観戦記1890 K-1大阪 スーパーフェザー級王座戦 武尊vs皇治 | 人生マイペンライ

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《本日のTV観賞》

 

今度こそは!と、盛り上がっては消える 那須川天心vs武尊 2020年の間に実現するのか!?昨年末に武尊選手が 『それを実現しなきゃ現役を終えられない。来年、実現しないのなら引退すると思う。時が来たら花火は打ちあがると思う』

逆に那須川選手は2019年末に、江幡塁選手との対戦決定の記者会見で 『もう交わる確率はないと思う。今はそこまでやりたいと思っていない』 と、素気ない返答をしている・・・・・でも、観たいか!?と、言われれば観たい。

元々は2015年11月に、K-1 55kg王座戦で武尊選手がチャールズ・ボンジョバーニを2RにKOした後に 『観戦記1017』 花道でBLADE55kg級トーナメントをブッチギリの優勝した那須川選手が 『観戦記936』 『観戦記937』 花道で対戦を呼びかけて始まった。

その後、両者は勝ち続けていてもう不可能かと思われたがどうなるのか!?フロイド・メイウェザーvsマニー・パッキャオでさえ実現した2010年代も終り、2020年代の幕開けとともにオリンピックイヤーにデカイ花火を上げて欲しい!

 

武尊選手は小学2年生でK-1に憧れ空手を始め(テレビで観て憧れた1999年大会の東京ドームは、後の師匠になる前田憲作さんも出ている)高校はボクシング部がある学校を選ぶも、わずか3ヶ月で退学~K-1甲子園に出場する目的で、通信制の高校に再入学。アルバイトで貯めたお金でタイへ練習に行くなどしながら、アマチュア大会で経験を積む。2009年に、念願のK-1甲子園関西大会に出場するも2回戦で敗退~高校を卒業後に上京してチームドラゴンに入門。2011年9月のKrush.12でデビューし、鎌田裕史選手を2RでKO~その後も4連勝3KOするが、2012年6月のKrush.19で京谷祐希選手に1RにKO負け。9月に結城将人選手に判定勝ち~10月に鈴木優也選手を2RにKOする~12月のKrush.25でも、榊克樹選手を1RでKO~2013年1月のKrush.26からの58kg級王座決定トーナメントで八神剣太選手を1RでKO~3月のKrush.27で鈴木雄三選手に判定勝ちで決勝進出~5月のKrush.28で寺戸伸近選手と決勝も、判定勝ちし王座獲得 『観戦記492』  

Krush.30でイ・ソルビンを2RでKO~Krush.35でも後藤勝也選手を1RでKO~2014年3月のKrush.39で神戸翔太選手に判定勝ちし、Krush.58kg級王座の初防衛に成功 『観戦記753』 8月のKrush.44でも、鈴木雄三選手に判定勝ちして2度目の防衛に成功。

そして、2014年11月に念願の復活したK-1で大雅選手を3RでKO~2015年2月のKrush.51では、大滝裕太選手を判定で降しKrush58kg級王座の3度目の防衛に成功~2015年4月のK-1 55kg級初代王座決定トーナメントでは、1回戦でアレクサンダー・プリリップを2RでKO~準決勝では瀧谷渉太選手を1RでKO~決勝では大雅選手に判定勝ちし、K-1 初代55kg級王者に輝く~7月のK-1でもハキム・ハメッシュに判定勝ち~11月のK-155kg級王座初防衛戦では、チャールズ・ボンジョバーニを2RでKOして初防衛に成功 『観戦記1017』

 

大晦日にはRIZINに出陣し、ヤン・ミンを2RでKOする~2016年4月のK-1でも、ヨーセンチャイ・ソー.ソーピットを3RでKO~6月のK-1でも小沢海斗選手に判定勝ち。

