観戦記2232 UFC Fight Night.147 ダレン・ティルvsホルヘ・マスヴィダル | 人生マイペンライ

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格闘技を愛し50歳過ぎても殴り合う

《本日のDVD鑑賞》

 

いよいよ今週末には、聖地である埼玉スーパーアリーナでRIZIN.30が開催される!コロナ禍で外国人選手を呼ぶのは困難で、在日のアラン‘ヒロ‘ヤマタニ以外は今回も日本人のみの大会となる。まさに踏ん張り時のRIZINだが、ここはPPVをちゃんと買って応援したい。PRIDEの成功によって日本でもスカパーによるPPVが一般でも知れ渡ることになったと思うが、いまのRIZINでPPVはネットのPPVも合わせてどれぐらいの売り上げなのだろうか?!PRIDE崩壊後に設立された戦極もスカパーでのPPVを中心に開催されたが、なかなか軌道に乗らずに民放で放送していたHEROS~DREAMに飲み込まれるようになり、戦極で活躍していた吉田秀彦さんや小見川道大選手などの移籍もあり2010年末に幕を降ろした。

明らかにHEROSやDREAMよりPRIDE武士道的な空気はあった戦極は、出場選手のその後のMMAでの活躍でも戦極の初期からホジャー・グレイシー、キング・モー、アントニオ・シウバ、そしてホルヘ・マスヴィダルも来日し活躍していた!

 

キューバ人の父とペルー人の母との間にアメリカで生まれる悪く喧嘩ばかりしていたらしいが、17歳でボクシングとレスリングを始めて18才の2003年5月にHOOK n SHOOTでブランドン・ブレッドソーを1RにKOしデビュー~2003年7月に、Absolute Fighting Chmpionships.4に参戦してブライアン・ゲラティーに判定勝ち~9月のAbsolute Fighting Chmpionships.5で、ローランド・デルガドに2RにTKO勝ち~12月のAbsolute Fighting Chmpionships.6でジュリアン・オルテガに判定勝ち~2004年5月のAbsolute Fighting Chmpionships. 8でジャスティン・ウィスニエフスキーに判定勝ち~2005年4月に、Full Throttle.1でハファエル・アスンソンに判定負けで初黒星~しかし、同月のAbsolute Fighting Chmpionships.12でジョー・ローザンに2RにTKO勝ち~7月のAbsolute Fighting Chmpionships.13でポール・ロドリゲスに1Rで1本負け~2006年2月のAbsolute Fighting Chmpionships.15でデビッド・ガードナーに2RでTKO勝ち~6月のAbsolute Fighting Chmpionships.17でヌリ・シャクアーとAFCウェルター級王座決定戦で判定勝ちし栄冠~8月からBodog Fightに参戦し、キース・ウィスニエフスキーに判定勝ち~12月にスティーブ・バーガーに判定勝ち~2007年7月にスティーブ・バーガーに判定勝ち~2007年7月にイーブス・エドワードをハイキックで2RにKO~9月にStrike Forthに参戦しマット・リーを1RでKO~12月にはCrazy Horse Fightでブラント・ローズを1RでKO~2008年2月にライアン・ヒーリーに判定勝ち~6月に初来日し戦極.3に参戦し、ホドリゴ・ダムと対戦も1RにKO負け~9月の戦極.5でライアン・シュルツを1RにTKO勝ち~11月の戦極.6でハン・スーファンに判定勝ち~2009年4月にBellatorに参戦しライト級トーナメントでニック・アガラーに勝利も、5月の準決勝で後にシュートボクシングで活躍するトビー・イマダに三角締めで1本負け~6月にエリック・レイノルズに1本勝ちも、11月の戦極で北岡悟選手に2RにTKO負け~2010年2月に、G-Forth Fightでルイス・パロミーノに判定負け~4月の吉田英彦引退興行で小谷直之選手に判定勝ち~9月にShark Fight 13でポール・デイリーに判定負け~2011年3月から、再びStrike Forthに参戦しビリー・エヴァンゲリスタKJ・ヌーンズに判定勝ち~いよいよ、2011年12月にギルバート・メレンデスのStrike Forthライト級王座に挑戦も判定負けで王座奪取ならず~2012年7月にジャスティン・ウィルコックスに判定勝ち~2013年4月のUFC on FOX.7でUFCに初参戦し、ティム・ミーンズに判定勝ち~7月のUFC on FOX.8では、マイケル・キエーザを2Rにダースチョークで1本で降す

 

11月の UFC Fight Night.31でルスタム・ハビロフに判定負け~2014年月のUFC on FOX.11でパット・ヒーリー、7月のUFC on FOX.12ダロン・クルックシャンク、9月のUFC178でジェームス・クラウスに判定勝ちで3連勝も~2015年4月のUFC Fight Night.63でアル・アイアキンタに1-2の判定負け~7月のTUF21Finalでセザール・フェレイラを1RにKO~11月の韓国で開催されたUFC Fight Night.79で元ライト級王者のベンソン・ヘンダーソンに1-2の判定負け~さらに、2016年5月のUFC Fight Night.88でロレンゾ・ラーキンに1-2の判定負け~7月のUFC201でロス・ピアソンに判定勝ち

 

12月のTUF24Finalでジェイク・エレンバーガーを1RにKO~2017年1月のUFC on FOX.23でドナルド・セラーニに2RにKO勝ち。

 

しかし、5月のUFC211でデミアン・マイアに1-2の判定負け~11月のUFC217でも、スティーブン・トンプソンに判定負け。

そして1年4ヶ月明けて復帰戦の相手は、ウェルター級3位のダレン・ティル!

