《本日のTV観賞》
昨年、10月のKrush.70から、16選手による第5代 Krush.60kg王座決定トーナメントが始まりました。覇家斗選手、朝久泰央選手、佐野天馬選手、渡辺武選手、12月のKrush.71でレオナ・ペタス選手、山本真弘選手 『観戦記1255』 郷州征宜選手、安保璃紅選手の8名が勝利し1回戦を勝ち抜く。
そして、2月のKrush.73で準々決勝がありました!その中でやはり、全日本キックの香りを残し当時60kgトーナメントでは抜群の強さを誇った選手‘山本真弘‘には特別な思いで観てしまう。山本真弘選手は、あの、小林聡vsサムゴー・ギャットモンテープがあった 『観戦記5』 2002年9月にデビュー~3戦目で村山良和選手、9戦目に平谷法之選手とドローがあるも(この日は私も出場しました!)無敗で2004年全日本ライト級最強決定トーナメントに出場し、増田博正選手に勝利するも2回戦で白鳥忍選手に判定で初黒星。しかし、その後も白星を重ね全日本フェザー級挑戦者決定戦では石川直生選手に勝利~2004年12月に山本元気選手に挑戦するもドロー~IKUSAグランプリで優勝 『観戦記55』 2006年1月には山本元気選手との再戦を制し全日本キックフェザー級王座を獲得。ワンロップ・ウィラサクレック、ダーラタイ・ギャットパヤッタイなどのタイ人には連敗も、2007年の Kick Return Kickboxer of the best 60 Tournament では、大宮司進選手、石川直生選手、大月晴明選手に勝利し優勝~2008年から始まったKrushでは、J-NET WORKフェザー級王者のAKIRA選手、NJKFバンタム級&フェザー級王者の国崇選手に勝利~旧K-1に出場し裕樹選手に判定勝ち。しかし、2009年5月のKrush.3にて狂拳竹内裕二選手にKO負け~ それでも、2009年のKrush.ライト級グランプリで青津潤平選手、大月晴明選手、山本元気選手、久保優太選手を破り優勝。その後も中須賀芳徳選手、板橋寛選手など国内60kgクラスでは無敵を誇るが、2010年5月のK-1 MAX63kgでは大和哲也選手に負け~さらに、WBCムエタイ日本ライト級王座戦では羅紗陀選手に判定負け。12月のIT’S SHOW TIMEではセルジオ・ヴィールセンにTKO負け。しかし、そこから4連勝し2012年スペインでハビエル・エルナンデスを倒し、IT’S SHOW TIME世界61kg級王者にも成る 『観戦記236』
その後も、海外やRISEで活躍し~2014年4月にKrushに復帰しヤニス・エル・アジャウィー に判定勝ち 『観戦記771』 8月のKrush.44では卜部弘嵩選手負け~2015年1月からのK-1 60kgトーナメントではグァニー・バラッジに判定勝ちも、準決勝で卜部功也選手に1RでKO負け~5月のKrush.54では神戸選手に延長で辛勝。しかし、8月のKrush 56でレオナ・ぺタス選手に判定負け 『観戦記957』 12月の Krush61では闘士選手に1RでKO負け 『観戦記1034』 2016年4月 K-1 60kg 日本代表トーナメントでは大雅選手に衝撃の1RでKO負け 『観戦記1113』
そして、藤原ジム~小林聡さん率いるゴールデン・グローブを離れてチームN・F・T・Tとなる。そして12月、Krush.71で60kg王座トーナメトに参加し1回戦で加藤港選手に判定勝ち『観戦記1255』
対戦相手は、19歳でキャリアはわずか5戦の安保璃紅選手!第1回 国際青少年空手道選手権大会で優勝~様々なアマチュア大会で活躍し、2012年1月にはKING OF STRIKES Jr50kg級王座を獲得~2015年3月にはホースト・カップなどで勝利し上京。TRY HARD GYMの所属になり、2016年9月のKrush.69では三輪裕樹選手を2RでKO~1回戦ではBig Bangライト級王者にもなった稲石竜弥選手に判定勝ち。
キャリアと年齢がこれだけ違う試合も珍しいが、安保璃紅選手は試合前からまったく臆するところがない。キャリアも終盤になる山本選手がトーナメントでの強さを魅せつけるか!?安保選手が若さのままベテランをを飲み込んで準決勝に進むか!?
2017年2月18日 Krush.73 60kg王座決定トーナメント 山本真弘vs安保璃紅
山本真弘 47勝12KO16敗7分 元全日本キックフェザー級王者
安保璃紅 5勝4KO無敗
1R、細かく動く山本選手を止めるべく、安保選手は強烈な右ミドル!
さらに、安保選手が前蹴り~パンチで入っていったところに山本選手が右~左!ダウンを奪う!
立ち上がった安保選手に、山本選手が詰める!追いかける!しかし、安保選手が左フックを合わせて山本選手ダウン!
立ち上がった山本選手に、安保選手が一気に詰める!そこに右フックを合わせる山本選手!
さらに安保選手のミドルに、山本選手は右を合わせてダウン!
山本選手が攻める!パンチの連打から左ミドルをドテっ腹!
しかし!安保選手が右から左を打ち抜く!山本選手はダウン!
立ち上がった山本選手に安保選手は一気にいく!
山本選手は3ダウン・・・
見事に安保選手が1Rで3ダウンをを奪いKO勝ちで準決勝に進出・・・どうしても山本選手びいきに観ていましたが、スピード&パワーとも新世代の選手に負けていたか!?70戦もこなし怪我がないことはないだろう・・・キャリア最後に全日本キックの流れをくむKrushに戻ることを希望した山本選手。これからはどうするのか!?気が付けば全日本キックフェザー級四天王と呼ばれた選手も山本真弘選手を残すだけになった。
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