観戦記１７３５　日本ミドル級王座戦　竹迫司登ｖｓ佐々木左之介

《本日のＴＶ観賞》

村田諒太選手の大一番！ＷＢＡミドル級王者のロブ・ブラントへのリ・マッチが来月の１２日に迫ってきました！『これで負けるようだったら、プロとして価値はないと思っている。こんなリ・マッチさせてもらうチャンスをもらって、それを活かせないなら、それはそれまでの人間』村田選手らしい言いかたで決意を語り、地元の京都に近い大阪での決戦に期待します！

そんな前ＷＢＡミドル級王者で、ロンドン五輪の金メダリストである村田諒太選手と因縁深い選手同士の日本ミドル級タイトルマッチ！

日本ミドル王者の竹迫選手は、小学生の時に元ＷＢＡ暫定世界スーパーウェルター級王者の石田順裕さんの指導を受けてボクシングを始める～龍谷大学の国体で村田選手のアマ最終試合の相手となり敗戦。

２０１５年７月にデビューし横田知之選手を２ＲにＴＫＯ勝ち～２ヶ月後の９月には、Ｂ級トーナメントでエルフェロス・ベガを１ＲでＫＯして優勝～その後も４連勝４ＫＯで、２０１７年１１月には最強後楽園で福本祥馬選手を１ＲにＴＫＯで降し７連勝７ＫＯで日本ミドル級王座挑戦権を獲得。

そして、２０１８年３月に日本ミドル級王者の西田光選手に挑戦し１ＲにＫＯ勝利して王座奪取『観戦記１４３４』

デビュー以来８勝８ＫＯのパーフェクトレコードで王者となり、しかも３Ｒまでに仕留めている

そして、２０１８年６月にタイのミドル級1位チャイワット・ムアンポンに粘られるも７ＲにＫＯ勝ち『観戦記１７０７』

そして、日本王座の防衛戦に日本ランカーにオファーを出すも軒並み断られたらしいが・・・初防衛戦に迎える挑戦者は！日本ミドル級３位で元日本ミドル級王者の佐々木左之介選手！

神奈川県横浜市出身の佐々木左之介選手の本名は佐々木卓也。両親と兄が卓球選手という家庭で育つ（卓也の名もそこかららいい）佐々木選手も幼い頃から卓球をして、高校は卓球の強豪校である湘南工科大付属高校で関東大会優勝～推薦で日本大学に進むも、大学３年生で卓球から離れ「向いていると思った」と、ボクシングに転向～２０１０年３月に２２歳でデビューし、三上尚起選手に判定勝ち。その後も２連勝するが、２０１１年３月に後の日本ミドル級王者になる西田光選手に判定負け。しかし、４ヶ月後のリ・マッチで判定勝ちする～３連勝で全日本新人王決定戦に進み、１２月の新人王決定戦では大石豊選手に１ＲでＫＯ勝ちし全日本新人王を獲得。２０１２年に入っても２連勝し、２０１２年１０月に日本５階級制覇の湯場忠志選手の日本ミドル級王座に挑戦し４ＲにＫＯして王座栄冠『観戦記２９３』