観戦記1697 WBAインターナショナルフェザー級王座決定戦 キコ・マルチネスvsジョシュ・ワー | 人生マイペンライ

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《本日のDVD鑑賞》

 

リッキー・バーンズのスーパーライト級王座統一戦 『観戦記1691』 世界王座が未戴冠だったことが不思議な、ジョージ・グローブスの世界王座戴冠 『観戦記1695』 と、 イギリスイギリス(スコットランド)の大盛り上がり試合を鑑賞して、井上尚弥選手のWBSS準決勝を本場で生観戦したい!と、絶対に無理だがツアーの企画はあるのか?など調べては想像で楽しんでいます。

ヘビー級から軽量級まで強豪が揃っているイギリス勢だが、無敗のフェザー「リーズの戦士」と呼ばれるジョシュ・ワーリントンもイギリスで人気を誇り日本人には因縁の深い選手!

 

ジョシュ・ウォーリントンは5歳から父親の教えでボクシングを始めアマで42戦。2009年10月に18歳でプロデビューし、デルロイ・スペンサーに判定勝ち~その後も11連勝を総て判定勝ちし、2012年11月にクリス・マレに判定勝ちしして、BBBofc英国フェザー級王座を獲得~2013年3月に、ジェイミー・スピイトに判定勝ちして初防衛に成功~9月にも、イアン・ベイリーに判定勝ちして2度目の防衛に成功~11月には、サミール・ムヌーネンとのコモンウェルス英連邦フェザー級王座決定戦を12RにTKO勝ちして王座栄冠~2014年4月にも、レンダル・モンローを7Rに棄権に追い込み初防衛に成功~5月にはBBBofcフェザー級王座も懸かった3度目の防衛戦で、マーティン・リンゼイに判定勝ち~10月には、ダビデ・ディリを4RにTKOで降しEBU欧州フェザー級王座を獲得~2015年2月にエドウィン・テジェスに5RTKO勝ちして、2015年4月、には、椎野大輝選手や 『観戦記500』 岩佐亮佑選手 『観戦記1085』 とも戦っているフィリピンのデニス・トゥビエロンを判定で降し、WBCインターナショナル王座を栄冠し世界ランキング上げる~9月にはジョエル・ブランカンに判定勝ちして、コモンウェルス英連邦3度目とWBCインターナショナル王座の初防衛に成功~2016年4月には天笠尚選手の挑戦を判定で降し、WBCインターナショナル王座の2度目の防衛に成功 『観戦記1136』

 

7月に前戦でゲーリー・ラッセルJrのWBCフェザー級王座に挑戦し判定負けした 『観戦記1249』 パトリック・ハイランドを9RにTKOで降す。

そして3度目の防衛戦に迎えるのが、元IBFスーパーバンタム級王者のキコ・マルチネス!

 

『スペインの衝撃』 キコ・マルチネスはスペインらしくサッカー少年だったが、14歳からボクシングを始める~アマで40戦32KO無敗の戦績を残し、2004年6月に18歳でデビューしデビット・カセロに3RにTKO勝ち~その後も7連勝7KOで、2005年7月にマヌエル・ゴメスを4RにKOしてTWBAスーパーバンタム級王座を獲得~さらに2連勝2KOして、2006年3月にサレム・ブレイタのEBU―EUスーパーバンタム級王座に挑戦し初の判定も王座獲得~5月のノンタイトル戦をTKO勝ちし、7月にジョン・ビカイを判定で降し初防衛に成功~2連勝1KO後の2007年8月に、後にWBAスーパーバンタム級王者になるバーナード・ダンを1RにTKOで降しEBU欧州スーパーバンタム級王座を獲得~しかし2008年3月に、後に西岡利晃さんのWBCスーパーバンタム級王座に挑戦する 『観戦記386』 レンドール・ムンローに初黒星となる判定負けして王座陥落~3連勝後の2009年2月にレンドール・ムンローと再戦するが、判定負け。9月に南アフリカでタカラニ・ヌドロフとWBA&IBFスーパーバンタム級王座挑戦者決定戦で対戦するも、地元判定に泣き判定負けで連敗~12月に再起戦をKO勝利し、2010年4月にフェリシアーノ・ダリオ・アズアガを3RにTKO勝ちしてWBOラテンアメリカ・スーパーバンタム級王座を獲得~3連勝1KOして、2012年3月にアルセン・マーティロスヤンとの再戦を12RにTKO勝ちしてEBU欧州スーパーバンタム級王座の初防衛に成功~7月にドギー・コンランに勝利し、2013年2月に後の2階級制覇王者のカール・フランプトンの保持するIBFインターコンチネンタル・スーパーバンタム級王座との統一戦も9Rに¥TKO負け~しかし、4月にはダミアン・デビッド・マルシアノを2RにTKOで降してWBCラテンアメリカ・スーパーバンタム級王座を獲得~8月にアメリカに乗り込み、IBFスーパーバンタム級王者のジョナサン・ロメロに挑戦し6RにTKO勝ちして世界王座獲得~12月に、元IBFスーパーバンタム級王者のジェフリー・マゼブラを9rにTKO勝ちして初防衛に成功~そして、2014年4月に日本で長谷川穂積さんの3階級制覇を賭けた挑戦を受け、7RにTKO勝ちして2度目の防衛に成功 『観戦記763』

