《本日のＴＶ観賞》
昨年と同じ日に同じカードだが、今回は日本ヘビー級王座が賭かる。元ＷＢＡスーパーウェルター級暫定王者の石田順裕選手が、昨年４月３０日に 『自分のボクシング人生最後に誰も考えないアホみたいなことをしてみたい』とミドル級から４階級上げて！王座戦は認められなかったが、日本ヘビー級王者の京太郎選手と戦い判定負け 『観戦記７７９』
その後、２０１４年９月にＵＢＯクルーザー級王者のダビド・ラデフに判定勝ち。２０１４年１２月に日本ヘビー級２位の竹原虎辰選手に４Ｒ終了時棄権によるＴＫＯ勝ち。
そして昨年は 『最後はバテて体が動かなかった』 対策として、クロスフィットトレーニングとダッシュ系の走りこみで８月で４０才になる体を鍛えてきた。前日計量では、昨年と違い『無理やり太らせたない。昨年とは中身は違う』 と、昨年はヘビー級の下限を切らない為に大量の水を飲んだが、今回はヘビー級下限の９０.７Ｋｇより２．５Ｋｇ上の９３.２Ｋｇ
王者の京太郎選手は、『日本人との対戦の意味が分からなくて…。モチベーションは正直上がらなかった』 日本よりも上を見ていて王座防衛後は日本王座は返上予定。そして２０１２年１２月に決定戦で敗北した東洋太平洋王座を狙いたい！と話す。
１８３ｃｍ１０１．４ｋｇの京太郎選手に対して、１８８ｃｍ９３．２ｋｇの石田選手。あのゲンナディー・ゴロフキンと果敢に打ちあった 『観戦記４４１』 元世界王者のテクニックを魅せれるか！
２０１５年４月３０日 日本ヘビー級王座戦 藤本京太郎ｖｓ石田順裕
藤本京太郎 １１勝６ＫＯ１敗 ３度目防衛戦
石田順裕 ２７勝１１ＫＯ１０敗２分 日本ヘビー級１位
１Ｒ、石田選手が速いジャブ！京太郎選手は廻る。石田選手のワン・ツー！
京太郎選手はショートを返す
２Ｒ、石田選手が綺麗なジャブ。さらに右クロス！
京太郎選手はボディー連打を返す
３Ｒ、石田選手のワン・ツーが冴える！京太郎選手は、左フックをヒットさせる
４Ｒ、京太郎選手が、速い出入りから上下に打つ！
５Ｒ、京太郎の動きが増す！自分から打って出る
公開採点 ４８－４８ ４７－４８ ４７－４８ 石田選手がリード
６Ｒ、京太郎選手が手数多く攻める！石田選手のスタミナはどうか？ 
７Ｒ、至近距離での打ち合いになる！京太郎選手のショート効いたか！？
８Ｒ、京太郎選手が手数で優勢
９Ｒ、京太郎選手が細かくボディー～ワン・ツー
１０Ｒ、京太郎選手がコツコツ当てるも、石田選手が気迫で押し返す！
判定は、９５－９６ ９６－９４ ９６－９５ ２－１で京太郎選手の勝利！私の素人判定も９６－９４で京太郎選手でした。やはり前回同様に後半は無理な増量の影響か？後半は石田選手の動きが落ちてしまいました。今年８月には４０才になる石田選手は、さすがに今度こそ引退なのかな・・・あのジェームス・カークランド戦など記憶に残るボクサーでした。
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