観戦記1388 日本スーパーフェザー級王座戦 尾川堅一vs山元浩嗣 | 人生マイペンライ

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《本日のTV観賞》

 

なんだか、8月15日に山中慎介選手からWBCバンタム級王座を奪った『観戦記1356』ルイス・ネリの7月の検査で禁止薬物ジルパテロールが出た問題で、試合前のB検体でもドーピング検査で陽性が出たらしい。今回の世界戦では、試合数日前の検査は契約書に盛り込まれ、複数の検査をプロモーターの帝拳ジムが経費を負担してVADAの職員が検査にくる。WBCではアンチドーピングを強化しているが、世界戦の総てで行われているわけでは無く本田会長は 『村田の時もやった。大きな試合では欠かしていない。相手も疑惑が多いメキシコだったので』ネリ陣営はいまだに 『太らせるための注射で薬物汚染された牛肉をメキシコで食べたせい』 と、主張しているらしいが王座剥奪はあるのか!?王座が空位になった場合は山中選手が決定戦に出場するのか!?試合そのまのが無効試合になり、王座が山中選手に戻るのか!?

帝拳ジムの本田会長は、山中選手を引退するように進言していたらしいがどうなるのか!?帝拳ジムの現役の世界王者は先日、アッサン・エンダムを7R終了時にTKO勝ちした村田諒太選手のみ 『観戦記1386』 横浜光ジム~帝拳ジムに移籍しWBCスーパーフェザー級王者になった三浦隆司さんが、アメリカでの大激闘でフランシスコ・バルガスにWBCスーパーフェザー級王座を奪われたのが2017年1月のフランシスコ・バルガス戦  『観戦記1012』

 

そして新王者になったバルガスは、2016年6月に初防衛戦で元2階級制覇王者の‘いぶし銀‘オルランド・サリドと壮絶なドロー防衛 『観戦記1223』

 

2017年1月には、三浦隆司選手がアメリカで開催されたWBCスーパーフェザー級挑戦者決定戦でミゲール・ローマンを凄まじいKOで沈め挑戦権を獲得  『観戦記1265』

 

しかし、同じ興業のメインでバルガスはミゲール・ベルチェルトに11RにTKO負け 『観戦記1267』

 

2017年7月にアメリカで、三浦隆司さんがベルチェルトに挑戦も判定負け 『観戦記1349』 日本に戻り引退を発表・・・

 

そして、三浦選手と同じ帝拳ジムで同じスーパーフェザー級の世界ランカーがIBF4位、WBO4位、WBC14位で日本スーパーフェザー級王者の尾川堅一選手!

 

尾川選手は幼少のころから父親の雅一さんが経営する日本拳法を習い、明治大学時代には団体優勝もする。「異種格闘技を経験したかった」とボクサーになり、2010年4月に西岡利晃さんの4度目の防衛戦のアンダーカードで林崎智嘉志選手を3RにTKOでデビュー~6連勝(5KO)2011年12月に、西脇一歩選手を判定で破り7勝無敗で全日本スーパーフェザー級新人王になる~しかし、8戦8勝6KOで迎えた2012年4月の三好祐樹選手戦で、試合中にアゴを骨折しながらポイントをリードし戦い続けたが5Rにレフリーが異変に気づきTKO負け。しかし、半年後に復帰してからもは、再び連勝街道にのり、2013年1月 に三好選手にも1RにTKOでリベンジを果たす。2015年9月には世界ランカー(14位)のデイビ・フリオ・バッサにも勝ち、12月に日本スーパーフェザー級王者の内藤律樹選手を5R負傷判定で破り日本王座を栄冠  『観戦記1029』

 

2016年4月のランキング1位杉田聖選手との初防衛戦は、豪快に9RにKOして初防衛成功  『観戦記1103』

 

2度目の防衛戦に千里馬神戸ジム職でランキング1位の松下拳斗選手に最終ラウンド終了際にダウンを奪い立ち上がるも3分4秒でTKO勝ち 『観戦記1219』

 

そして3度目の防衛戦に1年振りのリマッチとなる、日本スーパーフェザー級1位で前王者の内藤律樹選手を迎え判定勝ちし3度目の防衛に成功  『観戦記1348』

 

4度目の防衛戦は2017年3月に、杉田聖選手とのリマッチを判定勝利し4度目の防衛に成功~2戦連続での判定勝ちも、そろそろ世界か!?と言われてきて迎える5度目の防衛戦!

