《本日のＴＶ鑑賞》
私みたいな４０代の格闘技ファンは、複数階級制覇は非常に特別な事で年齢を重ねても過酷な減量に耐え防衛回数を重ねる事が「王者の使命」と、いうド根性ドラマが主流で育った。しかし、オスカー・デラ・ホーヤが台頭してきた頃からか！？世界王者を獲得しても返上して階級を上げるような事例が多くなった。
ＭＭＡでは階級がボクシングほど細分化していないのと、力負けしてしまうと試合自体をコントロールされてしまう事もあり複数階級制覇は少ない。
世界最大のＭＭＡ団体であるＵＦＣは、現在８階級でフライ級（５６．７ｋｇ）からヘビー級（１２０．２ｋｇ）総合格闘技のパイオニアである修斗の現在は、現在１０階級でストロー級（５２．２ｋｇ）からスーパーヘビー級（１２０．２ｋｇ）この２団体が階級別の体重を合わせてくれたので、世界基準みたいのができてきた。
そして修斗での複数階級制覇を目指すのが、第７代修斗ストロー級王者の猿田洋祐選手！
猿田選手は学生時代に器械体操で運動能力を鍛え、２００６年３月に地元の埼玉県川口市にあるリバーサルジム川口に入会～２００７年５月に東日本アマ修斗フレッシュマン・バンタム級優勝～７月にも東北アマチュア修斗バンタム級優勝～９月に全日本アマチュア修斗３位。グラップリングでも、ＤＥＥＰ－Ｘ６２ｋｇトーナメントで優勝～２００８年１月にデビューするもアッキ公太選手に２ＲにＴＫＯ負け。さらに８月にも大塚のぞみ選手に２ＲでＴＫＯ負け～それでも２００９年には連勝してバンタム級新人王。
２０１０年２月のナカシ選手との試合で左腕を骨折し１ＲにＴＫＯ負け～２０１１年にはＡＤＣＣの日本予選にも出場。２０１２年には、インフィニティトーナメントで優勝～２０１３年４月に渡辺健太郎選手を１ＲでＫＯし、７月に神酒龍一選手と、修斗世界フライ級王座決定戦で対戦するも１－１のドロー 『観戦記５６４』 １１月に神酒選手と再戦も０－３の判定負けで王座獲得ならず。２０１４年４月に菅原雅顕選手に判定勝ち～１０月にＶＴＪ.６ｔｈでマモル選手に２ＲでＴＫＯ負け。２０１５年７月に梶川卓選手に判定勝ちしするも、１１月に扇久保博正選手に判定負け～しかし、２０１６年は六本木洋選手、前山鉄兵選手、ルイス・ゴンザレスに３連勝～２０１７年１月に猿丸ジュンジ選手と０－１のドロー
４月に箕輪ひろば選手に判定負け～１０月に世界１位の澤田龍人選手と修斗世界ストロー級王座決定戦で対戦し４ＲにＴＫＯ勝ちして苦節１０年の修斗世界王者になる。
２０１８年１月に２階級制覇を掲げ、修斗フライ級世界６位の清水清隆選手に判定勝ち～５月の初防衛戦に、修斗世界ストロー級１位の村田一着選手に３ＲでＫＯ勝ち 『観戦記１６５８』
そして修斗ストロー級王座を保持したまま対戦するのは！修斗フライ級５位田丸匠選手！
田丸選手は岐阜県生まれの２２才で、岐阜県瑞穂市にあるマルコ・アントニオ・バルボーザを師匠とする野村浩之代表が主催するＮＡＳＣＥＲ ＤＯ ＳＯＬ所属。２０１２年に 「Copa ADIde Jiu-Jitsu」のアダルト白帯プルーマ級に出場も初戦敗退～しかし２０１３年大会は優勝。２０１３年５月のＪＭＬ公武堂ファイトに出場し、腕十字で１本勝ち～アマシュートボクシング、名古屋ケージファイトなどでも戦績を積み２０１４年には東海アマ修斗に参戦する。２０１５年８月に修斗でデビューして、前山哲平選手に１ＲでＫＯ勝ち～１１月には、仲宗根武蔵選手に判定勝ち～１２月には悠輝平選手を２ＲでＫＯする。２０１６年３月には、大里洋志選手を１Ｒで１本勝ち～さらに１１月にも漆谷康宏選手を１Ｒに腕十字で降すす、２０１７年３月には覇彌斗選手とドロー
さらに２０１８年１月には、ＰＸＣ王者のライリー・ドゥトロに１ＲでＫＯ負け
ストロー級世界王者の猿田選手が、２階級同時制覇を目指してフライ世界ランカーの田丸選手と対戦！サンディエゴのアライアンスで練習を積んできたらしい田丸選手が、階級の壁を魅せつけるか！？
２０１８年７月１５日 修斗２階級制覇に向けて！ 猿田洋祐ｖｓ田丸匠
猿田洋祐 １７勝７敗３分 修斗ストロー級世界王者
田丸匠 ７勝１敗１分 フライ級世界５位
１Ｒ、猿田選手が低くプレッシャーをかけながら前に出るが、田丸選手は横に動きながら左ハイキック！
しかし！猿田選手は田丸選手を金網に押し込み、リフトアップしてテイクダウン！
猿田選手がタックル！田丸選手は切る！
田丸選手がトリッキーな動きから打撃で攻める！
田丸選手が突っ込んだところを、猿田選手は低く受け止めテイクダウン！
田丸選手は立ち上がるも、猿田選手が再びタックルからテイクダウン！
田丸選手も首を取りにいくがラウンド終了
２Ｒ、田丸選手がサイドキック～猿田選手は気にせずタックル！
田丸選手は立ち上がるが、猿田選手は押し込み削る
田丸選手がフットワークを使う～猿田選手が詰めてパンチも、猿田選手の腰が落ちる！
田丸選手が飛びヒザも、着地時に猿田選手の右！パンチは猿田選手が上か！？
さらに猿田選手が打撃からタックル！ヒジ！
田丸選手は立ち上がるが、猿田選手は足を離さない
３Ｒ、猿田が出る！左フック～タックル！
離れると田丸選手がバックスピン！猿田選手は飛び込んで左フック！
さらに猿田選手の右！田丸選手も、動きながら右を打ち下ろす！
猿田選手が左フックで飛び込んでタックル！
しかし、直ぐに田丸選手は立ち上がる～田丸選手のバックスピンが猿田選手の顔面に当たるが、猿田選手はそのままテイクダウン！
しかし、直ぐに田丸選手が上を取り返す！
猿田選手は立ち上がるも、田丸選手が押し込む～猿田選手の右目下の腫れが酷い・・・・
ドクターチェックが入り、直ぐにストップ！
ドクターストップだが、田丸選手の踵が見事にヒットしているので見事な勝利！田丸選手は 『引き分けて怪我して、この間負けて、みんなの声も届いてたんですけど、今日まで不安でした。猿田選手、強かったですけど最後までやろうと決めて、セコンドのおかげでできて、うれしく思います。次、また強い相手用意してください、それを突破していきます。まだあきらめてないんで、ＵＦＣにチャンスつなげたいんで、強い相手を当てて下さい』 と、ＵＦＣへの参戦の希望まで出る！猿田選手はストロー級でもフライ級でも計量後のリカバリーで試合前は一緒の体重らしい。
★そして猿田選手は１２月からＯＮＥに参戦する！ 格闘技blogランキングをクリック⇒
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