観戦記８６５　ついに実現！ＷＢＡ＆ＷＢＣ＆ＷＢＯウェルター級王座統一戦　フロイド・メイウェザー

《本日のＴＶ観賞》

観るまでは、本当に実現するのか不思議な気持ちでした。『今さら！？』って気持ちは最初はありましたが、まぁ～ゴング前にこれほどドキドキした戦いは初めてでした。

１９７２年生まれの私にとって、モハメド・アリのキンシャサの奇跡は２才。シュガー・レイ・レナードが復帰してハグラーを倒したのが１５才。色々な情報やエキサイト・マッチが観れるようになり、世界規模でのビックマッチが観れボクシングの素晴らしさが分かってきた。そして、その中のヒーローはマルコ・アントニオ・バレラ、エリック・モラレス、ファン・マヌエル・マルケス、オスカー・デラ・ホーヤだった。の歴戦の強者逹を、スリリングな試合でバッタバッタと倒していくフィリピン人のパッキャオ。ファン・マヌエル・マルケスⅢ 『観戦記２４』オスカーデラ・ホーヤ『観戦記６７』リッキー・ハットン『観戦記９１』デビッド・ディアス『観戦記１０７』エリック・モラレスⅢ 『観戦記１１７』マルコ・アントニオ・バレラ『観戦記１２３』

ホルヘ・ソリス『観戦記１３７』オスカー・ラリオス『観戦記１４３』寺尾新『観戦記１４９』チャッチャイ・ダッジボーイ『観戦記１６１』ホルヘ・エリセール・フリオ『観戦記２００』ティモシー・ブラッドリー『観戦記２０２』ファン・マヌエル・マルケスⅣ『観戦記２０２』『観戦記３４２』ファン・マヌエル・マルケスⅡ『観戦記４５０』ミゲール・コット『観戦記４６７』アントニオ・マルガリート『観戦記４８２』ブランドン・リオス『観戦記６３６』ティモシー・ブラッドリーⅡ『観戦記７５５』

フィリピンには色々な縁もあって何度も行きましたし、特別な感情も入りパッキャオが現れなかったら今ほどボクシングを好きにならなかっただろう。ボクシングで史上初めて無敗で５階級を制覇したＷＢＣ＆ＷＢＡウェルター級王者フロイド・メイウェザーと、６階級制覇のＷＢＯウェルター級王者マニー・パッキャオが闘う正真正銘の『世紀のメガマッチ』両者のファイトマネーの保証だけで２５０億円以上とか…チケットが４０００万で取引されたとか…

まさに、この試合をリアルタイムで出会えて良かったと・・・始まる前から泣きそうだ。メガマッチフィーバー！ここに極まれりだ。

両者とも１９９８年に初の世界王座を獲得。１０月にメイウェザーがヘナロ・エルナンデスからＷＢＣスーパーフェザー級王座を奪取、１２月にパッキャオがＷＢＣフライ級王座をチャッチャイ・ダッチボーイジムから奪取。この時の両者の階級体重差は約８kg。アメリカのオリンピック銅メダリストとフィリピンの家出少年・・・まさか１７年後に、こんなメガファイトをする事を想像した人はいなかっただろう。２００１年１１月１０日、ＷＢＣスーパーフェザー級　メイウェザーvsヘスス・チャベス８度目の防衛戦の前座に、ＩＢＦスーパーバンタム級王者のマニー・パッキャオvsＷＢＯスーパーバンタム王者のアガピト・サンチェスがあったのが最初の接点。パッキャオは、その後どんどん階級を上げて２００９年にミゲール・コットを破り！ＷＢＯウェルター級王座を獲得して、メイウェザーと同じ階級で王者になる。しかしドーピング検査方式や、プロモーター、ファイトマネーの分配などで対決が浮上しては消え対決は夢になったと思っていた。

が！今年に入り、バスケ会場で向き合っったニュースが伝わったと思ったら・・・まさかの５月２日に決定！パッキャオは直ぐにフレディ・ローチとキャンプを張り、メイウェザーはパッキャオのスピードとサウスポー対策で、スパーリングパートナーにザブ・ジュダーを呼んだらしい。

ラスベガスの空港は、世界中のＶＩＰが集まりプライベートジェットだらけで空港が閉鎖。メイウェザーの絶対的有利だと誰もが思っていても、心情的にはパッキャオ！プレスインタビューでも　『路上生活だった家出少年がこんな舞台に立てる。世界中の少年に夢を与えたい』