヘビー級15位

 

1R、ティブラが関節蹴り~さらに前蹴りから、サカイが出ていくところにカーフキック

 

サカイが右を振り回すが、ティブラもパンチを合わせる!

 

それでもサカイが、ガンガン前に出る~ティブラのローに右フック!

 

ティブラ効いた!サカイがラッシュ~組み付いてきたティブラに、サカイは首相撲からヒザ!

 

しかし、振りほどいたサカイが再びパンチで出ていく!

 

ティブラを金網に追い込み、サカイが右ストレート!

 

ティブラ効いている!サカイは左手でティブラを固定して右!アッパー!

 

さらにサカイは右を振り落とし続け、ティブラは崩れ落ちる!

 

サカイは鉄槌を連打!直ぐにレフリーが止めに入る!

 

見事にアウグスト・サカイが2RにTKO勝ちで、ヘビー級ランカー対決を制する!わずか59秒での決着となったが、まさにヘビー級!とおう対決に爽快な1戦。アウグスト・サカイは 『ノックアウトできると思っていたし、それはコーチと必死にトレーニングに取り組んできた結果だ。こうなると思っていたさ。前回の試合で自分のパワーを見せつけたかったけど、自分の距離を保てなかった。でも今日はそれができた。誰が相手でもかまわない。UFCが俺と戦わせたいと思う相手が誰なのか見てみよう。1歩1歩、必ず上り詰める』 と話す。

そしてサカイの次戦は、7ヶ月後の2020年5月開催のUFC on ESPN.9でヘビー級12位ブルガリアのブラゴイ・イワノフと対戦。連敗となってしまったティブラは、4ヶ月後のUFC Fight Night.169でセルゲイ・スピパッグと対戦。

 

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