《本日のＤＶＤ鑑賞》
１月のＫ－１の後には、６月に東京ドームでと噂されていた那須川天心ｖｓ武尊だが・・・ＲＩＺＩＮは５月に東京ドーム大会を開催するが、中立のリングとの話なので何処がどのように大会を開催するのだろうか！？水面下では進行しているのかもしれないが、６月は無いにしても年末には実現して欲しい！
そして来年にはボクシングに転向する那須川選手だが、いきなり日本ランカーとの対戦～日本か東洋太平洋王座～世界ランカー～世界挑戦という青写真みたいだがスーパーバンタム級（５５．３４ｋｇ）日本王者は古橋岳也選手。そしてテレビで将来の話でボクシングの世界王者になり、ＵＦＣ王者と対戦⇒ルールは間をとってキックボクシングという壮大でなんとも痛快な夢を実現して欲しい。
ＵＦＣが１９９３年１１月に登場してから今年で２８年になるが、まさにＭＭＡ（Ｍｉｘｅｄ Ｍａｒｔｉａｌ Ａｒｔｓ）ボクシングができ、レスリングができ、柔術ができ、とんでもないフィジカルモンスターの集まりになっている。ＵＦＣは、やはりアメリカ人が中心でレスリング＆ボクシングが中心の選手が多い。ＵＦＣのパウンド・フォー・パウンド・ランキングでもアメリカ人がベスト１０のうち４人だが、２位にナイジェリア出身のカウル・ウスマンが入っている（２０２１年４月時点）が８歳からアメリカ育ち。４位のイスラエル・アデサ二ヤもナイジェリア生まれだが、１２歳からニュージーランド育ち。
１９８９年７月にナイジェリアのラゴスに生まれたイスラエル・モブラージ・アデサ二ヤは、実業家で会計士の資格も持つ父親と看護師の母親の裕福な家庭で育つ～５人兄弟の長男で８歳からテコンドーを習うも、家の中で暴れまわり辞めさせられたらしい・・・子供たちの教育の為とアメリカへ移住する予定も、２００１年のアメリカでの同時多発テロで入国が厳しくなりガーナ～ニュージーランドに移住する。
高校時代に黒人である事でイジメにあい格闘技を始める～映画のマッハ！！！やジャッキー・チェンの影響で１８歳からムエタイを始める～２１歳からオークランドでキックボクシングに転向してアマチュアでは３２戦全勝し、２０１１年にプロデビューして中国やＧＲＯＬＹで活躍～２０１４年１１月にはボクシングでもデビューして５勝１ＫＯ１敗～２０１６年１０月のＧＬＯＲＹ.３４では、ミドル級王座挑戦者決定トーナメントでロバート・トーマス、ユースリ・ベルハルイを降し優勝。
そして、２０１７年１月のＧＬＯＲＹ.３７でＧＬＯＲＹミドル級（８５ｋｇ）王者のジェイソン・ウェルニス！
ブラジル生まれでオランダ育ちと云われるジェイソン・ウィルニスだが、治安が悪い地区も多く格闘技が盛んなオランダなので自然とキックボクシングを始めたのだろうか・・・・
若くから試合をこなし、ＩＴＳ‘ ＳＨＯＷ ＴＩＭＥ８５ｋｇ王者になる～ＩＴＳ‘ ＳＨＯＷ ＴＩＭＥがＧＲＯＬＹに買収され、日本にも２０１２年１２月のＧＬＯＲＹ.４で松本哉朗選手と対戦し判定勝ち～２０１３年９月のＧＬＯＲＹ.１０では、アルテム・レヴィンに判定負け～２０１４年３月のＧＬＯＲＹ.１４でも、サハック・パーパヤンに判定負け～１１月のＧＬＯＲＹ.１８で、ウェイン・バレットに判定勝ち～２０１５年４月のＧＬＯＲＹ.２０で開催されたミドル級王座挑戦者決定トーナメントでも、アレックス・ペレイラに判定勝ち～しかし決勝で、サイモン・マーカスに判定負け。
