観戦記1691 WBA&IBFスーパーライト級王座統一戦 ジュリウス・インドンゴvsリッキー・バ | 人生マイペンライ

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《本日のTV鑑賞》

 

いよいよ2ヶ月を切った、5月18日の井上尚弥選手が出場するWBSSバンタム級準決勝!

イギリスで開催され、どうやら井上選手はセミでメインはスーパーライト級トーナメントの準決勝みたいだ。

主要4団体ある世界王者(さらに暫定王者やらスーパー王者)WBSSで王座が統一した後も、気が付けばバラバラに・・・なんて事になるのかなぁ~

そんな中、まだblogではWBSS前のスーパーライト級でWBAとIBFの王座統一戦!やはり決戦は、ボクシング熱が燃え盛るイギリス(スコットランド)のグラスゴーで開催され、ご当地の人気者3階級制覇したWBAスーパーライト級王者のリッキー・バーンズ!
  

 

2001年10月に18歳でデビューし13連勝2KO~2006年2月にアレックス・アーサーのBBBofc英国スーパーフェザー級王座に挑戦し判定負けで初黒星~その後2連勝も、カール・ヨハンセンのコモンウェルスイギリス連邦スーパーフェザー級王座に挑戦しまたも判定負け。再起し1年間に8連勝し、2008年9月にオサマム・アカーバとコモンウェルスイギリス連邦スーパーフェザー級王座決定戦を行い判定で初栄冠~3度防衛し返上。そして、2010年9月にWBOスーパーフェザー級王者のローマン・マルチネスに挑戦し判定勝ちで王座奪取。初防衛戦は12月にアンドレアス・エバンセンに判定勝ち、2度目の防衛戦は2011年3月にジョセフ・レイヤを7RでTK O勝ち、3度目の防衛戦は元WBOスーパーフェザー級王者のニッキー・クックを1RでTKO勝ち~減量苦で王座を返上してライト級に上げる。ダイレクトで11月に元WBOライト級王者のマイケル・カティディスとWBOライト級暫定王座決定戦に勝利し2階級制覇~正規王者のファン・マヌエル・マルケスが正式にスーパーライト級に階級を上げた為に正規王者。初防衛戦は、2012年3月パウルス・モーゼスに判定勝ち、9月の2度目の防衛戦はケビン・ミッチェルを4RにKO、2013年5月の3度目の防衛戦はホセ・ゴンサレスに幸運な9RにTKO~9月、4度目の防衛戦はレイムンド・ベルトランに地元判定の?ドロー防衛 『観戦記613』 2014年3月、4度目の防衛戦で1位のテレンス・クロフォードに判定負けで王座陥落 『観戦記756』 再起戦のWBCインターナショナルライト級王座決定戦でもデヤン・ヅラチカニンにダウンを奪われ判定負け。2015年5月には、WBCライト級休養王者のオマール・フィゲロアとノンタイトルで戦うもフィゲロアの体重オーバーもあり判定負けで3連敗~しかし11月に、WBOインターナショナルライト級王座決定戦でジョシュ・キングを11RにKOして王座獲得して連敗から抜け出す。 

そして、WBAスーパーライト級王者のエイドリアン・ブローナーが体重超過で王座を剥奪される⇒気が付いたら誰も王者がいなくなったので、スーパーライト級で実績のないWBA7位?11位?のリッキー・バーンズとWBA1位のミケーレ・ディ・ロッコで王座決定戦をして8RにTKO勝ち 『観戦記1172』 イギリス人3人目の3階級制覇を達成!

 

 

10月には、WBA1位のキリル・レリクに判定勝ちして初防衛に成功 『観戦記1450』
 

 

そして2度目の防衛戦はIBF王者との統一戦となり、IBF王者はジュリウス・インドンゴ!

