観戦記1657 WBAライトフライ級王座決定戦 カルロス・カニサレスvs小西伶弥 | 人生マイペンライ

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《本日のTV鑑賞》

 

「幻の統一戦が時を超えて実現」なんとも胸躍る対決が3月16日、WBOフライ級王者の田中恒成選手に元WBA&IBFライトフライ級王者で、一時は現役引退を考えていた田口良一選手が挑戦する!

なんとも堪らないビックマッチが実現となるが、田中選手は大激闘の木村翔選手との1戦 『観戦記1585』 からダメージは癒えたのか!?そして、王座陥落後の1戦目に階級を上げて世界挑戦となる田口選手の仕上がりはどうなのか!?

田口選手はWBAライトフライ級王座を2014年の大晦日に奪取し、2018年5月のヘッキー・ブドラーに王座を奪われるまで7度の防衛に成功している。その中には、2017年大晦日にミラン・メリンドのIBFライトフライ級王座との統一戦 『観戦記1425』 などあったが、5度目の防衛戦のカルロス・カニサラスには大苦戦のドローだった 『観戦記1258』

 

そのカルロス・カニサレスが、田口選手が2017年末にIBF王座も栄冠した事によりWBA王座がスーパー王者に昇格して・・・・2018年3月にWBAライトフライ王座決定戦が行われる事になり、カニサレスがWBAライトフライ級1位として再び来日!

 

ベネズエラのカラカス出身のカニサレスは21歳でデビューなので、それなりのアマチュア戦績があったのだろう?エディクソン・フエンマヨルを1RにTKO勝ち~その後も5ヶ月の間に6連勝6KOで、2015年5月にベネズエラ・ライトフライ級王座決定戦でエディクソン・フエンマヨルと再戦し3RにTKO勝ちして王座栄冠~6月にもケンドリー・ペレスを1RにTKOで降し、10月にロベル・バレラのWBAラテンアメリカライトフライ級王座に挑戦し2-1の判定勝ちで王座栄冠~2016年に入ってからも6連勝4KOでランキングをWBA3位まで上げ、2016年の大晦日に田口良一選手のWBAライトフライ級王座に挑戦するが陣営がスコアを読みが甘かったか!?後半3ラウンドを流し過ぎて1-1のドローで王座獲得ならず 『観戦記1258』

 

2017年はベネズエラで3連勝3KOしてランキングを1位にキープして王座決定戦に再来日!

対戦相手はWBAライトフライ級2位で真正ジムの小西伶弥選手!

 

少年時代から空手を始めるが、長谷川穂積さんに憧れて中学の卒業前に長谷川さんと同じ真正ジムに入る

 

2013年8月に20歳でデビューし、村上博英選手に判定勝ち~その後も5連勝4KOで西日本新人王に輝き、2014年12月に久保裕希選手を判定で降し全日本新人王を獲得~2015年からも5連勝1KOで、2017年4月に谷口将隆選手を判定で降し日本ミニマム級王座を獲得

 

9月に、元東洋太平洋ミニマム級王者の小野心選手に判定勝ちし初防衛に成功~12月にも、松井謙太選手に大差判定勝ちして2度目の防衛に成功

 

小西選手はミニマムからライトフライにあげて初の試合が世界戦!前日より8kg戻したカニサレスのパワーに対抗できるか!?無敗同士の世界王座決定戦!

 

2018年3月18日 WBAライトフライ級王座決定戦 カルロス・カニサレスvs小西伶弥

 

カルロス・カニサレス 19勝16KO無敗1分 WBA1位

 

小西伶弥 15勝5KO無敗 WBA2位

 

1R、小西選手が前にポンポン手数を出していく~カニサレスは廻りながらも、強振する!

 

2R、カニサラスがカウンターを狙いながら振る!小西はそれでも避けながら前に出る!

 

3R、さらにカニサレスが動きながら強く振ってくる!

 

カニサレスが左を突いて~ワン・ツー!小西選手はダウン!

 

打ち抜かれた小西選手は前のめりにダウン!

 

立ち上がった小西選手にカニサレスが詰める!連打!

 

カニサレスが止まらない!危ない!レフリー止めるか!?小西選手はなんとかクリン

 

それでもカニサレスは止まらない!しかし、小西選手もボディーで反撃!

 

4R、カニサレスは前ラウンドのラッシュで疲れたか!?廻りながら休むが、小西選手のボディー!効いた!

 

5R、このラウンドも距離を取って廻るカニサレスに、小西選手が追い廻してボディー!

 

6R、やはり小西選手がカニサレスを追い廻す!ボディー!効いた!

 

カニサレスは露骨に逃げる~小西選手が追いかけ左フック!

 

7R、下がりながら振るカニサレスに小西選手がボディーで追い込む!それでもカニサレスも返す~小西選手が右カウンター!

 

8R、やはり詰めていく小西選手だが、当てているのはカニサレスか!?

 

9R、カニサレスが廻りながら飛び込む!近づけばクリンチで上手く試合を進める

 

10R、カニサレスがサークリングしながら軽いパンチを当てる~小西選手は前に出るがパンチを当てられてないか!?

 

11R、小西選手が追い廻してボディー!しかしカニサレスは動き廻り、軽いパンチを当ててくる

 

12R、足を止めての打ち合い!カニサレスがのしかかるように攻め右!小西選手も手数が落ちず、前進し続けて打ち合う!

 

判定は、114-113  115-112 116-111 3-0でカニサレスが新王者!無敗対決の王座決定戦で、3Rにスタミナを使ったカニサレスを小西選手がボディーで追い込んだが・・・・小西選手がダウンを奪ってでもいたらまた違う展開だったか!?カニサレスは 『3RはKOを狙った。だが、これが私の大きなミスだった。とても疲労してしまったが、神様のおかげで回復することができた』 と話す。

小西選手は3ヶ月後に再起して、オリバー・シルベストレとWBOアジア太平洋ライトフライ級王座決定戦。カニサレスは、7月に中国のルー・ビンの2戦目での世界挑戦の世界記録に挑まれる!

 

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