《本日のＴＶ観賞》
気が付けば最近のｂｌｏｇ内でＭＭＡではＵＦＣが少なくなり、代わりにＲＩＺＩＮが多くなっていた。それは、もちろん！朝倉未来選手、朝倉海選手の活躍で今さらながらマイブームが起きていたから。
弟の朝倉海選手が最初にＲＩＺＩＮに初参戦したのが、２０１７年１２月２９日のＲＩＺＩＮ ＷＯＲＬＤ ＧＲＡＮＤ ＰＲＩＸ ２ｎｄラウンドで才賀紀左衛門選手を２ＲでＴＫＯ勝ち～そして、２０１８年５月のＲＩＺＩＮ.１０でもマネル・ケイプに２－１の判定勝ち。
マネル・ケイプ戦は接戦で、敗けたケイプは 『全体的に自分の方が上だった。結果が不服としか言いようがない』 と、コメントするほど際どい勝負だった。
ここまでは 『気持ちのいい試合をする選手だなぁ～』 と思っていたが、８月のＲＩＺＩＮ.１２で朝倉海選手の兄である朝倉未来選手が参戦！
地元の愛知県豊橋で有名なぐらい悪かったらしく、１６歳から１年６ヶ月間少年院に入ってしまう～退院後に禅道会に入会し、名古屋の地下格闘技団体・黒王や２０１２年９月にはＤＥＥＰ浜松大会に出場し勝利を挙げる～２０１３年２月からは弟の海選手とともに、ＴＨＥ ＯＵＴＳＩＤＥＲのリングに上がり活躍。
２０１５年３月には、ＴＨＥ ＯＵＴＳＩＤＥＲ７０ｋｇ王座挑戦者決定トーナメントで優勝～７月に、６５ｋｇ～７０ｋｇ王者の吉永啓之輔選手に１ＲでＫＯ勝ちして王座栄冠。
１２月には、樋口武大選手１Ｒで１本勝ちして６０ｋｇ～６５ｋｇ王座も栄冠～２０１６年３月は、Ｒｙｏ選手の挑戦を受けるが２Ｒにギロチンチョークが入った時点でプロデューサーの前田日明さんがストップをかけてしまいＴＫＯ負け。しかし、勝者のＲｙｏ選手も納得がいかず無効試合に判定は変更される～９月には、古田博之選手の挑戦を受けるが１ＲにＫＯ勝ちして王座防衛。
２０１７年３月からは、韓国のＲｏａｄ ＦＣに参戦しオ・ドゥソクに１ＲでＴＫＯ勝ち～２０１８年４月にイ・ギルウに判定負け～２０１８年４月にＤＥＥＰ.８３でＣＯＲＯに判定勝ち。
そして、８月に地元に近い名古屋で開催されたＲＩＺＩＮ.１２に参戦！
対戦するのは、修斗が誕生したのと同じ年に生まれたから「修斗の子」と呼ばれる、こちらも愛知県名古屋市出身の日沖発選手！
日沖選手はなんと！中学生の時からブラジリアン柔術を始め、１５歳から修斗で練習を積み、１８歳で出場した全日本アマチュア修斗全国大会で３位～２００２年１０月に１９歳で修斗でプロデビューし、菅谷Ｇａｔｃｎ正徳選手に１Ｒで１本勝ち～その後も２連勝するが、２００３年７月に修斗ライト級新人王トーナメント２回戦で高谷裕之選手に判定負け～２００４年３月に、今はイタリアンのシェフになった南部陽平選手に判定勝ちすると５連勝～２００６年２月にバオ・クァーチとはドローも、５月にカナダで開催されたＴＫＯでマーク・ホミックに２Ｒで１本勝ちしてＴＫＯフェザー級王座を獲得～８月にはＰＲＩＤＥ武士道で、ジェフ・カランに判定勝ち～１１月に修斗でキム・ビョンジュに１ＲでＴＫＯ勝ち～２００７年２月にＴＫＯでマーク・ホミックで再戦し、判定勝ちで初防衛に成功～しかし修斗では連敗してしまい、１１月に地元でのＨＥＡＴでブライアン・ゲラティーに判定勝ち～修斗で２勝１分後の２００８年１０月に、ＴＫＯでディエリー・クイーンビルの挑戦を受けるも１Ｒに１本勝ちで２度目の防衛に成功～１１月に修斗で、佐藤ルミナ選手に１ＲでＴＫＯ勝ち～２００９年３月から戦極フェザー級グランプリに参加し、クリス・マニュエル、ロニー牛若、金原正徳選手に勝利するが小見川道大選手に１－２の判定負け～しかし２０１０年５月、修斗でライト級王者のリオン武選手に挑戦し２－１の判定勝ちで王座獲得～８月のＳＲＳ.１４でジェフ・ローソンに１Ｒで１本勝ちし、年末の戦極ＳｏｕｌＦｉｇｈｔでＳＲＣフェザー級王者のマルロン・サンドロに判定勝ちし王座獲得