 

しかし、9月にIBF2位のカール・フランプトンの挑戦を受け判定負けして王座陥落~12月の再起戦をTKO勝ちし、2015年7月にWBAスーパーバンタム級王者のスコット・クイッグに挑戦するも2RにTKO負け 『観戦記950』 それでも直ぐに再起して3連勝2KOして、2016年2月に3階級制覇王者のWBAフェザー級スーパー王者のレオ・サンタ・クルスに挑戦するも5RにTKO負けで王座獲得ならず 『観戦記1150』

 

2016年は1勝1分で、再び2階級制覇を目指すマルチネス!ハードパンチャーでKO率が高いが負けも多いマルチネスと、無敗ながらKO率は20%のワーリントンが世界戦へのサバイバルマッチ!

 

2017年5月13日 WBCインターナショナルフェザー級王座戦 ジョシュ・ワーリントンvsキコ・マルチネス

 

キコ・マルチネス 38勝27KO7敗1分 元IBFスーパーバンタム級王者

 

ジョシュ・ワーリントン 24勝5KO無敗 3度目の防衛戦

 

1R、マルチネスが体を振りながら入ってくるところに、ワーリントンは動きながら左で止めようとする

 

2R、マルチネス前に出て攻める!ワーリントンも動きながらかわして、パンチを合わせる

 

3R、下がりながらも、マルチネスの打ち終わりに返すワーリントン~マルチネスはさらにプレッシャーをかけていきボディー!

 

4R、ガンガン前に出るマルチネスだが、手数多いワーリントンがパンチをまとめる!

 

5R、ワーリントンはガード固く、足も使いながら廻るがマルチネスが止まらない!ワーリントンが打ち終わりを狙おうが、マルチネスがとにかく攻める!

 

6R、マルチネスがいきなり突っ込む!上下に打ちまくりワーリントンは、ロープに詰まるがカウンター!

 

7R、下がりながらもパンチを当てているのはワーリントンか!?マルチネスは前に出るも手数が出せない

 

8R、マルチネスが頭から入っていきボディー!さらに追いかけてきて右!ワーリントンは廻りなから細かく連打!

 

 

9R、打ち終わりを狙うワーリントンだか、それでもマルチネスは突っ込んでいき打っていく!ワーリントンもカウンター!

 

10R、足を使いながらも、打ち合いに応じるワーリントン~マルチネスはパンチをまとめられない

 

11R、ワーリントンはガードを高く上げ距離を取りながら廻り、長いパンチを打つ!マルチネスは詰められない

 

12R、ポイントでは厳しいか!?マルチネスが猛然と攻める!ワーリントンは廻りながら軽く手を出すだけで終了

 

 

判定は、114-114 116-112 116-112 2-0でワーリントンが3度目の防衛に成功!

 

1者ドローがいたのは意外だったが、マルチネスの迫力ある突進が見栄えをよくしたか!?そしてワーリントンは、5ヶ月後の10月にIBFフェザー級王座挑戦者決定戦でデニス・テイランと対戦し10RにTKO勝ち。2018年5月にリー・セルビーのIBFフェザー級王座に挑戦。マルチネスはわずか2ヶ月後の7月に再起しフランクリン・ベレーラにTKO勝ちし、その後も2勝1KO1分。

 

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