１０月のＧＬＯＲＹ.２４でも、ジョー・シリングに２ＲでＴＫＯ負け～２０１６年３月のＧＬＯＲＹ.２８でフィリップ・バーリンデンに判定勝ち～９月のＧＬＯＲＹ.３０では、ミドル級１位のジョー・シリングに判定勝ち～そして９月のＧＬＯＲＹ.３３で、ＧＬＯＲＹミドル級王者のサイモン・マーカスを３ＲにＴＫＯで降しＧＬＯＲＹミドル級王座を獲得。
そして、初防衛戦にミドル級３位のイスラエル・アデサニヤの挑戦を受ける！トリッキーな動きを魅せるアデニサヤに、マイク・タイソンを尊敬するジェイソン・ウィルニスが豪快なパンチで防衛なるか！？リング下には前王者がリベンジを狙い観ている
２０１７年１月２０日 ＧＬＯＲＹ３７ ミドル級王座戦 ジェイソン・ウィルニスｖｓイスラエル・アデサニヤ
ジェイソン・ウィルニス ２９勝８ＫＯ６敗１分 初防衛戦
イスラエル・アデサニヤ ６５勝２７ＫＯ３敗 ミドル級３位
１Ｒ、アデサンヤが左ミドル！ウィルニスはローを返す！
スイッチしながらポンポン手数出すアデサニヤに、ウィルニスは前に出てロー！
下がりながらも、アデサニヤがバックスピン！
スイッチをしながら蹴っていくアデサニヤも、ウィルニスは前に出続けロー！
２Ｒ、やはり前に出るウィルニスに、アデサニヤが下がりながらも左ミドル！ウィルニスはロー！
アデサニヤが、ハンドスピードを活かした細かい連打！
ウィルニスは前に出続けてロー！アデサニヤはコンビネーションから左ボディー！
前に出るウィルニスに、アデサニヤが飛びヒザ！それでもウィルニスはローで前に出る！
３Ｒ、手数はアデサニヤも、ウィルニスのクリーンヒットが増えてくる
前に出るウィルニスに、アデサニヤがヒザを返す！
ウィルニスがさらにプレスを強めるが、アデサニヤは廻りながらパンチを出す
スイッチを繰り返しパンチ～ヒザのアデサニヤも、ウィルニスは止まらず右！
４Ｒ、アデサニヤが動きながらローも、ウィルニスのローに足が流れる
軽いパンチで廻るアデサニヤに、ウィルニスは踏み込んでくる！
アデサニヤの長い左にも、ウィルニスが右を被せる！
前へ前へ出てくるウィルニスに、アデサニヤは飛びヒザ！
しかし止まらないウィルニスは、潜り込んでいき左右のロー！
５Ｒ、アデサニヤは、ウィルニスのローが効いてきているか！？コーナーに詰まる！
それでもアデサニヤは、廻りながらパンチ～左ミドル！下がりながらも、手数は圧倒的にアデサニヤが出す
ウィルニスは、アデサニヤのパンチをもろともせずにロー！
パンチは出すアデサニヤも、ウィルニスのローでバランスを崩し印象悪いか
判定は、４９－４６ ４８－４７ ４８－４７ ３－０でジェイソン・ウィルニスが初防衛に成功！
手数ではアデサニヤだったが、ローを効かされ前に出続けたウィルニスに採点は流れたか！？しかし、３ヶ月後の２０１７年４月のＧＬＯＲＹ.４０でサイモン・マーカスとのリターンマッチにスプリットの判定負けで王座陥落。イスラエル・アデサニヤは３月のＧＬＯＲＹ ＨＥＲＯＳでも判定負け～７月からはＭＭＡに専念し、メルヴィン・ギラードを１ＲにＴＫＯで降しＡＦＣミドル級王座を獲得～１１月には、スチュアート・デアを１ＲにＫＯしてＨＥＸ Ｆｉｇｈｔｉｎｇ Ｓｅｒｉｅｓミドル級王座を獲得～２０１８年にＭＭＡ全勝でＵＦＣと契約しＵＦＣ２２１に参戦し、ロブ・ウィルキンソンを２ＲでＫＯする。
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