 

1992年12月生まれイングランドのマージ―サイド州出身のダレン・ティルは、12歳からムエタイを始めるが 「人をぶちのめしたい」 と学校も辞めてムエタイ系の試合に出て実績をあげる~17歳の時からMMAに転向して、リバプールのチーム・カオボンで練習をする~19歳の時にパーティーで乱闘をして刺されるなどした為、コーチが練習に集中できるようにブラジルのアストラ・ファイト・チーム行きを勧められる。

2013年2月にブラジルのSpartaMMA.3でデビューして、ルシアーノ・オリベイラ・リベイロに判定勝ち~その後も南米各地のローカル大会で11連勝して、2015年5月にUFCと契約~UFC Fight Night.67で、ウェンデル・オリベイラに2RでKO勝ち~10月のUFC Fight Night.76ではニコラス・ダルビーとドロー~4年間のブラジル就業からイギリスに戻るも、肩の負傷で1年7ヶ月のブランクをつくる~2017年5月のUFC Fight Night.109で、ジェシン・アヤリに判定勝ちも計量を5ポンドオーバーして罰金を喰らう~9月のUFC Fight Night.115でも、ボヤン・ベリチコビッチに判定勝ち~10月のUFC Fight Night.118のメインで、ウェルター級1位のスティーブン・トンプソンを判定で降すが・・・・またもティルが計量オーバーでファイトマネーの30%罰金。

 

ウェルター級王者のタイロン・ウッドリーは、右肩の怪我で関節唇の手術長期を受けて長期欠場明け中~2018年9月のUFC228で、2位のティルが挑戦するも2Rにダースチョークで1本負け王座獲得ならず 『観戦記1919』

 

イングランドO2アリーナで開催のUFC Fight Night.147のメインカードはウェルター級ランカー対決!UFCのロンドン大会では最高の16,600人を集める中で、前戦の王座戦敗退から復活のティルか!?ランキングを4位まで上げるもセラーニ、マイアに連敗してランキングを落としたマスヴィダルが巻き返すか!?

 

2019年3月16日 UFC Fight Night.147 ダレン・ティルvsホルヘ・マスヴィダル

 

ダレン・ティル 17勝1敗1分 ウェルター級3位

 

ホルヘ・マスヴィダル 32勝13敗 ウェルター級11位

 

1R、マスヴィダルが開始と同時に走っていき蹴るが、いきなりローブローで中断・・・

 

今度はティルから詰めていき左ストレート!マスヴィダルダウン!

 

ティルがパウンドに行こうとするも、マスヴィダルは蹴りあげる!

 

サイドから攻めようとするティルも、マスヴィダル立ち上がる

 

パンチとミドルを打ち合う~ティルがミドルをキャッチし、崩して上を取る

 

またも直ぐにマスヴィダル立つ~打撃の牽制からタックル!

 

ティルは切ってプレスをかける~左!ボディー!


さらにティルがパンチ連れで攻める!マスヴィダルも、頻繁にスイッチしながら左フック!

 

ティルは組み付き、金網に押し込んでから左!アッパー!


 

2R、ティルがサウスポーからパンチで出る~マスヴィダルはミドルを返す!

 

ティルのサミングで中断も、再開後はマスヴィダルがパンチから足を刈る

 

すかさずマスヴィダルがバックを取るが、ティルは立ち上がり逃れる

 

打撃の展開が続く~前に出るティルに、マスヴィダルはカウンター!

 

マスヴィダルが一気に前に出て左フック!さらに左!吹っ飛ぶティル!

 

バッタリ倒れたティルにマスヴィダルがパウンドにいくが、明らかに意識が飛んでいるティルにレフリーが飛び込む!

 

見事に2RにKO勝ちで復帰戦を華麗に飾る!このところの勝利は爆発的な打撃での勝ち星だったマスヴィダルらしい勝利で、この試合が大会のファイト・オブ・ザ・ナイトに選ばれる。さらにマスヴィダルは、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトにも選ばれてファイトマネー+5万$+5万$を獲得!

しかし・・・試合後のバックステージで、マスヴィダルはインタビューを受けている途中でレオン・エドワーズを見つけるとマスヴィダルが、いきなりエドワーズに向かって行って殴り掛かり大乱闘!
エドワーズは前戦の2018年6月、UFC Fight Night.132でドナルド・セラーニ戦勝利後にマスヴィダル戦をアピールしてマスヴィダルも応える。しかし、試合は組まれずエドワーズが挑発~その後はエドワーズが上位ランクになり、マスヴィダルとは闘う意味がないと話していた。しかし、この勝利でホルヘ・マスヴィダルは6ランク上げて5位。敗れたダレン・ティルは7位にダウン。

 

★マスヴィダルの次戦は4月後のUFC239で伝説をつくる! 格闘技blogランキングをクリック格闘技 ブログランキングへにほんブログ村 格闘技ブログへにほんブログ村