ここでチームドラゴンからの大量離脱騒動があり、所属がKRESTになる~K-1 スーパーバンタム級王座(55kg)を返上して、11月のK-1フェザー級王座決定トーナメントに参戦。1回戦で、ジェイミー・ウィーランに判定勝ち~準決勝ではユン・チーを2RにTKOで降す~決勝では小澤海斗選手に判定勝ちし2階級制覇

2017年4月のK-1でもビクトー・サラビアを3RでKO~6月のK-1でブバイサ・パスハエフを3RでKO~9月のK-1でもワン・ジュングァンを判定で降す~そして、3月のKS‘FESTでは大雅選手のK-1スーパーフェザー級王座に挑戦してK-13階級制覇を狙うハズだったが・・・・大雅選手の所属するTRY HARDジムの契約違反?で大雅選手のK-1王座は剥奪となり、新王者決定トーナメントが開催される!

1回戦では、ギリシャのスタウロス・エグザコスティディに判定勝ち~準決勝ではKrush60kg級王者の郷州征宜選手を1RでKO~決勝では、BLADE61kgトーナメント優勝の小宮山工介選手に判定勝ちしてK-1 3階級制覇 『観戦記1598』

 

そしてスーパーフェザー級の防衛戦として対戦するのは、エンペラー皇治! 

 

大阪府池田市出身の皇冶選手は、4歳から空手と日本拳法を習う~空手では魚本流の大会で全国1位、中学生になり日本拳法でも全国2位になるなど活躍。

S-1、NAGOYA KICKなどに出場後の2009年7月に、DEEP KICKで正式にデビューし階健志選手に判定勝ち~10月にNAGOYA KICK、12月にDEEP KICKでも連勝するが、2010年4月のDEEP KICK.3であの京谷祐希選手に判定負け。

その後もJ-NET WORK、KING OF STRIKERSなどにも出場し、2012年4月には蓮見龍馬選手を判定で降しTRIBELATEキックスーパーフェザー級王座を獲得~7月にKrushに初参戦して、中嶋剛志選手に判定勝ち~しかし、J-NET WORKで前口太尊選手、中向永昌選手に判定負け~2013年1月のKrush.26で開催された58kg級初代王座決定トーナメントでは神戸翔大選手に判定負け~3月のRoad to GROLYでTASUKU選手に判定勝ちも、7月のREBELS.18で町田光選手に判定負け~10月のSKFで、ジャン・ヨンホを2RにKOする~12月のHEAT初代ライト級王者決定トーナメントでは晃希選手、悠矢選手に判定勝ちして王座を獲得。

7月にグゥオ・チェンに2RでKO勝ちするが、7月のRISEとREBELSの合同興業でSHIGERU選手に判定負け~12月にHEATライト級王座戦で、キム・ジンヒョクを判定で降しHEATライト級王座の初防衛に成功~しかし、2015年は6月にBig Bangでライト級王者の不可思選手に判定負け~9月のNJKFでは、WBCムエタイスーパーフェザー級王座戦で悠矢選手に判定負け~チョ・ソンヒョンを3RにKOしてHEAT王座2度目の防衛に成功~2016年2月のKrush.63では剣闘士‘俊‘選手を2RでKOする。

2016年4月にK-1に参戦するも、60kg日本代表決定トーナメント1回戦で卜部功也選手に判定負け~9月のK-1では闘士選手に判定勝ちし、2017年2月にはHEATでモハメド・プールフを判定で降しISKAライト級王j座を獲得。

6月のK-1では大雅選手に判定負けも、9月に島野浩太郎選手に判定勝ち~2018年3月のK-1スーパーフェザー級王座決定トーナメントは、1回戦で卜部弘嵩選手に判定勝ちも、準決勝で小宮山工介選手に判定負け。

度々武尊選手との対戦を訴え、9月のK-1では3月のKS‘FESTA.1で武尊選手を苦しめたスタウロス・エグザコスティディスを延長判定で振り切る! 

