《本日のTV観賞》
5月にWBCミドル級王者の(当時)サウル・アルバレスがアミール・カーンと何とも不思議のマッチメイクの防衛戦を行い衝撃のKO 『観戦記1124』 リング上からゴロフキンに対戦をアピールし、ビックマッチを望んでいたゴロフキンも応えて対戦決定か!?と、思われたが、アルバレスは 『WBCにはタイトルの返上を申し出た。ゴロフキンを倒すつもりだが、設けられた期限にリングへ上がることを強制されたくはない。この音を立てている時計を脇にどけたことで、両陣営が試合の交渉を行い、ゴロフキンと私ができる限り早くリングに上がれることを期待している』 と、WBCミドル級王座は返上⇒9月17日にWBOスーパーウェルター級王者のリアム・スミスに挑戦する。
強すぎるゴロフキンに逃げたと言われてもおかしくないアルバレス。そんな現在16連続KO防衛中のゴロフキンに挑む相手は、なんと!現IBFウェルター級王者のケル・ブルック。他団体王者との統一戦の話を蹴ってミドル級最強王者に挑戦する。
なんせゴロフキンは16連続KO防衛中(22連続KO中) 2010年8月に、18戦15KO無敗でミルトン・ヌネスとWBAミドル級暫定王座決定戦を争い1RでKOし暫定王座獲得⇒正規王座(フェリックス・シュトルムがスーパー王者のWBAのダメさ)防衛戦も壮絶なKOショーで、ニルソン・タピア、カシム・オウマ、ラジュアン・サイモン、淵上誠さん『観戦記190』グルツェ・ゴルツ・プロクサ『観戦記305』ガブリエル・ロサド『観戦記414』石田順裕さん『観戦記441』マシュー・マックリン『観戦記553』9度目はWBA13位のカーティス・スティーブンスを8RにTKO 『観戦記651』
10度目の防衛戦は、WBA14位のオスマヌ・アダマを7RにKO『観戦記747』
11度目の防衛戦は、元WBA&IBF王者で3位のダニエル・ギールを3RにTKO。この試合の前にゴロフキンはWBAスーパー王者に認定される・・・12度目の防衛戦は、WBCミドル級暫定王者のマルコ・アントニオ・ルビオに2RでKO(ルビオは体重超過で王座剝奪されゴロフキンが勝った時のみWBC暫定王座) WBA13度目の防衛戦は、WBC暫定の初防衛戦はマーティン・マレーを11RにTKO~WBA14度目の防衛戦は、ウイリー・モンローJrを6RにTKO 『観戦記881』
2015年10月に、IBFミドル級王者のデビット・レミューとの統一戦も8RにTKOで『観戦記987』 WBA15度目とWBC暫定を3度目の防衛に成功
2016年4月に、WBA6位、WBC8位、IBF3位のドミニク・ウェイドを2RにKOし 『観戦記1112』 WBA16度目、WBC暫定を4度目(その後WBCはアルバレスが返上した為に正規王者に昇格)、IBFの初の防衛に成功
本当は、元WBAミドル級王者で主要4団体でミドル級ランカーのクリス・ユーバンクJrの挑戦を受ける予定も対戦交渉は決裂。プロモーターのエディ・ハーンがアイデアを持ち込んでブルックにオファーし、2時間後にはブルックから承諾が得る~そして2日後には契約が成立した。ハーンは 『ファイター同士が戦いたいと思っているのなら、実現させるのは難しいことではないんだ』 とコメント。
ケル・ブルックは2013年1月に指名挑戦者としてIBFウェルター級王者のデボン・アレキサンダーと戦う予定も、ブルックが足首を負傷し2ヶ月に延期される。だが、アレキサンダーが上腕二頭筋を負傷し2度目の延期。さらに5月にほぼ決まっていたが、またもブルックが脚を負傷して結局試合自体が中止⇒2013年12月 ザブ・ジュダーvsポール・マリナッジの 『観戦記703』 前座で、ショーン・ポーターがデボン・アレキサンダーを判定降し 『観戦記710』 IBFウェルター級王座を獲得⇒2度目の防衛戦でケル・ブルックが判定で新王者。
ケル・ブルックの初防衛戦は、休暇先で暴漢に足を刺され負傷したため延期していたが2015年3月 イオナット・ダン・イオンを4R終了時にTKO勝ち 『観戦記863』 2度目防衛戦は、2015年5月に4位のフランキー・ギャバンを6RにTKO勝利 『観戦記944』 2015年10月に予定されていたディエゴ・チャベス戦がケル・ブルックの肋骨の負傷で流れる。そして3度目の防衛戦は、IBFウェルター級1位で指名挑戦者のケビン・ビジェールを2RでTKOで葬る 『観戦記1119』 ブルックのトレーナーは、あの‘悪魔王子‘ナジーム・ハメドを育てたブレンダン・イングルの息子ドミニク・イングル。リング・サイドには太ったハメドの姿も!