 

 

異名は何故だか「ブルーマシン」10歳の時にラジオでボクシング実況を聞いてボクサーになることを誓う。しかし、ボクシングを始めたのは17歳からで、19歳の時にナミビア選手権で優勝~その後は肺結核になり2年のブランクをつくってしまう~2006年にボクシングに復帰し、2008年の北京オリンピックにナミビア代表で出場するが右手の骨折もあり1回戦で敗退。

2009年7月に25歳でデビューし、ポハンバ・マンデムに判定勝ち~その後も5連勝2KOで、2011年3月にサミュエル・カパプとのナミビアライト級王座決定戦を判定勝ちし王座獲得~6月、ピーター・マラキアを10RにTKOで降し初防衛に成功~ノンタイトル戦を2連勝して、2012年10月にWBOアフリカスーパーライト級王座決定戦でジェームス・オニャンゴを2RにTKOで降し王座獲得~3連勝2KO後の2014年7月に、イシュマエル・タクズワ・クッチャを3RにTKOで降し初防衛に成功~12月には、カイザー・マブザを判定で降し2度目の防衛に成功~2015年3月にも、イブラヒム・クラスを判定で降し3度目の防衛に成功~10月には、ゾラニ・マラニとのWBOアフリカスーパーライト級王座決定戦を判定勝ちし王座獲得~2016年3月、アラン・カモテを9RにTKOで降し初防衛に成功~8月には、ファビアン・リヨを1RにTKOで降し2度目の防衛に成功~そして12月に敵地ロシアに乗りこみ、IBFスーパーライト級王者のエドゥアルド・トロヤノフスキーをわずか40秒でKOして王座獲得 『観戦記1262』

 

 

 

34歳同士の王座統一戦!ナミビア人で4人目の世界王者になったインドンゴが初防衛戦も敵地のグラスゴーに乗り込む!世界戦だけで13戦している3階級制覇王者のバーンズは地元の大歓声に応えて統一王者になれるか!?

 

 

 

2017年4月15日 WBA&IBFスーパーライト級王座統一戦 ジュリウス・インドンゴvsリッキー・バーンズ

 

 

ジュリウス・インドンゴ 21勝10KO無敗 初防衛戦

 

 

リッキー・バーンズ 41勝14KO5敗1分 2度目の防衛戦

 

 

1R、インドンゴが、ロングフックのような長い左を振っていく!バーンズはガードを固めながら様子をみる

 

 

2R、やはり、インドンゴの手数が多い~バーンズはインドンゴの長い距離とスピードに手数が少ない

 

 

3R、インドンゴが大きく動く~バーンズが踏み込んでいくが、インドンゴは右フックを合わせようとする

 

 

4R、どうしてもバーンズは後手になる~しかし、インドンゴもなかなかクリーンヒットは奪えない

 

 

5R、インドンゴか入ってくるところにバーンズはカウンターを狙うが、インドンゴの角度ある左を貰う!

 

 

 

6R、さらにインドンゴはノッてきて、動きながら手数多く攻める!バーンズは返せない

 

 

7R、バーンズが攻める!しかし、インドンゴは、引くところは引きながらかわす

 

 

8R、距離を取りながら、リズムよくパンチを当てていくインドンゴ~バーンズは疲れか?休んだか?攻めずにインドンゴが打ちこむ!

 

 

9R、このラウンドはバーンズ攻める!ロープに詰めるがクリーンヒットを奪えない~インドンゴもカウンター!

 

 

10R、まだまだ足が止まらないインドンゴは、サイドを取りながらバーンズにパンチを当てる~当てたら動いてバーンズの右は空を切る

 

 

11R、バーンズは攻めれない!インドンゴがロープに詰めて連打!バーンズも右で突っ込むが、インドンゴは右フックで廻す

 

 

12R、バーンズが必死に攻めるが、インドンゴは距離を詰めさせない~さらにバーンズが入るも、インドンゴは柔らかく右フックを合わせる!

 

 

やはりバーンズは攻めれない~インドンゴが打ちこむ!

 

 

判定は、120-108 118-110 116-112 3-0でインドンゴが王座統一!

 

 

世界的な選手と闘ったのが世界王座を挑戦したトロヤノフスキーだけで、しかもまさに1発KOだっただけに実力を疑う声があったインドンゴだったが、12R休みなく攻めて足も使い完勝。

バーンズは接近戦に持ち込めず、スピードでも負けて不思議なぐらい良いところが無かった。インドンゴの左が思っていたよりも伸びて焦っているうちに試合が終了。サウスポーでこの長い左は脅威となり無敗を続けついにビックマッチを制した。

 

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