 

そして、皇冶選手の地元の大阪にK-1を開催せて見事に武尊選手に挑戦!度重なる皇冶選手の挑発に、さすがの武尊選手もブチ切れて『口だけじゃ何とでも言えるので、僕が勝って実行して格闘技界を変えます』 と、新生K-1を背負ってきた想いを試合で魅せるか!?

 

2018年12月8日 K-1スーパーフェザー級王座戦 武尊vs皇冶

 

武尊 35勝21KO1敗

 

皇冶 25勝9KO12敗

 

1R、やはり、皇治選手から仕掛ける~右は武尊選手がバックステップもロー!武尊選手も直ぐに左ハイキックを返す!

 

皇治選手ハイキック~ワン・ツー!武尊選手はバックスピン!皇治も右を返す

 

皇治選手がミドルを蹴ろうとも、武尊は前に出てヒザ!ボディー!顔面前蹴り!

 

皇治選手も手数は出すが、武尊選手のプレスがきつく下がる~武尊選手のヒザ!

 

皇治選手が右を返すが、武尊選手はかわして右!皇治選手早くもダウン!

 

立ち上がった皇治選手は打ち合う~しかし、武尊選手はコーナーに追い込みヒザ!右!

 

2R、武尊選手が左ハイキック!皇治選手はローを返すが、ローブローになってしまう

 

武尊選手が鋭いジャブ!皇治選手はフックからボディー連打!

 

武尊選手が笑顔で打ち合う~またも、武尊選手がヒザから右!

 

しかし、皇選手治も押し返す~頭が当たりながらも左フック!打ち合う!

 

パンチの回転力は、やはり武尊選手か!?止まらない!それでも皇治選手が右!武尊選手はさらに前に出て右!

 

まだまだ、皇治選手も押し返す!ハイキック~アッパー!

 

武尊選手は前に出続けてパンチからヒザ!打ち合いになる!そうすると、回転力で武尊選手だ!効いた!

 

3R、やはり武尊選手が前に出る~皇治選手は凄い気迫で押し返す!

 

しかし、武尊選手は止まらずヒザ!さらに出る武尊選手のヒザに、皇治選手も右を合わせる!

 

必死に前に出る皇治選手に、武尊選手が速い連打!左フック効いた!さらに左!

 

武尊選手の凄まじい連打!皇治選手はフラついてコーナーにもたれてダウン!

 

武尊選手が一気に極めにいく!皇冶選手は必死に堪える~必死に右を合わせる!

 

武尊選手が攻撃を緩めない~ヒザ!右!

 

地元の大歓声に押されて、皇冶選手が凄まじい気迫で返す!

 

しかし、最後まで武尊選手は完璧な試合運びで終了

 

判定は、30-25 30-25 30-24 大差3-0で武尊選手がスーパーフェザー級王座を防衛!

 

これほど力の差があったのか!?と思えてしまったほど、この時点では武尊選手と皇冶選手ではパンチの速さと回転力が違った。しかし、エディオンアリーナ大阪を埋めた8,000人の観衆の内なんと・・・・皇冶選手は手売りで2,000枚売ったらしい!これは倒れられないパワーになっただろう。

そして、試合後にリング上のマイクで武尊選手が聞いていて切なくなるマイクで那須川天心選手との試合について公式に返事をする。

この後もSNSで両者のやり取りなどもあり、2019年中には実現するかと思われたが2020年2月現在では実現は遠のいた感じがする。

しかし、メイウェザーvsパッキャオも「もう絶対に無いな」と思われたが、まさかバスケの試合で遭遇しあっという間に決まり実現してしまった 『観戦記868』

メイウェザーvsパッキャオのように、何年か前に実現していればなぁ~と、ならないように今年こそ電撃実現してほしい。

 

★まぁ、メイウェザーvsパッキャオ2は無くていいです 格闘技blogランキングをクリック格闘技 ブログランキングへにほんブログ村 格闘技ブログへにほんブログ村