両者とも無敗同士の戦いだが2階級(ウェルター級66.67kg、ミドル級72.57kg)を飛び越えての戦いはどうなのか?身長でゴロフキン179cmのブルック175cm、リーチはゴロフキン178cmのブルック175cmだが、体の厚みがやはりゴロフキンの方が断然厚い。WBAはブルックのミドル級での実績が無いとして王座戦を承認せず、ゴロフキンの3団体の王座のうちWBCとIBFだけが賭けられた1戦!
ウィルフレド ・ゴメス(プエルトリコ)が樹立した17連続KO防衛の世界記録に並ぶゴロフキンは、「イギリスのファンの前でブルックのような優れた選手と戦うことができて光栄」と控えめなコメントを発している。
ゴロフキンが連続KO防衛を17に伸ばすのか、それともブルックが体重の壁を突き破って番狂わせを起こすのか。身長でゴロフキン179cmのブルック175cm、リーチはゴロフキン178cmのブルック175cmだが、体の厚みがやはりゴロフキンの方が断然厚い。ゴロフキンがウィルフレド・ゴメスの17連続KO防衛に並べられるか!?ゴロフキンが大観衆の敵地イギリスに乗り込む!
2016年9月10日 WBC&IBFミドル級王座戦 ゲンナディ・ゴロフキンvsケル・ブルック
ゲンナディ・ゴロフキン 35勝32KO無敗 WBC5度目 IBF2度目
ケル・ブルック 36勝25KO無敗 IBFウェルター級王者
1R、ゴロフキンがいきなり襲いかかる!しかしブルックは左をかわして右!
しかし、ゴロフキンはガンガン前にでて右!
追い込むゴロフキン!左ボディーを効かせて~左フック!
攻めるゴロフキン!しかし、ブルックも反撃に出る!右!右!ゴロフキン少し効いたか!?
2R、ゴロフキンが左フックと右ストレートで、ブルックを追い詰める!
ブルックも必死に廻りながら返すが、ゴロフキンの詰めが厳しい!
ブルックは下がりながらも、左アッパー~右ストレート!
3R、ゴロフキンが仕掛ける!いきなり詰めていき
押し倒すされるようにブルックは崩れるが判定はスリップ。
ゴロフキンは容赦なく詰めていく!ブルック下がる
ブルックは右目を負傷か!?しきりに気にする
ゴロフキンは容赦ない!左フック!ブルックは右!必死に返す
ブルック攻める!アッパー!右!
しかし、ゴロフキンのプレッシャーが凄い!あっという間にコーナーに追い込みボディー強烈!
さらに右!ブルック廻るもコーナーに追いつめられる
それでもブルックは右アッパー!右フック!
4R、ブルックは、まだまだ自分から打っていく!
ゴロフキンは淡々と詰めていき確実にダメージを与える。ブルックは右目もかなり腫れてくる
しかしゴロフキンのの大きい左フックをかわして右!連打!
それでもゴロフキンのプレッシャーは弱まらない!ガンガン詰めて打ち込んでいく!
ブルックも、左フックカウンターを合わせる!
5R、いきなりゴロフキンが追い廻す!ロープに詰めてボディー!右!
ブルックは必死に廻るがゴロフキンは追い込む!右!
ブルックも打ち返しながらクリンチ
しかしゴロフキンは自信満々に極めにかかる!レフリー止めるか!?
セコンドがタオルを振るがレフリーは気づかない!
ゴロフキンが襲い掛かる!ブルックは倒れないが危ない!
セコンドがレフリーの前にタオルを投げる!
見事にゴロフキンがTKOでWBC王座は5度目、IBF王座は2度目の防衛に成功!そうなんです・・・WBAスーパー王座はブルックがミドル級での実績がないと王座戦の承認をせず。そしてWBAミドル級正規王者のダニエル・ジェイコブスと統一戦を指令する!なんともまともそうに聞こえるが、スーパー王者のゴロフキン、レギュラー王者のジェイコブス、暫定王者のアルフォンソ・ブランコがいるほうが問題なんで・・・
これで最初のWBA暫定王座から17連続KO防衛で、34年振りに3階級制覇王者のウィルフレド・ゴメスの記録に並ぶ。それだけに、最初からのWBA王座も賭かってほしかった。
そしてゴロフキンには是非、2015年12月にWBOミドル級王座を逆転男
アンディー・リーから王座を奪った『観戦記1182』ビリー・ジョー・サンダースと統一戦をして4団体をまとめてほしい
★ブルックは眼下底骨折で手術だそうです 格闘技blogランキングをクリック⇒格闘技 ブログランキングへにほんブログ村