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経営のヒントを日々の経済・経営事象から考えるブログ

埼玉県川口市で経営コンサルティング・人材育成を行っています。
専門領域はサービスマネジメントです。サービスマネジメントとは、「マーケティングマネジメント」「オペレーションマネジメント」「ヒューマンリソースマネジメント」を顧客にフィットさせることです。

こんにちは。



ユニクロさんがNYの5番街に最大規模の店舗をオープン(現地時間14日)するそうです。



ブランドショップが立ち並ぶ世界有数のショッピング地でどのような成果が上げられるのか楽しみです。



昨日のTVニュースなどでは、現地スタッフがティッシュ配りをしたり、朝礼のシーンなどが見られました。



日本のやり方を徹底しているのですね。



これだけを見ると日本のサービスを輸出しているようにも見えてきます。



一方、ビジネスの成果としての数値はどうなるのでしょうか。



何でも家賃月額1億円(1400坪:坪単価71428円)との噂です。



ものすごい負担でしょう。勝手に損益分岐点分析してみました。



家賃に、人件費だの何だので固定費が月額5千万円かかるとすると、合計1.5億円の固定費がかかる計算になります。



粗利が50%とすると損益分岐点は3億円。



3億円を客単価5000円とすると6万人の客数が必要となります。



6万人を30日で割ると1日当たり2000人が来店する計算になります。



1日当たり2000人の来店?



かなり頑張らね化ければならない数字のようにも見えます。



でも、プレオープンでの地元の消費者の感想はおおむね良いようです。



洋服だけでなく、サービスも輸出する。



ユニクロさんの健闘を祈ります。



それでは。




こんにちは。



先日、東京都の宿泊施設のバリアフリー化のセミナーに行ってきました。



このセミナーは、2013年に国体を行うために、あるいは観光客の利便性を図るためのバリアフリー化を進めるためのセミナーでした。



都内の宿泊施設事業者がバリアフリー化を進める時に、一部を助成していただけるという素晴らしい制度です。



助成制度の詳細情報はこちら です。



このセミナーで私のビジネスパートナーがバリアフリーについて講演しました。



私も、若干のお手伝いで、障害者やシルバー層の市場規模について、ご説明させていただきました。



みなさんはご存じだと思いますが、シルバー層(65歳以上)は日本の人口の20%になったおり、2050年には40%になります。



今の人口約13000万人の20%は2600万人、2050年には3600万人(人口9000万人)になる計算です。



これだけ、今後市場が大きくなるにも関わらず、今回のセミナーではあまり反応(助成金を受けてバリアフリー化する)がないように思えました。



何でも平成14年からこの制度をはじめて、まだ40件弱の助成実績だそうです。



「バリアフリー施設で快適にホテルライフを過ごせます」、というPRは今後差別化にもなると思うのですが。



もし、都内で宿泊施設(ホテル・旅館)にお知り合いの方がいらっしゃればこの制度をお教えしていただけると幸いです(申請は11月11日まで)。



ちなみに、弊社ではバリアフリー化のコンサルティングも行っていますので、ご入用があればお知らせください。



また、経産省や厚労省の助成金でご利用可能なモノがありましたらこのブログでお知らせしていきたいと思っています。



それでは。



こんにちは。


先日、ソーシャルメディア(以下、SM)についての勉強会に参加しました。



といっても、FBなどを作ったりということではなく、マーケティングにおけるSMの位置づけなどを勉強したのです。



実際の上場企業でのSMの実例を教えていただいたりしたのですが、なかなか、みなさん現時点での効果やメリットまでは確認できていないのが実際という事でした。



一般的に、これまでは企業はTVなどの広告媒体を使ってブランディングや個別商品の宣伝を行うのが通常でした。



つまり、一方的に情報を流し売上を上げていく手法です。



それにたいして、SMは顧客と価値を共同で創造していくという難しい手法をとります。



そのため、大企業といえどもいまは試行錯誤で悪戦苦闘しているとの事です。



SMのいいところは、細分化された市場の消費者にダイレクトに意見を聞いたりできるところです。



しかし、細分化された市場の規模はというと、思った以上に小さいと思われます。



ですので、費用対効果を考えると、大きく展開することはできないのでしょう。



ここで、ニッチを得意とする中小企業の登場です。



SMを通して顧客と価値を協創できると、限られた市場でNO1になることもできます。



ただ、注意しなければならないのは、SM上とはいえ、そこは消費者相手の市場というところです。



マナーや接客はリアルな世界と同じだという事を念頭に置きましょう。



上部のセミナーでは、このように企業のマーケティング活動をお教えし、そのうえでソーシャルメディアの活用を伝えていきます。



ご興味のある方はご参加のほどよろしくお願いします。



それでは。