２０１１年４月に、修斗でＫＯＴＣバンタム級王者のドナルド・サンチェスを２Ｒに１本勝ち～１０月のＵＦＣ１３７に参戦し、ジョージ・ループに判定勝ち～２０１２年２月日本で開催されたＵＦＣ１４４で、バート・パラゼウスキーに判定勝ちし連勝～しかし、６月のＵＦＣ ｏｎ ＦＯＸ.４でリカルド・ラマス、２０１３年１月のＵＦＣ ｏｎ ＦＯＸ.６でクレイ・グイダ、８月のＵＦＣ Ｆｉｇｈｔ Ｎｉｇｈｔ.２７でダレン・エレキンスに判定負け～２０１４年３月のＴｈｅ Ｕｌｔｉｍａｔｅ Ｆｉｇｈｔｅｒ Ｃｈｉｎａで、アイヴァン・メンジバーに判定勝ち～しかし、６月のＵＦＣ Ｆｉｇｈｔ Ｎｉｇｈｔ.４３でシャールズ・オリヴェイラに２Ｒに１本負け～２０１５年５月のＵＦＣ Ｆｉｇｈｔ Ｎｉｇｈｔ.６５で、ダニエル・フッカーに２ＲでＫＯ負け。
ついにＵＦＣから契約解除され、２０１６年１月からパンクラスに参戦して２７５で横山恭典選手に１Ｒで１本勝ち～６月の２７８でも、内山洋次郎選手に判定勝ちするが、２０１７年５月の２８７で田中半蔵選手に１Ｒ１４秒でＫＯ負け～２９０で高谷裕之選手にも１ＲでＫＯ負け
アマ修斗から２０年ＭＭＡで世界中にて活躍した日沖選手がＲＩＺＩＮに初参戦！しかし、この６年は３勝７敗だけにここでもう１発日本の第一人者振りを魅せるか！？
実弟の浅倉海選手に続き、さらに強いと言われている兄の朝倉未来選手がＲＩＺＩＮに初参戦！
２０１８年８月１２日 ＲＩＺＩＮ.１２ 日沖発ｖｓ朝倉未来
日沖発 ２９勝１１敗 元ＳＲＣ＆修斗フェザー級王者
朝倉未来 ６勝１敗 元ＴＨＥ ＯＵＴＳＩＤＥＲ２階級王者
１Ｒ、自信満々に打ち込んでいく未来選手に、左を打ちながら廻る日沖選手
サウスポーにスイッチした未来選手がインロー！日沖選手もローを返す～未来選手が飛び込んでボディー！
日沖選手もフェイントを入れながら牽制するが、未来選手が出て左ミドル！
日沖選手が組んでいくが未来選手は離す～さらに、日沖選手のタックルも受け止めて堪える
日沖選手が投げようとするも、崩れて未来選手が上を取る！
しかし、日沖選手は狙っていたか？下から狙う！
スタンドに戻り、未来選手がロー！ボディー！
日沖選手がタックルを狙おうと体を沈めた瞬間に！
未来選手のハイキックが日沖選手を捕える！
吹っ飛んだ日沖選手に未来選手がパウンド！
レフリーが慌てて止めに入る！
見事に！見事に１Ｒで朝倉未来選手のＫＯ勝利！この時点ではジャイアントキリングだったが、未来選手は浮かれたようすもなく 『今の格闘技界、リスクのある試合をしない選手が多いですけど、日沖選手はリスクしか無いような試合を受けてくれてありがとうございました。これから朝倉兄弟で日本を盛り上げます。９月さいたま、オファーください』 と、日沖選手へのリスペクトもみせる完璧さ！
私は、まだこの時点では‘朝倉兄弟‘に乗れていなかったが・・・・しかし、この後の２人を止める者は出ていなく完全にハマってしまった 『観戦記１７７３』 『観戦記１７７７』 『観戦記１７７９』
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