 

挑戦者は、プロ12年目で王座に初挑戦!ワタナベジム所属で日本スーパーフェザー級13位の山元浩嗣選手

 

熊本県熊本市出身で、母親1人に育てられた苦労人らしい~三浦隆司さんと同じ横浜光ジムに入門~21歳の2005年7月にデビューし、古川真次選手を1RでKO~しかし、9月に大島耕平選手、12月に須山和記選手に判定負け~4連続判定勝利も、2007年8月の新人王予選で川本日明選手とドローもトーナメントは負け扱い~2008年3月に、丸山伸雄選手との再起戦も判定負け~その後はワタナベジムに移籍もあり、9勝2敗1分で2012年5月にセレスティーノ・カバジェロのWBAフェザー級王座に敗退した細野悟さんの再起戦で対戦し8RにTKO負け~再起2連勝も、当時WBCユースフェザー級シルバー王者の岩井大選手、鈴木悠選手に連敗~その後も連敗や 連勝もあり、2016年9月にはメキシコに乗り込み元2階級制覇王者のジョニー・ゴンサレスと闘うも1RでKO負け。12月に、タイのブレンノーン・コーサムパオトーンを1RでKO~2017年3月にフィリピンのパブリト・カナダとドロー。フィリピンに単身修行などをし、初の日本王座に挑戦するチャンスが舞い込みボクサー人生の総てを賭ける!

 

尾川選手としては、良い勝ち方をして年内にも噂れる世界挑戦へ弾みをつけたい!

 

2017年7月1日 日本スーパーフェザー級王座戦 尾川堅一vs山元浩嗣

 

尾川堅一 21勝16KO1敗 5度目の防衛戦 

 

山元浩嗣 20勝4KO13敗3分 日本13位

 

1R、開始と同時に仕掛ける尾川選手!しかし山元もサウスポーを活かして左で飛び込む

 

突っ込んでくる山元選手に尾川選手は、左フックで引っかけて廻す

 

そして代名詞の右ストレート!さらに右!右で早くもダウンを奪う! 

 

立ち上がった山元選手に尾川選手が襲いかかる!右!

 

効いている山元選手を尾川選手が追い込む右!山元選手ダウン!

 

立ち上がった山元選手に尾川選手が極めにかかる!しかしラウンド終了のゴング

 

2R、尾川選手が自信満々に右ストレートを打ち込んでいく!

 

ダメージも残る山元選手も打ち合いに応じるしかない!右フック!

 

尾川選手は当然!打ち合う!山元選手も返す!距離が近くなる!山元選手の右に尾川選手の右カウンター!効いた!連打!

 

尾川選手の右!右!山元選手は崩れる!ダウン!

 

立ち上がった山元選手に尾川選手の右が伸びる!ガードを割る!

 

ロープに詰まる山元選手に尾川選手が連打!右!左!

 

すかさずレフリーが止めに入る!

 

見事に2Rで尾川選手がTKO防衛で5度目の防衛に成功!やはり尾川選手の右は世界に通じる!と、思わせる内容での完勝し尾川選手は「ホッとしました。狙って倒せたのは大きい。上に行きたい気持ちはある!準備はできている』 大学までは日本拳法ををしていて、ボクシングに転向して7年目ついに・・・・・・!12月9日か16日に、あの数々の名勝負が繰り広げられたマンダレイホテル&カジノでIBFスーパーフェザー級4位尾川堅一選手と、IBFスーパーフェザー級5位テビン・ファーマーで王座決定戦が開催されるのが計画されているらしい!正式な発表を心待ちにする!

 

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